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映画『わが青春に悔なし』

H・O
                                                           


 日本がアジア侵略に突き進んでいくにつれ、国の政策に異論を唱える言論や思想が取り締まられることになっていきました。この映画は京都帝国大学で自由主義を唱える八木原教授が職を追われ、民間研究機関で左翼運動をしていたその教授の教え子・野毛が弾圧されたことなどを描いています。映画の主人公はその八木原教授の娘・幸枝です。幸枝は野毛の生きざまに魅力を感じ、やがて二人は結ばれることになるのですが、野毛は獄死してしまいます。幸枝は野毛の妻として野毛の両親の家に行きますが、そこでは両親も村人たちからスパイ扱いされていました。幸枝も村人たちから白い目で見られる、つらい生活を強いられることになりますが………。
 弾圧や村八分にも屈せず、自分の信念を貫いて悔いなく生きるようになっていった幸枝の姿には心動かされます。
 いま、日本のアジア太平洋戦争、そして国内での言論・思想弾圧の歴史への反省にもとづいて制定された日本国憲法を改定しようという動きが強まっています。いまの時代においても、戦争と言論・思想弾圧は許されないとの立場で悔いなく生きる、自分にできることを一つでも二つでも探し求めていく、そう生きていきたいと感じさせてくれる映画です。

【映画情報】
公開年:1946年。
上映時間:110分。
監督:黒澤明
出演:原節子、藤田進、大河内傳次郎、ほか


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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