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書籍『日韓の現代史と平和・民主主義に思う −両国の支配勢力の誤った歴史認識を超えて』(その2)

H・O


前回のつづき>

 前回ご案内したとおり、本書の著者・韓勝憲弁護士は韓国の民主化運動に大きな貢献をしたことで有名ですが、日本人とも様々な交流をしてきました。
 本書には韓弁護士のいろいろな場での講演録や雑誌等への寄稿文などが収載されていますが、日本と日本人に関わるものが多くあります。金大中拉致事件への日本政府の対応、日本政府がとってきた定住外国人への指紋押捺制、などの問題点は厳しく指摘されています。そこには、いまを生きる日本人も目を向けるべき歴史的事実が綴られています。
 韓弁護士は日本政府の諸問題への対応を批判する一方で、それに立ち向かう日本人の運動を正しく評価しています。それは、度々来日して実際に日本人とともに活動してきた経験に裏打ちされたものとなっています。
 本書には、韓弁護士の、軍事独裁政権の時代に民主化のためにたたかった韓国の人々を弁護してきた経験、民主化以降に就任した監査院長や司法制度改革推進委員会委員長の経験なども収められています。韓弁護士がいかに人権や民主主義の価値を大事にしてきたかがよくわかります。そこにはこんにちの日本社会でも具体化されるべきことが多くあると言えるでしょう。韓弁護士は、こんにちの日本でも改憲への動きにも強い懸念を表明しています。

【書籍情報】
2013年11月、日本評論社から刊行。著者は韓勝憲・韓国弁護士。定価は税込み2,625円(本体価格2,500円)。



 

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