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映画『ドリーム ホーム − 99%を操る男たち(原題:99 Homes)』


H・O
                                                           

 

Copyright©2014
99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

 生活苦によって家賃を払えなくなり、アメリカで多くの人が家を失うことになりました。2008年のリーマンショックの時のことです。住宅ローンを貸し付けた銀行は容赦なく家主を追い出します。裁判所は機械的にそれを追認します。家主の実際の追い出しは仲介した不動産屋が警察の協力を得ながらあたります。
 その様子をリアルに描いた映画です。話は、家からの追い出しをくらった男が追い出した不動産屋に雇われ逆に追い出す側にまわっていきます。男はその家の差し押さえに際しての"ビジネス"で大儲けすることになっていきます。貧乏暮しから一転して金が入ってくると人が変わっていきます。しかし……、と展開していきます。
 「1%の富裕層が世界の富を独占し、99%を貧困化させている」というノーベル賞を受賞した経済学者の説をもとにした作品、とのことです。こんにち日本でも格差が拡大し、富裕層により富が集中する一方で貧困率(所得が国民の「平均値」の半分に満たない人の割合)が15%を超えています。先進国の中でも高い水準です。昨今の政治も、政府が選挙対策のためのバラマキはしても、真に生活苦を強いられている人々の生存権を保障していくものになっているとは思われません。生活保護など社会保障の充実、富の再分配政策の推進などによって「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」という日本国憲法25条を真に実現させる社会にしていかなければなりません。この映画を通じてそんなことを多くの人々と語り合いたいと思います。

【映画情報】
製作国:アメリカ
製作年:2014年
上映時間:112分
監督:ラミン・バーラニ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン、ローラ・ダーン他

* 公式サイトはこちら
* 1月30日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー! 【中部地区】2月13日より、名演小劇場にて公開。
* 配給:アルバトロス・フィルム


 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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