法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
憲法をめぐる動向
イベント情報
憲法関連裁判情報
シネマ・DE・憲法
憲法関連書籍・論文
今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

今週の一言

 

憲法を楽しみ続けて30年 〜 第30回憲法フェスティバル

2016年4月11日



中瀬典彦さん(憲法フェスティバル実行委員)


PDF

1 いよいよ30回目です!
 私が初めて憲フェスの実行委員になったのは第25回のときです。本番の準備を進めていた3月11日に東日本大震災がおきました。5年が経った今、大被害を受けた被災者のみなさんは、今も自由で穏やかな生活を取り戻そうと頑張りつづけています。東日本大震災からの復興や福島第一原発事故の収束はどこまでどのように進んでいるのか、どのような状況なのか、だんだん見えづらくなってきたような気がします。
 景気は良くなってきたでしょうか。お金がなくて「学校にいけない」だでけはなく「ご飯を食べることさえ難しい」子どももいます。働きたくても働けない人、自殺する人、基地に生活が脅かされている人、今でも戦争の傷跡に苦悩する人々がいるのです。
 そんな私たち一人ひとりの権利を保障し、盾となって私たちを守ってくれるのが憲法です。その憲法も非常に危ない状況になってきています。
 こんな時代だからこそ、憲法に触れて、知る・学ぶ機会が大事だと思います。今まで憲法に触れたことのない人が、自然と憲法を考えることができる場をつくりたいと思って、私たちは年に1回の憲法フェスティバルを開催しています。

2 憲フェスとは?
 憲法フェスティバル。私たちは「憲フェス」と呼んだりしています。「憲法のすそ野を広げよう」と東京の弁護士が中心になって始まったイベントで、毎年5月に開催され、今年でいよいよ30回目を迎えます。
 これまで出演して頂いた出演者は、井筒和幸さん、永六輔さん、加藤剛さん、姜尚中さん、ジェームス三木さん、鳥越俊太郎さん、ピーター・フランクルさん、松元ヒロさん等々マスコミでもお馴染みの皆さんです。
 実行委員会は、サラリーマン、主婦、自営業者、弁護士など、いろいろな人が集っています。月に一度か二度の実行委員会に10〜15名が集まって侃々諤々の議論をしています。特定の政党や政治団体とのつながりもなく、運営資金はチケット収入とカンパのみ。呑み会は割り勘です。いつもピーピーしていますが、武士は食わねど高楊枝でガンバっています。

3 今年のテーマは「主権者は私たち」
 集団的自衛権の行使容認の閣議決定がなされ、安全保障法制が成立してしまい、平和主義だけではなく立憲主義という憲法の基本原則までないがしろになされてしまっているという現実があります。
 今年は、私たち一人ひとりが主権者であることの意義をもう一度考えてみたいと思います。6月に選挙権年齢が18歳に引き下げられます。夏の参議院選挙では(おそらく)18歳・19歳の人たちも投票することになるでしょう。参加者みんなで、憲法をもう一度見直し、どのように進んでいけば良いのかを考えることができればと思っています。

4 出演者と企画の概要
 今年も豪華な出演者を招聘することができました!
 まずは、「報道ステーション」(テレビ朝日)でおなじみの気鋭の憲法学者・木村草太さんの講演です。「憲法の急所」(羽鳥書店)は全法科大学院生必読の書と呼ばれ、「木村草太の憲法の新手」(沖縄タイムス)などでも切れ味鋭い論評・解説を読むことができます。
 そして、ジャーナリスト・志葉玲さんの講演。イラクやインドネシア、パレスチナなどの国外取材活動や、福島第一原発事故以降は国内での原発関係の取材も多く、最近では『国会前』での写真などをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
 今年は特別企画として「学生によるトークセッション」もやります。学生と木村草太さん・志葉玲さんでどのような話が展開するか楽しみです。
 最後は、クミコさんの歌とトークで和んでいただけたらと思います。
 今年の憲法フェスティバルは、5月28日(土)に銀座ブロッサム(中央会館)で開催します。

日時:5月28日(土) 開場 12:00 開演 13:00 終演 17:30(予定)
会場:銀座ブロッサム(中央会館)東京・中央区
内容:講演「憲法と2015年安保法制」 木村草太 (憲法学者)、講演「戦争の実態」 志葉玲 (ジャーナリスト)
<特別企画>学生によるトークセッション「18歳選挙権と参院選 そしてぼくたちのくらし」
歌とトーク クミコ (歌手)

現在はFacebookで情報を発信しています。よろしければご覧ください。
https://www.facebook.com/KenpouFestival/

5 極秘内部事情など
 実行委員会の秘密の内部事情をばらしてしまいましょう。
 慢性的な財政難にもかかわらず、人が集まってくる。というか、財政難だから人が集まらなければ困ってしまいますが…。
 元気な人たちがたくさんです。様々な職業の人たちで、自分の信じるものを話しあうから議論が紛糾する。(笑)たまに実行委員長が油を注ぎます。この状況を見ていて可哀想だと思うのが会議の司会をつとめる事務局長。毎回ご苦労様です。
 この独特の盛り上がりに、新人である私は、戸惑いながらも刺激を受けて、なんとかついていこうとしています。

6 チケット好評発売中です!
 チケットは、前売1,800円(当日2,300円)です。大学生・障害者・付添人の方は前売・当日とも1,000円、高校生以下は無料です。チケットぴあ・ローソンチケットで購入いただけます。実行委員会への郵便振替・銀行振込でも購入可能です。憲フェスWebページからチラシをダウンロード(PDF)していただき、2ページ目を印刷していただくと申し込み用紙として使えます(実行委員会から直接ご購入いただくと、手数料を引かれないので万年財政難な実行委員会としてはありがたいです)。
 それでは、風薫る5月の土曜日に、銀座ブロッサムでお会いしましょう。

◆中瀬典彦(なかせ のりひこ)さんのプロフィール

数年前、実行委員長から憲法フェスティバルWebページ制作や事務局のパソコン設定のお手伝いをするよう頼まれ、ふと気付くと実行委員の一人になってしまっていたフリーランサー。
なんとか幅広い世代に憲フェスを知ってもらおうと模索中。




 
[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]