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講演録「壊憲・改憲に向かう安倍政権の暴走と矛盾」

H・O

 森英樹・名古屋大名誉教授が1月に憲法会議常任幹事会でおこなった講演です。
 森名誉教授は、「カイケン」には明文の改憲と憲法破壊の壊憲、その2つがあると言います。そして、いま安倍政権は明文改憲を目指しながら、同時に自民党が2013年6月に取りまとめた「新『防衛計画の大綱』策定に関わる提言」に基づく「壊憲策の異様な連打」を繰り広げているとし、その内容を具体的に明らかにします。専守防衛原則や武器輸出3原則を捨て去り、現代の大本営=NSCや秘密保護法を作るなどの動きの早さや異様さは、長い戦後政治でもかつてなかったことだと述べ、憲法を守るたたかいはもはや「戦時」を迎えていると指摘します。
 森名誉教授は、安倍政権の「戦争できる国」づくりと国民が「決戦」していく上で、その安倍政権の路線の矛盾点を突いていく重要性を説きます。いま衆参の選挙制度が「違憲状態」になっていると最高裁から指摘されており、「違憲議員に改憲議論はできない」ということを強調すべきことを提起します。改憲勢力が唱える「押しつけ憲法」論は安倍政権の対米従属志向と矛盾していること、「戦後レジームからの脱却」論が米国・欧州からも危険視されていること、などの状況も明らかにし、安倍政権に抗する国民のたたかいの展望を示します。
 森名誉教授は立憲主義の考え方に関わる興味深い分析も行いつつ、その考え方を大事にする人々との連携をいっそう強化していく課題も提示しています。

 この講演録は憲法会議発行の「月刊 憲法運動」2014年2月号に収載されています。

<法学館憲法研究所事務局から>
 森英樹・名古屋大名誉教授は法学館憲法研究所客員研究員も務め、2013年秋のフォーラムでは「憲法9条を守るということ」について問題提起し、市民の皆さんと議論していただきました(こちら)。その内容を「法学館憲法研究所報」10号に収載しています。



 

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