法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

ブックレット『18歳からの政治選択 平和・人権・民主主義のために』 

M・I

 平和・国際教育研究会編による高校生や若い世代向けのブックレットです。いよいよ7月の参院選から18歳の選挙権が現実のものとなります。本書は、第1章「Q&A 18歳選挙権ってなんだ」と第2章「主権者のための政治学習」で構成されています。第1章は、Q&A形式で、例えば「18歳選挙権は世界の常識ですか?」の質問には、世界の選挙権年齢の現状を、「現行選挙制度の問題点はなんですか?」の質問には、小選挙区制の問題点や1票の格差問題など選挙権の基礎知識を解説しています。
 新しいところでは、2016年1月29日に文部科学省が出した高校生の政治活動の届出制に対するT-nsSOWL(ティーンズソウル)の反対声明の一部が紹介されています。「私たちは高校生である前に一人の主権者であり、政治に参加する自由があります。私たちは、政治に関心を持ち、意見を交わし、自分の考えを持ち、私たちの社会をより良くするために立ち上がり行動し続けます。」
 読み応えのあるのが第2章です。ここでは10の大きな社会問題となっているテーマを採り上げています。例えば「テーマ1 安全保障関連法について」では、安保法制の内容、集団的自衛権と憲法9条、立憲主義などを解説し、「日本はいま、日米安保条約のもとで、軍事同盟と自衛隊を強化し、海外での自衛隊の活動を拡大していくのか、それとも憲法9条を活かした平和外交で国際平和を実現し、抜本的な軍縮を実現していく道か、大きな岐路に立たされています」と問題提起をしています。その他のテーマは「沖縄の基地問題」「フクシマの原発事故と再稼動問題」「歴史認識問題」「広がる格差・貧困問題」「だれのためのTPP」など時宜を得たテーマばかりです。
 一見、高校生向けの体裁になっていますが、実は現代日本の重要課題について、その現状、原因、経緯、背景を端的にそして的確に分析した教養書といえます。

【書籍情報】
2016年4月に平和文化より発行。編者は平和・国際教育研究会。定価は700円+税。
http://www.chichibu.ne.jp/~sekine-kz56/heiwakokusai/hksyoukai/

<法学館憲法研究所事務局から>
・この書籍の編著者のうち、以下の方々は、当サイトの「今週の一言」などにご寄稿いただいています。

佐貫浩さん
沖村民雄さん
宮下与兵衛さん
白神優理子さん




 

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