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映画「千年の祈り」

H・O
                              

 引退生活を送る中国人シーは、離婚してアメリカで暮らす娘・イーランのことが心配でアメリカに飛び、12年ぶりに再会する。シーはイーランに語りかけるが、イーランはあまり口を開かない。シーはイーランが男と交際しているところを目撃し、イーランに問いただすが、イーランは逆にシーの過去を問いただす・・・。
 父と娘の心理が淡々と描写される作品ですが、そこには現代における国際情勢やイデオロギー状況も影響していることがわかります。
 マルクスなどの社会主義思想はやがてソ連や中国を生み、アメリカなどの資本主義陣営と対峙することになります。しかし、ソ連は崩壊し、中国も指導部内の確執が民衆を翻弄する事態を招来しました。シーの過去も中国国内の政治動向抜きに語れないものでした。一方、いまや民衆レベルでは東西陣営の枠を超えて交流が広がっています。イーランはすっかりアメリカでの生活スタイルに慣れ、そして新しい交際相手はロシア人でした。
 中国の経済成長がすすみ、世界中が今後の帰趨を注目する時代になりました。中国をめぐる問題状況を見すえながら、中国の人々のことを知り、交流を深めていきたいものです。それは、かつて中国などに侵攻したことへの反省から平和憲法を持つことになった日本人にとりわけ求められることだと思われます。

【映画情報】
製作年:2008年
上映時間:83分
監督:ウェイン・ワン
出演:フェイ・ユー、ヘンリー・オー、ほか

* 当研究所は7月9日(土)に日中関係の歴史を検証する公開研究会「日中関係の歴史と未来」を開催しますので、ご案内します。こちら

 

 
                              

 

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