法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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講演録・対談録「政治と憲法 −選挙制度・政党のあり方」

H・O


 森英樹・名古屋大学名誉教授の講演とその後の浦部法穂・法学館憲法研究所顧問(=神戸大学名誉教授)との対談です。
 選挙制度には国民の多様な政治的意見ができるだけ正確に反映されるべきですが、こんにちの日本の制度はその理念とはかけ離れています。森名誉教授はこのことを、ドイツの選挙制度と比較しながら解き明かします。また、政党という組織の性格・あり方について憲法の理念に照らしながらクリアーに整理しつつ、多くの政党がその財政を政党助成金に過度に依存している異常さを明らかにします。
 森名誉教授はこうした選挙制度や政党をめぐる状況が続いている背景にある、国民の政治意識についても指摘します。「…国民は…テレビのワイドショーあたりの『奴隷』になって、報道がかもし出す『空気』とか『風』とかに右往左往してはいないか、政治という『劇場』を楽しんでいるだけになっていないか、日の丸・君が代のもとに、心一つに『頑張ろう、ニッポン』と束ねられた『奴隷』になっていないか」と問います。ドイツやアメリカでは普通に多くの国民が政治に関わっていることを示し、日本がそうなっていない背景にある「べからず選挙」が歴史的に形成されてきたことを明らかにしています。その上で、国民が観客として政治を眺めるということではなく、自分もそれに加わって力を貸して政治を変えていく、そのような努力の大切さを訴えています。
 森名誉教授は講演後の浦部法穂・法学館憲法研究所顧問との対談で、こんにちの日本において真に政治を改革していく展望についても語っています。
 政治とその改革を真面目に考える多くの人々の胸に響く講演録・対談録です。
 この講演録・対談録は「法学館憲法研究所報」第8号に収載されています。
 講演・対談の模様はこちらでも確認できます。

<法学館憲法研究所事務局から>
 「法学館憲法研究所2013憲法フォーラム」第3回「憲法9条を守るということ」(12月9日(月))では上記森名誉教授が伊藤所長とともにコーディネーターを務めます。ここでも、森名誉教授の、学問研究に裏づけられ、かつ人々の胸に響くような問題提起がなされること間違いありません。多くの方々にご参加いただきたいと思います。



 

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