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憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(10)

2008年12月29日

「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。
 (法学館憲法研究所事務局)

NTT西日本50歳定年制強行見せしめ配転無効訴訟 〜何のための(大阪〜名古屋)新幹線通勤?〜(1月15日・判決)
2001年4月、NTTは空前の「11万人リストラ計画」を発表しました。これに伴い、業務を100%出資の新設子会社=アウトソーシング会社 (OS会社) に「外注」 し、退職・再雇用して賃金を3割カットするとともに、これに応じない労働者は遠隔地にみせしめ配転しました。配転の無効確認を訴えています。

牛丼すき家 「偽装委託」 「名ばかり管理職」 事件(1月16日)
牛丼屋チェーン店、「すき家」。スタッフはアルバイトの身分なのに、長時間労働を強いられ、しかも残業代を法律通りに支払ってもらえていない。残業代の支払い等を求めています。

首都圏建設アスベスト訴訟(1月16日)
首都圏在住の建設作業従事者で、石綿含有建材を使用して直接、間接に重症の石綿関連疾患 に罹患し労災等の認定を受けた被災者及びその遺族が国及び企業に損害賠償を求めています。

SHOP99 名ばかり管理職事件(賃金等請求事件)(1月21日)
コンビニ「SHOP99」の各店舗には正社員は一人だけで、他はすべてアルバイトです。「店長」であり「管理監督者」 にあたるから残業代を払わないとされた正社員が実態を告発して残業代の支払いを求めています。

目黒社会保険事務所職員ビラ配布事件(堀越事件)(1月28日)
ビラを配布していた社会保険事務所の公務員が国家公務員法違反として逮捕・起訴された事件について、国家公務員法・人事院規則は表現の自由の侵害であると争っています。

ノーモア・ミナマタ訴訟(1月30日)
2004年の最高裁判決があるにもかかわらず、国は正当な救済を行おうせず、水俣病患者の60%を切り捨てる政治決着を図っています。これを許さず、司法の場での解決を追求する訴訟です。

放送命令を取り消せ! 〜NHK国際放送違憲訴訟(2月4日)
国、総務大臣によって、NHKへの放送の命令できるという時代錯誤の放送法が憲法違反であるということを問う裁判です。

「『健康で文化的な最低限度の生活』 (憲法25条)の保障を!」 生存権裁判(2月12日)
東京都在住の70歳を超える生活保護受給者12名が、居住地各自治体を被告に老齢加算廃止処分の取消しを求める訴訟です。憲法25条で保障される 「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」 の回復を求めるものです。

植草一秀氏 名誉回復訴訟(毎日新聞)(2月18日・判決)
週刊誌やテレビによる報道を名誉毀損として植草一秀氏が提起した損害賠償請求訴訟の判決言渡期日です。

日の丸君が代強制反対裁判〜〜東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟第2次訴訟〜(2月18日)
都教育委員会が発出した10.23通達に基づく校長の職務命令に基づいて国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務及びピアノ伴奏する義務がないことの確認を求めています。

熊本市政務調査費返還請求訴訟〜政務調査費とは、いったい何か〜(3月6日)
熊本市で条例に基づき1ヶ月ごとに20万円 が市議会議員個人に交付されているが、議員が経営する会社の事務所賃料、研修名目の旅行費など、目的外使用ではないかを問うています。

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