法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『池上彰の憲法入門』

H・O

 社会問題をわかりやすく伝えることで有名なジャーナリスト・池上彰さんによる憲法の入門書です。本書も日本国憲法の諸規定の意味・趣旨を人々が具体的にイメージ・理解できるような説明になっています。たとえば、人の、誕生、入学、就職、結婚、老後、というように順を追って、それぞれがみな憲法に関わっていることを示すなど、「憲法は実は身近なもの」ということがわかるものとなっています。また「国の組織」に関わることとして、国会や総理大臣のこと、裁判所のこと、地方自治のこと、などが解説されています。
 この本は、こんにち具体的な政治課題になってきている憲法改正問題のポイントとなる、9条に関わる問題について特に詳しく説明しています。自衛隊の発足、その憲法における位置づけの解釈、自衛隊が海外にまで派遣されるに至る経緯とその問題点など、が詳しく記述されています。説明にあたっては、憲法の解釈をめぐって論争となっている点について、その主だった主張のポイントを紹介しており、読む者の理解を深めさせてくれます。憲法改正問題については、参議院の必要性、憲法改正手続きのこと、などについてもその論点を紹介しています。
 池上さんは2005年、子どもにもわかりやすく憲法を伝える、『憲法はむずかしくない』(筑摩書房)を出版しました。池上さんはこの本のなかで、憲法を改正すべきか否かについて「実は私は、大変迷っているのです。悩んでいます。」と述べていました。現時点ではどうなのでしょうか。ぜひ聞いてみたいところです。

【書籍情報】
2013年10月、筑摩書房からちくまプライマリー新書として刊行。著者はジャーナリスト・池上彰さん。定価は本体840円+税。



 

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