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憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(15)

2009年6月29日

「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。
 (法学館憲法研究所事務局)

ストップ! ザ八ッ場(やんば)ダム〜誰のための公共事業?(6月30日・判決)
群馬県長野原町に建設が予定されている八ッ場ダムは、利水上、治水上の利益がない無駄な事業だとして、治水、利水負担金の支出の差し止めと支出金の返済を請求しています。水戸地裁に係属している訴訟です。

自衛隊の市民監視違憲差止・国賠訴訟(7月6日)
自衛隊イラク派遣に対する原告らの一切の表現活動、思想活動に対する情報収集・活動監視活動を行ってはならないとの差止めと国賠を求めています。

原発を止めよう!〜浜岡原発差止仮処分・本訴(7月10日)
浜岡原発について、東海地震が起こる前に止めるよう求める運転差止裁判が2002年4月以来、静岡地裁で闘われています。

日の丸・君が代強制反対裁判〜「君が代」解雇裁判〜(7月14日)
原告らは、都の退職後再雇用制度(最長5年)に基づき、都立学校再雇用職員に応募し、合格したが、合格後、10.23通達に基づく職務命令に従わなかったとして懲戒処分を受けたことを理由に、再雇用合格 (1名は講師) を取消されたことは許されないとして、再雇用職員 (または講師) としての地位及び賃金、慰謝料の請求をした事案。

中津川市議会における発声障がいをもつ議員へのいじめ損害賠償請求事件(通称:小池事件)(7月15日)
下咽頭ガン手術により声帯を失い、発声が著しく困難となった市議会議員が、文書やボード、代読による発言などによる議会での発言の機会の保障を求めている事件です。

「『健康で文化的な最低限度の生活』 (憲法25条)の保障を!」 生存権裁判(7月16日)
生活保護を受給している70歳以上の高齢者、母子家庭が、老齢加算・母子加算の生活保護変更決定は生活保護法、憲法25条違反であると争っています。

薬害イレッサ訴訟(7月16日)
画期的な夢の新薬として販売された肺ガン治療薬イレッサで大勢の副作用死亡被害が起きました。報告されているだけでも734人にも上っています。国と販売会社に対し慰謝料を請求しています。

二子玉川東地区再開発事業に関連する公金支出差止訴訟(7月17日)
151mの超高層ビルをはじめとして合計7本のビル建築再開発事業は民間大企業の利益に直結したもので、周辺住民の権利侵害は深刻であり、受忍限度を越えるとして争っています。

いまのNHKに受信料の支払を強制することができるのか?(7月28日・判決)
戦争の際にプロパガンダと化した教訓を踏まえ市民側に立って政権を監視すべきNHKが、政府の圧力によって政府の公報と化したとき、あるいは、商業主義に流され内部が腐敗したときに、それでも、市民が視聴料を支払わなければならないのか、女性戦犯法廷番組が政治家の圧力で改変された事件などを理由として支払い義務がないことを主張しています。

新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)(8月20日)
生活に困窮し野宿生活を余儀なくされていた原告が法律家、支援者らの援助により新宿区福祉事務所にアパートでの生活を求めて生活保護を申請したところ、2度にわたり 「稼働能力不活用」 などを理由に却下されたことから、却下処分の取消しと保護開始決定の義務づけを求め提訴した事件です。

ダムの排砂を止めろ!〜出し平ダム排砂差止め・損害賠償請求事件〜(9月7日)
関西電力が黒部川上流部に建設した 「出し平ダム」の大量の排砂により、黒部川河口以東海域でヒラメなどの底物や養殖ワカメが獲れなくなり、刺し網業者やワカメ栽培組合が深刻な被害を受けました。排砂の差止めと損害賠償を請求しています。

日の丸君が代強制反対裁判 〜東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟第1次訴訟〜(10月29日・判決)
教職員である原告らが国旗に向かって起立し、国歌を斉唱することを強制されることは、思想・良心の自由、信教の自由、教育の自由を侵害すること等を争っています。


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