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映画『シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を 子どもたちに〜』

S・K
                                                           

 未曾有の福島原発事故から4年。その影響はかたちを変えながら、現在も多岐にわたる深刻な問題を引き起こしています。もう原発はいらない。自然エネルギー社会を子どもたちに残したい。あの時、日本中がそう思ったのではないでしょうか。
 1986年のチェルノブイリ原発事故当時、ドイツ南西部にある人口2500人のシェーナウ市で、同じ思いをもったドイツの市民らが「原子力のない未来のための親の会」を発足しました。彼らは数々の障壁を乗り越え、ついにドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社(EWS:Elektrizitätswerke Schönau)を誕生させていました。「原発に一切頼らない自然エネルギーをメインとした電力供給」というEWSの一貫した企業理念は、多くのドイツ国民の支持を得て、顧客数は毎年増加の一途を辿り、2012年には顧客数11万を超え、まだまだ成長を続けています。EWSはドイツに自然エネルギー社会への転換を促す大きな一助を果たしたといえるでしょう。
 この映画は、親の会発足からEWSの操業に至るまでの10年の軌跡を綴ったドキュメンタリーで、いま日本でも、このシェーナウをモデルにした市民発電所が全国各地で作られ操業を始めています。既得権益を壊すことは容易いことではありません。しかし、自然エネルギー社会が可能であることは明らかです。よりよい社会を願う市民の強い想いを持ち続ければ社会は変えられる、そんな希望と勇気が湧いてくる映画です。

<映画詳細>
製作:Fuss e.V. (Der Förderverein für umweltfreundliche Stromverteilung und Energieerzeugung Schönau im Schwarzwald e.V.; シェーナウ・環境にやさしい電力供給のための支援団体)
製作年:2008年 上映時間;60分
監督:フランク=ディーチェ / ヴェルナー=キーファー 
日本語翻訳:及川斉志
字幕編集:大和拓
日本語版作成協力:ウルズラ=スラーデック
熊崎実佳 / 宍戸弘城 / 土渕英恵 / 藤島理恵
 パトリック=ベッカー / マリー=ジッペリウス / 
 ウ―ディガー=ヴァイス
 エコ・フライヴィリヒ(在フライブルク日本人環境団体)


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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