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「立憲主義という考え方」を深く学ぶ
  − 2013年憲法フォーラムで浦部顧問・伊藤所長と語り合う

2013年10月28日


 2013年10月21日、法学館憲法研究所は第1回「2013年憲法フォーラム」が開催し、「立憲主義という考え方」をテーマに参加者と浦部法穂顧問(=神戸大学名誉教授)、伊藤真所長が議論しました。
 フォーラムでは冒頭、浦部顧問が立憲主義とは何かについて基本に立ち返った説明・問題提起をしました。それは概略、立憲主義は「統治権に対する法的制限」ということだが、それはConstitutionalismの訳語であり、つまりそれは「Constitutionの考え方」ということになる、Constitutionはcon<一緒に>+stitute<組み立てる>=みんなで一緒に組み立てた、という意味である、したがって、みんなで一緒に組み立てられた国家の権力行使を委ねられた者は当然にConstitution(憲法)を遵守する義務を負う、したがって近代以降の統治権力はこの考え方のもとにのみ正当性をもつ、ということでした。浦部顧問のお話しは今回も、専門的かつ本質的な内容を市民にわかりやすく説くものでした。
 フォーラムに際しては参加者から、事前に多くの、そして日々の生活との関連での質問・問題提起などが寄せられました。浦部顧問の冒頭の話に続いて、伊藤所長がその質問・問題提起への回答・コメントを述べました。その後、参加者からさらに質問・問題提起があり、伊藤所長・浦部顧問が回答・コメントし、参加者と充実した議論が行われました。
 立憲主義という言葉を国会議員なども語るようになってきていますが、その本当の意味するところ国民・有権者が学び広げ、憲法「改正」などの国会の動きを監視していく重要性を多くの参加者が感じるフォーラムとなりました。


 フォーラム第1回参加者からは次のような感想が寄せられました。

「立憲主義ということばの歴史的な成り立ちから知ることで、憲法や立憲主義の本質的な理解が深まったと思います」
「浦部先生の解説が大変分かりやすく、立憲主義の考え方がすんなりと頭に入りました」
「現行憲法の根底に流れる基本的考え方を改めて認識することができた」
「大変内容の濃いフォーラムでした。…丁寧に参加者の声を拾ってくださり、感謝いたします」
「浦部先生のconstitutionの話は、改めて知識を含めて力をつけていきたいと思いました。…伊藤先生の話は、初めてお聞きしました。理想かもしれないけれどもと言いつつ、原理原則に従って発言するセンスがよくわかりました。いまの時勢の下、無力感ばかり感じていますが、知識を得て、あきらめないで頑張ろうと思いました。…一市民に上質の勉強の場を安価に提供していただけることに感謝しています。自分の生活の場で確信をもって語っていける力を持ちたいと思います」
「伊藤先生。あいかわらずのパワフルなお話ありがとうございます。元気になります」

 フォーラム第2回では「憲法感覚の培い方」をテーマに、参加者と水島朝穂・早大教授(法学館憲法研究所客員研究員)と伊藤真所長が議論します。
 
(法学館憲法研究所事務局)



 

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