教員が集う 中高生のための映像教室 『憲法を観る』
 
 
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第7回 「夫婦の同権、男女の平等」
2011年2月21日
 

 明治憲法時代は、基本的に男性が家の戸主となって家族を統率し、財産などの権利を持っていました。子が結婚する場合も戸主の同意が必要でした。この家制度の下では子や女性が個人として尊重されなかったことから、日本国憲法は第24条で夫婦の同権、男女の平等などを定めました。

 この日本国憲法の規定によって、こんにち個人の意思と相手との合意で結婚し、夫婦・家族の関係を築いていけることになりました。こんにち、この規定を根拠に、法律上の婚姻関係にある男女の子ではない子(非嫡出子)の相続分が少ないこと、女性が再婚できる時期が制限されていること、夫婦は同姓でなければならないこと、などの見直しを求める裁判も行われています。

第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

 
【「夫婦の同権、男女の平等」を理解するために有益なページ
「憲法は、一人ひとりが違った価値観のもと、
幸せになることを保障している」
(伊藤真)
  「日本国憲法 逐条解説 第24条」