法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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論稿「立憲主義を学ぶと子どもが変わる」

H・O

 

 高校の社会科教諭・山本政俊さんの授業実践報告です。
 山本さんは北海道大学でも授業を担当することがありました。その経験が紹介されています。そこでは、少なくない大学生が、憲法を国民が守るべき道徳やきまり、規範としてとらえており、立憲主義の考え方を理解している大学生がほとんどいなかったことを明らかにしています。これが中学や高校で憲法を学んできた大学生の実態なのだろうと思われます。この現実を直視しなければならないと思います。
 法学館憲法研究所とともに、中高生のための映像教室「憲法を観る」の製作に参加した山本さんは、そのDVDを高校の授業で高校生に視聴してもらったところ、生徒から次のような感想が寄せられたことを紹介しています。
「憲法は弱者を守り強者の力を抑制するもので、これを守るべきは国民ではなく、政治をおこなう国会議員やそれを行使する公務員である。しかし、憲法で守られている国民が、それを主張しなければ簡単に破られ消えてしまうものである。国民はいくら少数派でしかない意見だったとしても、憲法に反することだと思う意見があるのなら、それはしっかりと主張しなければならないし、主張していいものなのである」
 タイトルが示すように「立憲主義を学ぶと子どもが変わる」。こうした授業実践が広がって欲しいと願わずにいられません。中学校や高校の教員の方々には大いに期待したいと思います。また、保護者や市民の方々の間にも中学・高校での憲法の教育についての関心が広がってほしいものです。

 この論稿は『日本国憲法の力を学ぶ −2014歴史地理教育7月増刊号』(2014年7月、歴史教育者協議会が発行)に収められています。


 

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