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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『安保関連法総批判 −憲法学からの「平和安全」法制分析』

H・O

 ほとんどの憲法学者から違憲性が指摘される、いわゆる安保関連法案を政府が国会に提出し、それが衆議院で強行採決・可決されました。日本社会はいま憲法が蔑ろにされる異常事態に直面しています。法案の参議院での審議に際し、国民がそのことに不安に感じ、また安保関連法案は「戦争」法案に他ならないとして、日本を「戦争をする国」にするなという運動が日々広がっています。
 本書は、憲法学者がこの法案を、実際の条文に即して分析し、その違憲性と問題点・危険性を市民にわかりやすく示す、タイムリーなものとして緊急出版されました。
 安保関連法案は10本の法律を一括改定する法案と国際平和支援法案の2本からなっていますが、本書はこの法案を次のように区分けし、それぞれについて分析・解説しています。

 「武力攻撃事態+存立危機事態」対応法制
 「重要影響事態」対応法制
 「国際平和共同対処事態」対応法制
 「PKO等協力法」改定案
 「平時」対応+「グレーゾーン」対応法制

 加えて、本書には、法案全体に関連する、「国会承認」制度と新・新ガイドラインについての解説も収録されています。
 本書の序論では、森英樹・名大名誉教授が法案をめぐる経緯を振り返りながら、政府の姿勢・思惑を暴き、痛烈に批判しています。総論では、愛敬浩二・名大教授が法案の全般的な問題点を簡潔・的確に分析しています。
 この法案についての憲法学に裏打ちされた分析・批判は、法案に反対する人々の確信を深めること間違いありません。

【書籍情報】
2015年8月、日本評論社から「新・総合特集シリーズ(別冊法学セミナー) 」として刊行。編者は森英樹・名古屋大学名誉教授。定価は1,404円(税込み)。

<法学館憲法研究所事務局から>
 当サイトではこれまで様々な問題についての情報発信をすすめてきていますが、本書が取り上げる諸問題に関わっては下記ページなどに関連情報があります。
 安全保障「安全保障」を考える書籍や映画
 自衛隊とその改編「自衛隊とその改編」を考える書籍や映画
 集団的自衛権・「集団的自衛権」を考える書籍や映画


 

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