法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法紙芝居、はじめました

2013年7月1日



今泉義竜さん(弁護士)

<憲法紙芝居作りました>
 東京法律事務所では、漫画家のふじいまさこさんにご協力いただき、憲法紙芝居を作成しました。
 この紙芝居は@立憲主義A96条B国民主権・平和主義・基本的人権の尊重の内容と、それら全てについて根本から覆す自民党改憲案の危険性を17枚の絵で表現したものです。この紙芝居は、当事務所のホームページのニューストピックスから見ることができます。


<作成の経緯>
 当事務所では様々な委員会を作って内部の運営を行っていますが、その中に憲法課題について話し合う憲法委員会があります。昨年の衆議院選挙での自民党圧勝、安倍首相の改憲発言に危機感を持った憲法委員会では、自民党改憲案の危険性を広く伝える必要があると考えました。その議論の中で、憲法について何の関心もない方にも分かりやすく入っていきやすいツールとして紙芝居を作ろうということになったわけです。


<紙芝居の活用法>

 現在、憲法紙芝居は、草の根の憲法学習会やいろいろな集会で弁護士が発言する際のツールとして利用しています。ホームページなどを見た労働組合や市民団体、保育園の父母の会など各方面からもお問い合わせいただき、データを提供しています。紙芝居のデータは、チラシを作成する際の挿絵としても活用していただくことができます。
 また、紙芝居の上映例を、ユーチューブにアップしていますので、こちらもご参照ください。

 なお、私も含め当事務所の若手弁護士が加入している「明日の自由を守る若手弁護士の会」も、立憲主義を分かりやすく伝えることに絞った紙芝居と自民党改憲案の危険性を伝える分かりやすいリーフレットを作成・販売しています。
 当事務所の紙芝居と合わせてご活用下さい。

<講師派遣します>
 当事務所では、各方面に憲法の学習会の講師として弁護士を派遣しています。少人数の集まりでも構いませんので、ぜひお気軽に講師派遣要請を当事務所までお寄せください。

<お問い合わせ>
 紙芝居データ及び講師派遣をご希望の方は、お電話(0333550611)か当事務所ホームページのお問い合わせフォームからご連絡下さい。
 なお、データをご利用される方には、東京法律事務所9条の会への任意額のカンパをお願いしています。

<おわりに>
 改憲をぶち上げた安倍政権ですが、まずは96条を変えて改正要件を緩和するという卑怯なやり方に対し、9条改憲派も含め立場を超えた反対の声が広がるというおもしろい情勢となっています。この世論の動きに反応し、安倍政権は改憲についてトーンダウンしたかに見えます。しかし、「アベノミクス」の目くらましで7月の参院選でも勝利を収めれば、安倍政権は改憲を実現するためにより一層活発に動き出すでしょう。

 原発再稼働・輸出、TPP参加、生活保護抑制、米軍基地の沖縄への押しつけ。今進められている政治の多くは、現行憲法が保障する「個人の尊重」を損なうものであり、心穏やかに生きる権利「平和的生存権」を脅かすものです。
 憲法改正によって現状を追認し歴史を後退させる道か、それとも憲法の理想を追求し続け未来へとつなぐ道か。日本の進路が問われています。目先の株価動向に目を奪われている場合ではなく、私たち大人は未来への責任を果たさなければならないと思います。

◆今泉義竜(いまいずみ よしたつ)さんのプロフィール

静岡県浜松市出身。2008年弁護士登録。東京法律事務所所属。労働者側の労働事件を中心に、交通事故、借地借家、離婚・相続、証券取引被害などに取り組む。B型肝炎訴訟、IBM退職強要・解雇事件、ブルームバーグPIP解雇事件、首都圏青年ユニオン弁護団、全大教弁護団などの弁護団に参加。


*法学館憲法研究所事務局から
 当研究所は自民党などによる改憲の動きに対してDVD「STOP戦争への道」の製作にあたり、普及をすすめています。上記のお取り組みの内容・思いにも通じるものだと思われますので、ご案内します。


 
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