法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画「終の信託」

H・O
                              

 患者は延命治療を望まなかった。医師はその意向を尊重し、そして患者は死亡した。その医師の判断は適切だったのか・・・。
 このようなことがテーマの映画です。
 憲法は「個人の尊重」を中核的な価値としています。個人が尊重されるにはその生命は基本的な前提になるでしょう。したがって生命が大事にされるべきことは当然です。意識がない状態に至った人もなんとか救うべきとされ、本人が死を望んでいたとしても医師には生命を守る最善の努力が求められます。医師がそれを怠った場合、患者を殺したとして、殺人罪に問われることもあります。
 しかし、患者がもはや完治しないと悟って死を求め、もはや意識のない状態になった時に、医師が患者の望みを叶える行為はすべて責められることなのか、という疑問の声もあるでしょう。
 患者の「終」の「信託」を受けた医師の行為のあり方は厳密に検討され、裁判でも一定の判断が下されているわけですが、医療技術の進歩や人々の意識動向の変化などもふまえた更なる検討が必要だと思われます。深く考えさせられるテーマです。

【映画情報】
上映時間:144分。
監督:周防正行。
出演:草刈民代、役所広司、浅野忠信、ほか。
*2012年10月27日公開。現在全国各地の劇場で上映されている。
公式サイトはこちら



 
                              

 

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