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第5回 「通信の秘密」
2011年2月7日
 

 ある人に情報を伝えることも表現行為の一つであり、その自由は日本国憲法第21条によって保障されます。

 そして、その第2項の後段では「通信の秘密」が保障されています。国家といえども、友人などとの間でとりかわされる郵便物を勝手に読んだり、電話を「盗み聞き」するようなことは許されません。そして、郵便局や電話会社などによって郵便物や電話の内容などを他に漏らされないことになります。「通信の秘密」は国家による侵犯が許されないだけではなく、学校や会社による侵犯も許されません。

 日本国憲法第13条にもとづき、国民にはプライバシーの権利が保障されますが、「通信の秘密」の保障はプライバシー保護の一環でもあります。

第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 
【「通信の秘密」を理解するために有益なページ
「『表現の自由』はなぜ大事?」(伊藤真)   「日本国憲法 逐条解説 第21条」