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書籍『幻想の抑止力』

T・S

 

 民主党鳩山政権は沖縄・普天間基地の移設問題でつまづき、退陣しました。その際鳩山氏は、県外移設を断念する理由として米国軍海兵隊には「抑止力」があるということを述べました。普天間基地問題についてのそのスタンスは、その後を継いだ菅首相、野田首相になっても変っていません。その考え方は自民党も同様で、多くの政治家やマスコミまでもが、米軍基地が日本にあることが「抑止力」になり、日本の安全を保障しているということを当たり前のように語っています。
 本書は、いまだに確立した定義のない言葉である、この「抑止力」という言葉をめぐる歴史的経緯や自衛権という言葉との違いなどを明らかにします。次に、海兵隊の実態を分析し、それは決して「抑止力」としての機能をもっていないことを詳細に述べます。最後に、極東アジアにおける海兵隊の存在の意味や沖縄が戦場になる危険性などを指摘します。そして「抑止力」に代わる平和構想として、日本、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、米国による北東アジアでの集団安全保障機構の創設を提起しています。
 「抑止力」とは何か、沖縄に海兵隊が必要か、などが明らかにされる書です。

【書籍情報】 松竹伸幸著 かもがわ出版 2010年6月30日発行 定価:本体900円+税



 

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