法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法情報Now<シネマ・DE・憲法>

 

映画「社葬」

H・O
                              


 大手新聞社の社長が死去し、急遽社葬が執り行われることになりました。そして、社葬の場で新社長の発表を対外的に発表することになりました。その人事をめぐる役員会内の熾烈な抗争を描く映画です。
 私たち国民の社会の動きについての認識は新聞やテレビの報道に日々大きな影響を受けています。新聞記者など報道関係者の多くは国民に何をどう伝えるかを真剣に考え仕事をしているのでしょう。しかしその一方で、マスメディアには様々な暗部もあることでしょう。
 この映画での人事抗争は、大手新聞社の会長派と社長派がしのぎを削り、両方に恩義のある役員が多少の正義感、そして我が身かわいさからの立ち回りによってキャスティングボードを握ることになります。少なくない会社員は日常的に会社の実力者に庇護を求めたり、あるいは会社の派閥との関係に留意したりしながら、自分の会社内の地位や将来の安定をはかっています。憲法は、労働者は団結の力によって自らの身分や待遇を改善することを予定しています。会社役員と労働者の置かれた立場に違いはありますが、この映画を観て、会社という組織の中に生きる人間の振る舞い方を考えさせられました。

【映画情報】
製作年:1989年。
上映時間:129分。
監督:舛田利雄
出演:緒形拳、十朱幸代、井森美幸、吉田日出子、藤真利子、ほか。

<法学館憲法研究所事務局から>
 当研究所の「2013憲法フォーラム」第2回(11月11日)では「憲法感覚の培い方」について伊藤所長と水島朝穂・早大教授が参加者と議論します。会社という組織の中に生きる人々には、そこに憲法が果たしている役割を考える機会はそう多くないかもしれません。しかし、その人々の身分や待遇に対して憲法は大きな意味を持っていることについて考え広げていきたいものです。その考える素材も提供される場になると思います。多くの方々にご参加いただければと思います。

 
                              

 

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