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書籍『どう拓く日中関係 − 政冷経熱の現状と「文温」の可能性』

H・O

 

 2005年、日本の小泉首相の靖国神社参拝などに対して、中国各地で学生・市民の大規模なデモが行われ、日中間は、経済的には熱い状況になっていましたが政治面では冷ややかな関係になってしまいました(政冷経熱)。そのような中で文化の面での日中間の温もりが重要である(文温)、との問題意識で2006年にシンポジウムが開催されました。そこでのパネリストの提言などを収録したブックレットです。
 評論家・加藤周一さんは、15年戦争はアジアを解放するための、むしろ望ましい戦争だったという見方を脱し、日本が中国を侵略した戦争だったということを明確にする重要性などを述べ、王敏・法政大学教授は日中がお互いの文化の違いを認め合いつつ交流していくことの重要性などを語りました。王暁平・帝塚山学院大教授は1,000年を超える日中間の文化交流の歴史を、加藤千洋・朝日新聞編集委員は日中関係の発展のためのメディアの課題などを語りました。
 ブックレットには上記4人によるパネルディスカッションの内容も収載されています。
 日本と中国の民間レベルでの交流の重要性をあらためて考えさせてくれる書です。
 2008年に亡くなられた評論家・加藤周一さんは「九条の会」呼びかけ人として日本国憲法の平和主義の考え方を多くの人々に伝えましたが、このシンポジウムでの提言も含蓄のある内容でした。

【書籍情報】2006年、かもがわ出版から刊行。著者は、評論家・加藤周一氏、王敏・法政大学教授、王暁平・帝塚山学院大教授、加藤千洋・朝日新聞編集委員。定価は本体600円+税。

* 当研究所は7月9日(土)に日中関係の歴史を検証する公開研究会「日中関係の歴史と未来」を開催しますので、ご案内します。こちら




 

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