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自衛隊海外派遣の実際と意味を考える − 公開研究会「集団的自衛権の違憲性」を開催(2015/1/31)

2015年2月9日

 2015年1月31日、法学館憲法研究所は公開研究会「集団的自衛権の違憲性」を開催しました。過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件が発生している緊迫した状況の中で、国際社会の中で日本のあり方と集団的自衛権というものを考える有意義な機会になりました。
 公開研究会では伊藤真・法学館憲法研究所所長の挨拶の後、名古屋での自衛隊イラク派遣違憲訴訟の弁護団事務局長をつとめた川口創弁護士が、そのたたかいで自衛隊派遣の違憲判決をかちとった経験を交えながら、「安倍政権による『立憲主義の破壊』に抗う」と題して講演しました。川口弁護士は日本が自衛隊をイラクに派遣したことによって中東の人々が"日本は平和国家"というイメージを変えるようになってきていること、日本政府は人道支援という名目で自衛隊海外派遣をすすめているが、実際には戦争に深く関わっていること、などをリアルに示しながら、集団的自衛権を行使するということがどういうことなのか、その危うさに警鐘を鳴らしました。
 続いて浦部法穂・法学館憲法研究所顧問(=神戸大学名誉教授)がミニ講義をおこないました。浦部顧問は、自衛権というものが歴史的にどのように唱えられるようになったのかを辿りながら、それは日本国憲法の規定からは導くことができない事柄であると解説しました。
 公開研究会の参加者は、川口弁護士の講演で集団的自衛権を行使するということの危険性をリアルに認識し、そして浦部顧問のミニ講義で、それは日本国憲法の規定と理念とは相容れないものだということを理論的に深めることになりました。
 参加者からは次のような感想が寄せられました。
 (法学館憲法研究所事務局)

「川口先生の分かりやすい言葉と表現で、イラク戦争の背景からくる海外派兵の危険性が身近に感じられました。加害者の立場になることの認識が重要だと思います」
「久しぶりにスカッとするお話を伺うことができた」
「浦部先生のお話も、毎回ポイントがしぼられて、わかりやすく、よかったです」
「目からウロコでした。集団的自衛権をどのような全体的文脈の中で捉え、考えていけばよいのか、よくわかりました。」
「まだまだフル活動できるでしょ、といわれ、そうだなと思いました。フル活動していきましょう」
「今日本がたたされている状況に合った講演内容でとても考えさせられた。行動しなければならない時が来た思いがする」


これまで当サイトで発信してきた情報の中で「集団的自衛権」に関わる主なものはこちらです。



 

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