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映画「黒い雨」

H・O
                              

 太平洋戦争末期、広島に原爆が投下され、約10万人が犠牲になりました。その被害は原爆投下時の爆風や熱線によるものだけではありませんでした。その後も放射能に蝕まれてしまった人びとは日々死に怯えるとともに、周囲の人びとと普通に付き合うことができなくなっていきました。この作品は、原爆投下後に降った、放射能を含む雨=黒い雨を浴びてしまった若い女性が、被爆しているという理由で縁談を断られるなど、被爆した人々が不幸な人生を余儀なくされてしまった様子を描いたものです。
 この映画は核兵器廃絶を声高に唱えるものではありませんが、当時の人々の日々の生活、被爆者のつらい思いなどが淡々と描かれ、被爆することによる肉体的精神的被害の深刻さがズシンと胸にせまるものになっています。日本国憲法がこうした戦争の悲惨さへの反省から生まれたということをあらためて考えさせてくれる映画です。
 福島原発事故による放射能漏れへの人びとの不安が高まっている折、核というものへの向き合い方も考えていきたいものです。

【映画情報】
製作年:1989年
上映時間:123分
監督:今村昌平
出演:田中好子、北村和夫、市原悦子、ほか

* この作品のDVDは販売・レンタルされています。
* 先日亡くなられた女優・田中好子さんがこの映画で被爆者役を演じたことから、いま東京で追悼上映会が開催されています。こちら

 

 
                              

 

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