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「ねりま沖縄映画祭2018 わたしの沖縄あなたの沖縄」のご案内


花崎 哲さん(憲法を考える映画の会)
                                                           


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9月22日から10月にかけて、練馬区内の各地で繰り広げられる「ねりま沖縄映画祭」の作品をご紹介します。沖縄についてのドキュメンタリー映画は、いろいろな側面からその実態や問題に迫ったものがありますが、この映画祭では、なかなか他では見ることのできない作品が集められ意欲的なプログラムとなっています。

『かたき土を破りて』
9月22日(土)14:45 会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館1201教室
1970年12月20日未明、沖縄人男性が酒に酔った米兵の車に轢かれた。その事故処理をきっかけに、いわゆる「コザ暴動」が起こった。なぜコザ暴動が起こったのかを、米兵がらみの事件や事故、識者のコメントなどで明かしながら、「極東の兵器庫」「太平洋の要石」ともいわれた基地沖縄の矛盾と沖縄の人々の怒りが限界を越えていく様相を追う。
TVドキュメンタリー/1971年/30分/ディレクター:前田勝、森口豁 撮影:森口豁、田口紘、松本洋 編集:青木英明 ナレーター:寺田農 プロデューサー:森康雄

『激突死(参考上映)』
9月22日(土)15:50 会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館1201教室
本土復帰の翌年、沖縄出身の青年が国会議事堂正門にオートバイで激突し即死した。上原康隆さん26歳。上原はなぜ死を選んだのか。フォーク歌手・海勢頭豊と森口豁は上原への熱き思いを胸に、尋ね歩く。
「なぜ彼は、国会議事堂に生身のからだを叩きつけたのか。その日が『復帰』の1年後だったことから推測すると、『祖国への絶望』がまず考えられる。そうだろうとも、日本復帰で沖縄問題はお終り、という風潮が全国を覆っていた。政治もマスコミも、まるでこの国に<沖縄>なんか存在しなかったように・・・」(森口豁「たった一人のコザ暴動」琉球新報2000年12月20日)より
TVドキュメンタリー/1978年/30分/ディレクター:森口豁

『女が男を守る島〜久高島〜』
9月24日(月・祝)11:00 会場:練馬区役所地下多目的会議室
私たちには一つの予感があった。1978年のイザイホーを最後に、年間30を越す祭祀を担う神女が誕生しなくなったことから、遠からず消滅するだろうということだった。1982年から84年にかけて久高島の年中行事を撮影した。70時間に及んだ。その一部をテレビ用に作ったのがこの作品である。オナリ(姉妹)神信仰に支えられて、久高島では女が男を守るという伝統的な考えがあるが、守られる男たちの一生はどうなのであろうか?男たちの一生を島の年中行事の中でとらえたものである。
1983年/45分/監督:北村皆雄 制作:三浦庸子 製作:ヴィジュアルフォークロア NTV

『ユークイ〜祈りの島 宮古・池間島』
9月24日(月・祝)11:45 会場:練馬区役所地下多目的会議室
1974年、池間島のユークイを谷川健一さん(民俗学者)らと一緒に行き、撮影をした。ユー(世、豊饒)をクイ(乞う)という豊年祈願で、島の51歳から55歳の女性がユークインマとして、夜籠もりと御嶽回りをするもので、誰もがドサドサとユーの運ばれる音を聞くのだという。宮古本島西原、伊良部島は、池間島からの分村で、ユークイも一緒に移った。池間島では1985年を最後に途絶えたが、1997年に二人のツカサで復活した。断絶以前の本家池間島の5人のツカサによるユークイの秘祭をみることができる。
1974年/25分/監督:北村皆雄 制作:共同TV

『カタブイ−沖縄に生きる−』
9月24日(月・祝)14:00 会場:練馬区役所地下多目的会議室
「カタブイ」とは沖縄の言葉で晴れている片方で降る雨のこと。世界中を旅したスイス人が13年間沖縄で暮らし、出会った人々との縁を大切にする中で誕生したドキュメンタリー映画。音楽・空手・琉球舞踏・町おこし……。さまざまな角度から見えてくる沖縄のアイデンティティ。急激な時代の変化の中で変わらない沖縄の心に迫る。ドイツ・台湾で満場の喝采を浴び、スイスでロングランを達成した。
2017年/80分/監督:ダニエル・ロペス 製作:テルマフィルム ククルビジョン
公式サイト: http://www.kukuruvision.com/katabui
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=wa8p-sLwoxo&feature=share

『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』
9月29日(土)10:30 /13:30 会場:練馬区立生涯学習センターホール
戦後の沖縄で米軍の圧政と闘った一人の男の生き様をJNNの貴重な未公開映像の数々で描いたドキュメンタリー。男は、ガジュマルをこよなく愛した。「どんな嵐にも倒れない。沖縄の生き方そのもの」だと。那覇市を、かつてたった11ヶ月だけ率いた、その男が好んで使った言葉がある。それは「不屈」。1945年の終戦後、沖縄で民衆の先頭に立ち、演説会を開けば毎回何万もの人を集めた男。その名は、瀬長亀次郎。団結して立ち向かったのは、戦後沖縄を占領したアメリカ軍の圧政。祖国復帰へ向けて民衆をリードした、その人物は、アメリカが最も恐れた男だった。
2017年/107分 監督:佐古忠彦 撮影:福田安美 音声:町田英史 編集:後藤亮太 エグゼクティブプロデューサー:藤井和史 プロデューサー:大友淳 秋山浩之 語り:山根基世、大杉漣 テーマ音楽:「Sacoo」作曲・演奏 坂本龍一 配給:彩プロ (c)TBSテレビ
公式サイト:http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=jEC2DGEFR2s&feature=youtu.be

『ゆんたんざ沖縄』
9月30日(日)18:45会場:COCONERI3階区民・産業プラザ研修室2
過去の戦争と現在の暮らし、風化する戦後を問う沖縄読谷村の人々、沖縄。かつて琉球と呼ばれ東アジア貿易要衝の地として繁栄した王国。 明治期以降は沖縄県として日本に編入され、太平洋戦争では日本国内で唯一の地上戦の場所となった。 この残酷なまでの歴史を背負い続けた沖縄の大きな結節点は、38年たって84人の集団自決が明らかになった読谷村チビチリガマ(ガマは濠の意)の悲劇である。本作は、その時集団自決を強いられたチビチリガマの生存者の証言を、戦後41年を経てはじめて収録。 また彫刻家金城実氏を中心にした遺族による『世代をつなぐ平和の像』制作や読谷高校卒業式での日の丸掲揚問題を通して読谷村の<平和の村作り>を追った感動の記録。
1987年/110分/ 監督:西山正啓 製作:シグロ
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=QYGBE4-cpnY&feature=youtu.be

『オキナワの少年』
10月4日(木)18:15 会場:日本大学芸術学部江古田キャンパス東棟地下1階EB2教室
1970年、辛く暗い思い出ばかり故郷の沖縄を離れ、東京で映画の道を志す比嘉常雄は、日雇い労働とシナリオ学校の往復の日々を過ごす。"基地沖縄"での少年時代、"沖縄人"としての青春時代が交差して描かれる。
劇映画/117分/ 監督:新城卓 製作:パル企画
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=vgfqutWKOvY&feature=youtu.be

『「ザ 思いやり」 PART2』
10月7日(日)10:15 会場:練馬区役所地下多目的会議室
在日米軍駐留経費の一部を日本側が負担するという「思いやり予算」について、在日アメリカ人のリラン・バクレーが問題提起するドキュメンタリー「ザ・思いやり」の第2弾。20年以上、日本で暮らしているバクレーさんが、アメリカ人としての視点から、世界の戦場へ繰り出している在日米軍がそこで何をしているのか、また不条理なことの多い沖縄に希望はあるのかなど、在日米軍関連のさまざまなシリアスな問題について、「思いやり」をもって生きる人々の声を聞きながら、時にコミカルに切り込んでいく。
2017年/117分/ 監督:リラン・バクレー 製作:平沢清一 リラン・バクレー 佐藤 契 
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=Q1O6ZSVMBAg&feature=youtu.be

『海の彼方』
10月8日(月・祝)11:00 会場:練馬区役所地下多目的会議室
1930年代に沖縄石垣島へ移住し、パイナップル栽培と水牛耕作という技術革新を日本へもたらした台湾移民が、日本の敗戦でアメリカの統治下となった沖縄で1972年の返還まで無国籍になってしまった苦難の歴史と80年を超えて探し求めるアイデンティティーの物語。
2016年/123分/ 監督:黄胤毓 製作:大林映画 
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=_NsvVJ-C9Yw&feature=youtu.be

『パイナップルツアーズ』
10月8日(月・祝)14:00 会場:練馬区役所地下多目的会議室
札束とともに島を襲う観光開発の嵐。沖縄のとある離島を舞台に、勢揃いした個性的な役者たちが繰り広げるドタバタオムニバス三部作。作品は金と開発に翻弄される人々の姿を通して、島の変容を描いていく。散りばめられた失われた島の風景や習俗は必見。くりか絵師登場する謎のパイナップル・キャラクターは何を象徴するのか。真喜屋力監督のデビュー作。
1992年/118分/監督:真喜屋力、中江裕司、當間早志 出演:照屋林助、平良とみ、利重 剛、洞口依子、藤木勇人、兼島麗子、新良幸人、富田めぐみ、宮城祐子、津波信一、仲宗根あいの、吉田妙子、北村三郎、笑築過激団、音楽:りんけんバンド、撮影:一之瀬正史 製作:代島治彦 ベルリン国際映画祭正式招待作品。
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=1v7QjUD6T8o&feature=youtu.be

『デジタルで甦る沖縄』
10月8日(月・祝)17:45 会場:練馬区役所地下多目的会議室
昨年のねりま沖縄映画祭で好評を博した企画の第2弾。1050年代から70年にかけて、沖縄で暮らしていた市井の人びとの手で撮られた貴重で懐かしい8ミリ映像の数々。もしかしたら埋もれて消えてしまったかもしれない沖縄の戦後の日々、風景、お祭り、さまざまな行事…二度と帰らぬとき。あのころ。現在進行形で進むデジタル化作業の中から、昨年の映画祭以降、新たに甦った映像を真喜屋力さんの解説で観る。東京では稀な上映。お見逃しなく。
2018年/90分/製作:沖縄アーカイブ研究所

『ZAN ジュゴンが姿を見せる時』
10月12日(金)18:45 会場:大泉学園ゆめりあホール (東京都)
沖縄に生息する絶滅危惧種のジュゴンを見ようと訪れた先は辺野古。 そこで目の当たりにしたのは、圧倒的な自然の美しさと、それを脅かす米軍基地建設だった─。 ジュゴンとはどのような生きものなのか。辺野古にはどのような生物が暮らしているのか。基地建設について、自然保護団体、研究者、抗議活動に参加している住民は何を思っているのか。そして私たちは何をまもらなくてはいけないのか。沖縄の豊かな自然の中でのさまざまな発見、体験を通してジュゴンが暮らす海と共に生きていくことの大切さを考える。
日本自然保護協会が企画・取材等に協力をしてきたフィルムが完成しました。辺野古の埋め立てがニュースになっているけれど、いったいどんな海なのか、なぜ問題なのか、じつはよく知られていないのが現状です。日本自然保護協会が守ろうと取り組んできた辺野古・大浦湾の海を知ってください。 辺野古の海を守るためにもこのフィルムを一人でも多くの方にみていただきたいです。上映会を開いてくださる方、募集中です。
2017年/73分/監督:リック・グレハン 製作:沖縄アーカイブ研究所
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=qqLMlotIy1k&feature=youtu.be




 
                                                           


<「シネマDE憲法」関連情報>

「憲法を知ることは、リアルと普遍の間を何度でも行き来すること——『映画で学ぶ憲法』」志田陽子さん(武蔵野美術大学造形学部教授)



 

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