法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」

H・O
                              

 日本軍のハワイ島の真珠湾への奇襲によって日本のアメリカとの戦争がはじまりました。その真珠湾攻撃を仕掛けた聯合艦隊総司令長官・山本五十六を描いた作品です。
 当時の日本は日独伊三国同盟の締結とアメリカとの開戦に向けてまっしぐらでしたが、実は山本五十六はその動きの危険性を唱え、アメリカとの開戦後も早期講和の必要性を訴えていたとのこと、その山本の思想と生き方が描かれています。
 映画は、山本の主張とは対照的に、当時の新聞社が戦争推進を煽った様子を描き、その責任を浮き彫りにしています。当時日本が戦争に突っ込んでいった責任の所在、その背景についてはいろいろな角度から論評されますが、この作品は新聞社の問題状況を明らかにしているところは評価されると思いました。一方で、それが軍部の責任を相対化してしまっているようにも感じました。そして、天皇の責任はふれられていません。
 当時の戦争については、軍部にも新聞社にも、政府の中にも、国民の中にも、様々な意見や動きがあり、それぞれの状況は単純化してとらえるべきではないでしょう。しかし、基本的な構図を正しく理解し、教訓化することは今後の社会を考えていく上で大切だと思われます。敗戦を経て日本が平和憲法を持つに至り、軍隊という組織を持たないことになった意義をあらためて考える機会にしたいと思いました。

【映画情報】
製作年:2011年
監督:成島出
出演:役所広司、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、ほか
上映時間:140分

 *全国各地の映画館で上映中。公式サイトはこちら

<法学館憲法研究所事務局より>
 法学館憲法研究所は、戦前から戦後にかけての戦争と平和をめぐる歴史の綴るドキュメンタリー映画「戦争をしない国 日本」の製作・普及に協力していますので、ご案内します。

 
                              

 

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