教員が集う 中高生のための映像教室 『憲法を観る』
 
 
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若い人たちに憲法を伝えたい
2011年4月25日
茶木智生さん(千葉・「高浜・九条の会」世話人・事務局)
 

―――「高浜・九条の会」は2010年12月に中高生向け映像教材「憲法を観る」の鑑賞会を開催されました。どのような経緯から企画なさったのでしょうか。
(茶木さん)
  「高浜・九条の会」は定期的に学習会や映画鑑賞会を開催しています。「憲法を観る」は中高生向けの教材なので大人が観てもどうだろうか、というためらい・心配もあったのですが、みんなで相談し、やってみることにしました。

―――鑑賞会の際には独自の資料をつくり、参加者に配布されたそうですね。
(茶木さん)
  憲法の9条や25条のことは多くの人が知っていますが、それ以外はあまりイメージできないのではないでしょうか。「憲法を観る」は5章にわたって、憲法の基本的な規定とその考え方をとりあげていますので、各章でとりあげているテーマとそれに関連する憲法の条文や前文の資料をつくり、観賞にあたって参考にしてもらいました。

―――鑑賞会にはどのような方々が集まり、参加者の皆さんからはどのような感想が出されたのでしょうか。
(茶木さん)
  「憲法を観る」はまさに中高生向けのものですが、参加者の皆さんのほとんどが、大人も学ぶことのできる内容だと素直に喜んでくれました。以前、映画「いのちの山河」を観た方は、「憲法を観る」でも岩手県沢内村(現西和賀町)が住民の命を守る行政を実践した姿が描かれていることを評価されました。
  参加者は子どもやお孫さんを持つ方々が多かったのですが、ぜひ自分の子どもや孫にも観せたいと仰る方もいました。
  「高浜・九条の会」でもぜひ若い人たちに憲法を伝えていきたいということを話し合いました。

―――若い人たちに憲法を伝えていくにはいろいろな工夫も必要ですよね。
(茶木さん)
  私は最近職場を定年退職しました。私たちの世代は60年安保闘争に参加するなど、日本国憲法の意義に共感する人が多いのですが、もう少し若い世代以降は、なんとなく平和で豊かな時代を過ごし、憲法の意義を素直に理解する雰囲気が薄れているように思います。最近の子どもたち、中高生たちとはなかなか憲法の話をしにくい状況にあります。
  そのような中で、中高生向けの憲法映像教材ができたことは重要なことだと思います。私たちの地域でも中高生たちと憲法について語り合う場をつくり、広げていければと思っています。

―――若い人たちに憲法を伝えるために、この間中学・高校などの教員の皆さんがいろいろな努力・工夫をなさっています。引き続き教員の皆さんに期待しつつ、私どものできることをしていきたいと思います。今後とも連携していければと思います。
  本日はありがとうございました。