法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画『ウワサの真相』

H・O
                                                           


 大統領とか首相が国民に対して、耳障りのいいことや、もっともらしいことを言う。それをメディアがそのまま報道する。そうして多くの国民が彼らをなんとなく支持する……。
 事柄にもよりますが、こうした状況は今も昔もそう変わりません。権力者は、国民に嘘をついたり、真相を隠したりすることがあります。メディアリテラシーを身につける重要性が語られる所以です。
 この映画は、いちおう架空の話ということになっていますが、現職の大統領がセクハラ行為をはたらき、大統領選挙で不利になるだろう、というところから始まります。そして、現職大統領再選への策士たちの暗躍が展開されます。まずは、誰も知らない国で紛争が発生し、自国と世界の平和のために大統領がそこで戦争を始め、そして勝利する、という話をデッチあげます。CGも使いながら国民を騙す映像がつくられ、それがテレビで流されます。現地の「悲惨な」状況を解決した大統領が人々から喝采されることになります。さらには………。
 こうして国民が欺かれる様子が見事に描かれた映画です。
 権力者は国民に嘘をついたり、真相を隠したりしがちです。ですから人類は憲法というものを生み出し、これを権力者を縛る「道具」としたのです。したがって、権力への懐疑は憲法というものを理解する際のポイントとなります。そのことを確認させてくれる作品です。12月2日公示、14日投票となった衆議院選挙にあたって、あらためて確認しておきたいと思います。

【映画情報】
製作国:アメリカ
公開年:1997年
上映時間:97分
監督:バリー・レビンソン
出演:ロバート・デニーロ、ダスティン・ホフマン、アン・ヘッチ、ほか


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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