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書籍『日本国憲法の旅』

H・O

 

 朝日新聞で様々な記事を書き、論説委員も務めた藤森研さんが記者時代の取材を振り返りながら、憲法のその諸原理についての自分なりの認識を示し、問題提起する書です。
 新聞社も、読者の確保など新聞発行にかかわる採算のことをつねに考えており、そのためには政府や広告主などとの関係や他紙記事の論調との異同に配慮せざるを得ない場面もあるでしょう。そのような中で、藤森さんなりの取材と報道にあたっての問題意識=諸問題についての藤森さんの認識とその到達点、が率直に語られているところには特に共感を覚えます。
 藤森さんは、平和のこと、民主主義のこと、人権のこと、天皇制のことなどを語りましたが、それらはいずれも読者一人ひとりへの問いかけになっています。憲法というものを自分なりに突っ込んで考える必要性をあらためて感じさせられます。
 中国での残留孤児問題の取材、かつてのドイツでの精神障害者等の絶滅政策についての取材、コスタリカでの常備軍不保持政策についての取材、等々、まさに「メディアの現場から見た日本国憲法」が語られています。筆致は新聞記者ならではのもので、深い内容が市民にわかりやすく書かれています。

【書籍情報】2011年1月、花伝社から刊行。筆者は藤森研・元朝日新聞論説委員・編集委員。定価は本体1,800円+税。




 

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