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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『太陽がほしい—「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』

T・S

 「慰安婦」問題というと、韓国の元慰安婦のことが取り上げられますが、中国本土では日本軍による戦時性暴力が大規模に展開されました。本書にも述べられていますが、日本の敗戦以降の中国の国内戦争、朝鮮戦争、権力闘争や日本との国交回復実現などが要因で、日本軍の戦時性暴力は広く知られることなく、月日がたちました。
 1990年代に入り、韓国で元慰安婦が名乗り出て、1992年には東京で行なわれた「日本の戦後補償に関する国際公聴会」に日本軍性暴力被害者として、中国から参加した万愛花さんが自らの被害体験を証言しました。
 そのことを知った、映画監督で本書の著者・班忠義さんは、20年間被害者を取材撮影し続け、戦時性暴力の被害者と加害者の証言で描いたドキュメンタリー映画『太陽がほしい —「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』を2015年に完成させ、上映会が全国各地で行われています。
 当ホームページでも、シネマ・DE・憲法(2015年9月7日)で紹介しました。
 本書は、その書籍化で、当作品の製作の経緯やシナリオや特別寄稿が収められています。シナリオには、被害者、加害者の生々しい証言により、見境のない殺戮、強姦、強盗を繰り返す日本軍の残忍さが描かれています。
 戦争という極限の状態のなかに置かれると、普通の人がこれほど変貌してしまうことを、歴史の教訓をしなければならないと思います。
 
【書籍情報】
2016年3月、合同出版から刊行。著者は班忠義。定価は1,000円+税。

<法学館憲法研究所事務局から>
・この映画の監督・班忠義さんは以前当サイトで「中国社会の変革を展望して」と語ってくださいました。


 

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