法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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ドキュメンタリー映画「陸軍登戸研究所」

H・O
                              


 多くの人は戦闘や爆撃などで人が殺されるシーンによって戦争の悲惨さを痛感します。しかし、戦争には様々な様相があります。
 このドキュメンタリーでは、戦時中日本軍が実行した風船爆弾作戦に従事した人々の多くの証言が映し出されます。風船爆弾作戦は気球のような風船を偏西風でアメリカ西海岸に飛ばして攻撃する作戦です。実際に少しはアメリカまで飛んでいき、攻撃を加えることができたそうです。当時多くの女学生などが風船をつくる作業に従事させられました。アメリカから大型爆撃機で攻撃を受ける時期に風船爆弾作戦とはなんとも滑稽に思えますが、それが現実だったようです。
 こうした作戦は当時の日本軍の、いわゆる登戸研究所が立案していたとのことです。ここで戦争に勝利するためのいろいろな作戦が立案されました。ニセ札製造も行われました。経済を混乱させることによって中国への侵略を遂行しようということでした。その仕事に従事した人々の証言も生々しいものです。
 登戸研究所は諜報、防諜、毒ガス兵器開発、生体実験なども密かに担っていました。敗戦後その証拠の多くは秘匿されましたので、それを暴くこの作品には驚かされます。
 戦争の悲惨さ、愚かさ、そして平和憲法の重要性について新たな視点で確認させてくれるドキュメンタリーだと思います。

【映画情報】
製作年:2012年
上映時間:180分
監督:楠山忠之
 *東京・渋谷ユーロスペースで上映中。順次全国公開。
 *公式サイトはこちら

<法学館憲法研究所事務局から>
 日本がまた戦争への道を歩むことがないよう、当研究所が多くの人々とともに製作したDVD「STOP戦争への道」が全国各地の小集会や学習会で上映されています。まだご覧になっていない地域・職場でも是非ご覧いただきたく、ご案内します。

 
                              

 

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