法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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今週の一言

 

「日本を戦争する国にさせない」ために

2013年7月22日



米村直三さん(美術家平和会議事務局長)

 美術家平和会議が主催する「平和美術展」は、1952年朝鮮戦争のさなか、戦争に反対し、平和を愛する美術家たちによって開始されました。以来、思想・信条・流派の違いを超えて集まった平和美術展の伝統は受け継がれ、今年第61回展を迎えます。
 昨年の総選挙の結果、憲法を改悪しようとする勢力が多数を占め、改憲論がマスコミも含めて声高に叫ばれてきています。しかも第9条の改悪が目立たないよう国民の目からそらすため、96条を改悪して憲法を他の法律と同列視し、国会の発議は各議院の議員の過半数でできるなど、他国でも例をみない憲法軽視のものを画策しています。
 さらに、一昨年東日本を襲った巨大な地震と津波は未曾有の大災害を引き起こし、多くの人々の命や財産・職場を奪いました。重ねて起こった原発事故は目に見えない恐怖と新たな災害を生み出しています。ふるさとから引き離され、生活の基盤を失った現地の人々の苦しみは言うに及ばず、国民全体に恐怖と不安の大きな影を落とし続けています。原発事故の収束や、災害復興の見通しが示されていないにもかかわらず、全国の原発の再稼働への動きが政府や電力会社を中心に強められています。
 また、基地返還の沖縄の願いは顧みられず、住民の生活や安全よりも安保が重視され、いつまでも犠牲を県民に押し付けています。

昨年の会場風景(ギャラリートーク)


 今日のように、人々が安全で平穏に日常生活を営み、生きがいを持って生涯を送る権利が踏みにじられたことは終戦以降有りません。
 今の情勢の中では、あらゆる分野において、あらゆる方法で憲法や平和を守る取り組みが求められています。


 

昨年の会場う風景


 私たち美術家平和会議は、「平和の壁に花一輪を」「すべてのいのちを大切に」「日本を戦争する国にさせない」を合言葉をもとに結集し、一人ひとりの思いを作品にこめ、「第61回平和美術展」を8月12日から20日まで(19日は休館)東京都美術館で開催いたします。まさに今の情勢の中ではとても重要な意義を持ったものになっています。ぜひご来場ください。

◆米村直三(よねむら なおぞう)さんのプロフィール

画家、美術家平和会議会員・事務局長、日本美術会会員


* 法学館憲法研究所事務局から
当研究所は自民党などによる改憲の動きに対してDVD「STOP戦争への道」の製作にあたり、普及をすすめています。平和美術展のご活動にも通じるものだと思われますので、ご案内します。



 
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