法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画「ラ・マルセイエーズ」

H・O
                              


 1789年7月14日、フランスの農民たちがバスティーユ牢獄を襲撃し、フランス革命が始まりました。フランス革命を飛び火させまいと、隣のプロイセンの軍隊がフランス・パリをめざします。プロイセンに対抗するため、マルセイユなどフランス各地から義勇兵がパリに集結することになります。マルセイユからの義勇兵は遠い道のりを「ラ・マルセイエーズ」を歌いながらパリに向かいました。
 フランス革命が成就してその体制が確立するまでには多くの年月がかかりました。プロイセンをはじめとする隣国との緊張関係、革命を失敗させようとする王家や貴族たちの抵抗があり、革命側にも急進化しすぎていったという事情がありました。この映画は、そのような中でも農民たちが革命を成し遂げて自由を勝ち取ろうとする姿を描いています。
 「ラ・マルセイエーズ」はいまなおフランスの国歌です。その背景には、封建制を打倒し、自ら自由を勝ち取ったことを国民の誇りとして語り継ごうという意識が働いていると思われます。こうした経験や意識において、日本はフランスと大きく異なります。だから、日本もフランスと同じように自由主義国家となり、そのような憲法を持つに至っていますが、しかしその国歌は「君が代」になっています。憲法が謳う国民主権の考え方が本当に日本人のものとなるには、真の自由を勝ち取るたたかいが今後とも必要だといえるでしょう。

【映画情報】
製作年:1938年
製作国:フランス
上映時間:132分
監督:ジャン・ルノアール
出演:リーズ・ドラマール、ルイ・ジューヴェ、ピエール・ルノワール、ほか

<法学館憲法研究所事務局から>
 フランス革命などの市民革命によって近代社会が築き上げられ、各国で今日の憲法が制定されるようになりました。憲法が世界史の中でどのように生まれ発展してきたのかを綴る法学館憲法研究所双書『世界史の中の憲法』(浦部法穂著)が好評です。当研究所で取り扱っていますので、ご案内します。



 
                              

 

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