法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画『暴力の街』

H・O
                                                           


 ヤミ流通で稼ぐ織物業者の組合はカネで警察・検察を抱き込むことによって摘発を免れ、警察を牛耳っているその街の"ボス"は暴力団を使って楯突く住民を恐喝していました。新聞記者が腐敗と暴力にまみれた街の実態を記事にし、街の若者たちがその刷新に向けて立ち上がっていく姿を描く作品です。住民たちは、まずは自分と家族の安全のために "ボス"の支配と暴力に耐え忍んでいましたが、若者たちの主張に賛同・協力していくようになっていきます。若者たちが様々な妨害に屈せず、その運動を広げていったことは感動的です。
 住民たちの意識を変えたのは、不正を許さず、その事実を読者に伝えようとする新聞記者の矜持でした。憲法に定められた「表現の自由」の意味とその真髄を学ぶことになります。こんにちでも多くのメディア関係者が、様々な困難に屈せず不正を暴き、真実を伝える仕事に従事しています。政府による"メディア支配"が強まっている昨今の状況の中で、そのような報道がもっともっと増えるよう、読者・視聴者は報道に接する感性を磨き、よい報道は激励し、国民の「知る権利」を実効あるものにしていかねばなりません。
この映画は、実際に起きた本庄事件の実話をもとに、埼玉・本庄の地でその住民も協力して製作されたそうです。

【映画情報】
製作年:1950年
上映時間:111分
監督:山本薩夫
出演:池部良、河野秋武、三條美紀、原保美、岸旗江、ほか


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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