朝鮮半島はいまなお南北に分断され、緊張関係が続いています。韓国は常に北朝鮮のスパイの潜入を警戒しています。
この韓国映画は同国に潜入した北朝鮮のスパイであるリー・チョルジンが遭遇するいろいろな出来事や、それをめぐる韓国の人々の反応などを描いています。
話の展開の中で、南北の分断が半世紀を超え、もはや人々の緊張感が緩んでいる状況も出てきますが(コミカルに描くシーンも多い!)、やはり作品が意図するのは、基本的には北朝鮮に対する警戒を怠ってはならないというメッセージだと思いました。
【映画情報】
製作年:1999年
上映時間:105分
監督:チャン・ジン
出演:ユ・オソン、パク・イヌアン、パク・チニ、ほか
<法学館憲法研究所事務局から>
当研究所は5月27日(月)に、権赫泰先生講演会「日本の改憲問題と日韓関係」を開催します。韓国と日本、その関係の歴史を専門とする権赫泰先生に、今般の改憲問題を韓国の視点で分析・問題提起していただきます。多くの方々にご参加いただきたく、ご案内します。 |