法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画「ナチス、偽りの楽園」

H・O
                              

 第一次大戦後、ドイツでナチス・ヒトラーが大衆の支持を獲得し、政権の座につきました。ナチスは民族主義を煽り、ユダヤ人を迫害していきました。その時期にコメディ俳優、映画監督として人気を博していったクルト・ゲロンもユダヤ人であったがために捕えられてしまいます。ナチスのユダヤ人迫害に国際的な批判が高まる中で、ナチスはユダヤ人の収容所はむしろ楽園であると見せようとするプロパガンダ映画をつくることになり、ゲロンにその映画づくりをさせます。その実話が描かれた映画です。
 社会が閉塞状態に陥る時、排外主義的な主張やリーダーシップがありそうな政治家に人々の人気が集まりがちです。近代以降の市民社会は憲法に民主主義の考え方を謳いますが、それはしばしば「悪しきポピュリズム」や「数の暴力」を招くことになります。「悪しきポピュリズム」や「数の暴力」の波に少数者であるユダヤ人がのまれていった歴史はこんにちの日本社会においても教訓にされるべきことです。

【映画情報】
製作年:2003年
上映時間:93分
監督/脚本:マルコム・クラーク
共同監督:スチュアート・サンダーナレーター:イアン・ホルム

 *東京・新宿のケイズシネマで上映中。今後全国各地で上映されます。
 *公式サイト

<法学館憲法研究所事務局より>
 ドイツと日本はともに戦前の支配体制を反省し、戦後、ドイツはナチスを徹底的に否定し、日本は新憲法を制定しました。両国はいろいろな場面で比較されますが、当研究所は日本国憲法9条についてのドイツと日本の学生の発言集『憲法9条 新鮮感覚』を出版しました。また、ドイツの現役軍人パフさんの講演会を開催し、その講演録を「法学館憲法研究所報」創刊号に収載しています。ご案内します。

 

 
                              

 

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