法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(24)

2010年4月5日

(「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。)
 (法学館憲法研究所事務局)

沖縄密約の存在は否定できない! 〜沖縄密約文書・情報公開不開示決定取消請求訴訟(4月9日・判決)
沖縄が返還される際に、米国が負担するとされた土地の原状回復費用などを秘密裏に日本側で負担することを約束した合意書などの公開を求める訴訟です。

日産自動車事務系「業務偽装」「派遣切り」 事件(4月19日)
日産自動車で勤務していた事務系女性労働者1名が、日産自動車に対して労働契約上の地位を有することの確認や賃金の支払い、損害賠償の支払いを求めた裁判(また派遣元であるアデコに対しても不当利得の返還を求めている)です。

横須賀強盗殺人米兵事件(4月20日)
空母キティホークの乗組員であった在日米海軍所属の米兵が、通行中の女性から現金を奪う目的で、たまたま通りがかった何の罪もない女性を極めて残虐な方法で殺害した件で、加害米兵及び国を被告とする損害賠償請求事件です。

根津公子さん・河原井純子さん停職処分取消訴訟(4月21日)
根津公子さんは、君が代の斉唱時に起立を拒否したため、「停職6ヶ月」 の処分を受けました。この処分の取消を求める訴訟です。

裁判権放棄密約文献閲覧禁止処分取消請求訴訟 〜真理がわれらを自由にする(4月23日)
日本政府が在日米軍関係者による犯罪の裁判権を放棄するとした検察官用資料について、国立国会図書館が閲覧禁止としたことについて、ジャーナリストの斎藤貴男さんが処分取消を求める訴訟です。

いまのNHKに受信料の支払を強制することができるのか?(4月27日)
戦争の際にプロパガンダと化した教訓を踏まえ市民側に立って政権を監視すべきNHKが、政府の圧力によって政府の公報と化したとき、あるいは、商業主義に流され内部が腐敗したときに、それでも、市民が視聴料を支払わなければならないのか、女性戦犯法廷番組が政治家の圧力で改変された事件などを理由として支払い義務がないことを主張しています。

産経グループ従業員労働委員会命令取消請求訴訟(5月10日)
産経新聞グループ企業から解雇された記者の所属する労働組合が配転・解雇などを不当労働行為として都労委に救済申立を行いましたが、都労委の判断は、民事訴訟の最高裁での解雇を認める判断が出るまで棚晒ししたうえ、都労委の判断を受けた中労委の判断も民事訴訟に追従するものでした。そこで、記者が所属する労働組合が委員会の命令の取消を求めて提起した訴訟です。

JAL客室乗務員監視ファイル事件(5月10日)
JAL労働組合が収集保管する、JAL所属の客室乗務員についての個人情報を記載した情報ファイルには、158項目にわたる個人情報が記載されていました。客室乗務員らは、プライバシー侵害で、日本航空キャビンクルーユニオンは団結権侵害で、JALとJAL労働組合に対して慰謝料を請求しています。

チチハル毒ガス事件 〜子どもたちの夢と未来を奪わないで!(5月24日・判決)
中国黒竜江省チチハル市で旧日本軍が秘密裏に製造した毒ガス液により死傷した市民が日本政府に対して国家賠償を請求している事件です。

「『健康で文化的な最低限度の生活』 (憲法25条)の保障を!」東京生存権裁判(5月27日午後2時・判決)
生活保護を受給している70歳以上の高齢者が、老齢加算の生活保護変更決定は生活保護法、憲法25条違反であると争っています。
(なお、上記サイトには判決期日は反映未了です)

新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)(6月4日)
生活に困窮し野宿生活を余儀なくされていた原告が法律家、支援者らの援助により新宿区福祉事務所にアパートでの生活を求めて 生活保護を申請したところ、2度にわたり「稼働能力不活用」 などを理由に却下されたことから、却下処分の取消しと保護開始決定の義務づけを求め提訴した事件です。

薬害イレッサ訴訟(8月25日)
画期的な夢の新薬として販売された肺ガン治療薬イレッサで大勢の副作用死亡被害が起きました。報告されているだけでも734人にも上っています。国と販売会社に対し慰謝料を請求しています。

<<(23)へ


 

 
[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]