<福祉・保育関係者の皆様へのメッセージ>

-誰もが個人として尊重される社会へ-

伊藤真(伊藤塾塾長・法学館憲法研究所所長)

日本国憲法の一番の価値は「個人の尊重」です。この世に生まれてこなければよかった子どもなど唯の一人もいません。どの子もかけがいのない命です。それは、障害を持っている人にも、年をとっている人にも、誰にもあてはまります。誰もが個人として尊重されるのです(日本国憲法13条)。ですから、誰もが文化的な最低限度の生活が保障され、そして幸せを追求し、そして平和のうちに生きる権利が保障されるのです。この人々の人権を守るために、国会議員や公務員が守らなければならないものとして憲法があるのです。 いま憲法を、人権を制限するものに変えようと多くの国会議員が言っています。国会議員にそんな権限はないのです。憲法の存在意義を語り広げることによって、私たちの人権を守っていきましょう。
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