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憲法情報Now<シネマ・DE・憲法>

 

映画『東京難民』

S.K.
                                                           


 どこにでもいるごく普通の大学生が、父親が失踪したことをきっかけに、大学を除籍され、家賃も払えなくなり、ホームレスに転落していく物語。そんな主人公を通して、近年問題となった鍵交換による強制的な締め出しや、ネットカフェ難民、ファーストフード難民、貧困ビジネスの実態、ホストクラブの裏側など、東京における格差社会の現実をリアルに描き出しています。一度落ちるとずるずると深みに嵌り、抜け出せなくなってしまう。
 主人公があまりにも後先を考えず、生活保護の相談もせず、様々な違法行為に巻き込まれながら法的な救済を求めないなど、歯がゆく思う点もありますが、現実に近いものがあるのかもしれません。
 生存権保障の問題は、貧困層だけではなく、誰もがふとしたきっかけで直面する問題であり、皆が安心して暮らしていくために極めて重要な課題であることを痛感させられます。
 また、この映画は、辛さや苦しさ、明日はわが身かもしれないという恐怖感だけでなく、絶望的な状況を懸命に強く生き抜く姿に希望を見出せる映画でもあります。 
 レンタルもされていますので、是非ご覧ください。

【映画情報】
製作年:2013年
上映時間130分
監督:佐々部清
原作:福澤徹三
脚本:青島武
キャスト:中村蒼 大塚千弘 青柳翔 山本美月 中尾明慶
公式サイト


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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