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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『歴史認識をめぐる40章 −「安倍談話」の裏表』

H・O

 2015年8月14日、戦後70年に際して、いわゆる「安倍談話」が閣議決定されました。それはどのような内容で、そしてどう評価されるのか。「安倍談話」の実際の文章・文言を丹念に分析し、その問題点を指摘する書です。
 戦後50年に際して、当時の村山首相は日本の戦前のアジア諸国への侵略を反省する談話を発表しました。そして、この村山談話はその後の歴代政権も引き継ぐことになりました。ところが、安倍首相は村山談話を見直す姿勢を示していました。その姿勢に国内外から懸念の声があがり、安倍首相は当初の意向をそのまま実現することはできませんでした。しかし、「安倍談話」にはなお問題点が含まれているとし、本書はそれを分析・批判します。歴史認識をめぐってキーワードとなる、「侵略の定義」「東京裁判」などに関わる諸問題も解説されており、あらためて日本の近現代史や戦争責任について学び考えさせてくれます。
 安倍政権は日本国憲法の「改正」を唱えていますが、それはその歴史認識に負うところも大です。日本社会の大きな転換点に際して、国民が日本の近現代についての歴史認識を深めることはいよいよ大事だと思います。本書はそのための一助になります。
 本書は、これまで安倍首相らのグループは村山談話に代表される歴史観を「自虐史観」と批判し、「栄光史観」とでも名づけられる歴史観を提示してきたと述べます。そして、その「栄光史観」を強く批判します。同時に、村山談話に代表されるような歴史観に対しても問題提起を試みています。東京裁判の評価などについてです。付言しておきます。

【書籍情報】
2015年9月、かもがわ出版から刊行。著者は松竹伸幸さん(ジャーナリスト)。定価は本体1,200円+税。

<法学館憲法研究所事務局から>
当ページではこれまでも歴史認識に関わる様々な文献を紹介してきました。「『戦争責任・補償』を考える書籍や映画」「『戦後史』を考える書籍や映画」などのページでご覧いただけます。ご案内します。


 

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