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映画「シンドラーのリスト」

H・O
                              

 第二次世界大戦時、ナチス・ドイツはユダヤ人の虐殺(ホロコースト)を繰り返しました。ナチス党員でもあるドイツ人実業家オスカー・シンドラーは戦争を利用して事業を拡大していたのですが、ホロコーストの惨さを目にし、やがて多くのユダヤ人たちを救出することになりました。
 実話をもとにつくられた作品です。
 シンドラーがどのような心境でユダヤ人の救出することになったのか、その心内(こころうち)は実に微妙でした。圧倒的多数のドイツ国民はヒトラーに心酔し、ホロコーストに協力したり黙認していたのですから、無理もないことだったのでしょう。自分たちの民族の誇りを感じたいと思い、いつのまにか他の民族を蔑んでしまう傾向はこんにちを生きる者にも無縁ではありません。だからドイツでは、戦後、ナチスの誤りを決して繰り返さないという政治や教育が徹底されることになったのです。
 戦前の誤りを繰り返さないという点では、日本で戦後に制定された日本国憲法もその趣旨にもとづくものでした。そこには朝鮮人などアジアの人々を蔑んできた歴史への反省が込められています。
 シンドラーの所作を通して、こんにちを生きる者が歴史から何を学ぶのかを考えてみたいものです。それは日本国憲法の精神をあらためて考える機会になるでしょう。

【映画情報】
製作年:1993年
製作国:アメリカ
上映時間:195分
監督:スピルバーグ
出演:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、ほか

* 布施辰治という弁護士は韓国で日本人シンドラーと呼ばれます。戦前から在日朝鮮人の権利擁護に力を尽くしたからです。2004年には日本人として初めて韓国政府から建国勲章を受けています。法学館憲法研究所は4月29日(金・祝)に布施辰治の生涯を描いたドキュメンタリー映画の上映会を開催します。こちら

 

 
                              

 

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