教員が集う 中高生のための映像教室 『憲法を観る』
 
 
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第28回「平和的生存権」
2011年7月18日
 

 日本国憲法は前文に「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」と明記しています。平和的生存権と呼ばれます。
  日本国憲法は平和のことを単なる「政策としての平和」ではなく、「人権としての平和」の問題と位置づけているのです。
  平和的生存権については、最近裁判所がより具体的に解釈するようになっており、国民はこの規定を活用して、まさに平和に生きる権利を主張していくことができます。

<日本国憲法前文>
(略)
  日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
(以下略)

 
【「平和的生存権」を理解するために有益なページ
「貧困と戦争」(伊藤真)   「長沼から岡山へ――平和的生存権の発展」(水島朝穂)