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映画「SAYAMA−みえない手錠をはずすまで」

H・O
                              


 1963年、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明になりました。警察は身代金を取りにあらわれた犯人を取り逃がしてしまいました。いわゆる狭山事件です。いきづまった警察は石川一雄さん(当時24歳)を別件逮捕しました。嘘の自白をさせられ起訴された石川さんは一審では死刑判決がくだされ、二審での無期懲役判決が確定することになりました。石川さんはその後3次にわたる再審請求をして、いまも無実を訴えてたたかっています。
 この映画は石川一雄さんという人物を描くドキュメンタリーです。捜査の不当性や石川さんの無実を訴えるたたかいの光景とともに、1994年の仮出獄以降の石川さんの日々の生活や思いが映し出されています。と言うより、石川さんという人はどういう人なのかに焦点があてられた映画、と言った方が正確かもしれません。支援者だった方と結婚したこと、その後の結婚生活、家での食事のこと、毎日ジョギングをしていること等々、そこには普通の人の姿があります。殺人事件の犯人とされるような人は極悪非道だと思われがちですが、そう思う人がこの映画を観たら、実は普通の人も疑われ厳しい刑が科せられることがある、ということを思い知らされるのではないでしょうか。
 日本国憲法には刑事手続きに関する多くの規定があります。そこには無実の者を罰する社会であってはならないという考え方が込められています。この作品はその意味を理解する一助になるでしょう。

【映画情報】
製作年:2013年
上映時間:105分
監督:金聖雄(キムソンウン)
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