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談話「人権を守らない憲法は近代憲法ではない」

H・O


 「『個』を捨て『公』を押しつける自民党憲法草案」というサブタイトルがついた談話です。
 植野妙実子教授(中央大学)が2012年4月27日に自民党が公表した「日本国憲法改正草案」(PDF)(以下、草案とします)が実現したらどんな社会になるのかを分析しています。
 植野教授は、草案の問題点として、
●国防軍新設を謳いながら徴兵制導入を想定する条文も盛りこんでいる
●国民は「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し」なければならないとし、「常に公益および公の秩序に反してはならない」という国民の権利を否定するような規定を盛り込んでいる
●「公益および公の秩序を害することを目的とした活動」は「認められない」としている
●現行憲法の「個人として尊重」を「人として・・・」に変え、「個人の尊重」原理を否定しようとしている
●育児や介護への国の責任を免罪することにつながりかねない、「家族は、互いに助け合わなければならない」という規定を盛り込んでいる
等々を指摘しています。
 日本国憲法が自民党の草案のように変えられるとどんな社会になるのか、いま真剣に考え、その危険性を社会に広げていかなければなりません。
 この談話は「週刊金曜日」2013年1月11日号に掲載されました。



 

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