法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『政治的思考』

H・O


 政治、そして政治的思考とはどういうことかを、奥深く掘り下げながらも、平易な言葉で語る書です。
 政治では何をどのように決定すべきか、議会では何がどのように審議されるべきか、選挙で選ぶ国民の代表はなぜ必要で、代表には何が求められるのか、権力とは何か、人々が求める自由とは何か、国家でも市場でもない「社会」とは何か、政治が果たすべき範囲・限界をどう考えるか、政治とどのような距離感でつきあうべきか、等々について、あらためて突っ込んで学び考えさせてくれます。
 著者である杉田敦教授はいろいろなところで憲法についても言及しています。いま政治の場で「憲法改正」問題が語られつつあることの問題点も指摘しています。また、権力を制限するという憲法の基本的存在意義の一方で、たとえば生存権保障など国家権力には「積極的」役割もあること、こんにちの民主国家では国民一人ひとりが国家権力を形づくる一翼を担っていること、などを指摘しながら、国民の国家への向き合い方についての更なる探求の必要性も問題提起しています。
 本格的な政権交代の実現、わずか3年での旧政権の復活、新たな政治勢力の進出、等々日本の政治が新たな局面を迎えているなかで、政治にどう冷静かつ主体的に関わるか、いろいろな示唆を与えてくれる書です。
 帯には「私たちが 変える/変わる −政治の常識を疑う全8章」とあります。

【書籍情報】
2013年1月、岩波書店から岩波新書として刊行。著者は杉田敦・法政大教授。定価は本体720円+税。



 

[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]