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憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(27)

2010年7月5日

(「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。)
 (法学館憲法研究所事務局)

外国人に対する偏見が原因か?〜警察官違法発砲傷害致死国賠訴訟(7月6日)
職質をされて逃げただけで、結果的に射殺された中国人男性の妻らが、警官を任用している栃木県を相手にして損害賠償を請求した事案です。

ストップ! ザ八ッ場(やんば)ダム〜誰のための公共事業?(埼玉地裁7月14日・判決)
群馬県長野原町に建設が予定されている八ッ場ダムは、利水上、治水上の利益がない無駄な事業だとして、治水、利水負担金の支出の差し止めと支出金の返済を請求しています。

日の丸君が代強制反対裁判 〜東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟第1次訴訟〜(7月20日)
教職員である原告らが国旗に向かって起立し、国歌を斉唱することを強制されることは、思想・良心の自由、信教の自由、教育の自由を侵害すること等を争っています。

日産自動車事務系「業務偽装」「派遣切り」 事件(7月22日)
日産自動車で勤務していた事務系女性労働者1名が、日産自動車に対して労働契約上の地位を有することの確認や賃金の支払い、損害賠償の支払いを求めた裁判(また派遣元であるアデコに対しても不当利得の返還を求めている)です。

神田駅超高架化差止訴訟(7月26日)
東京・神田駅を中心とした 1.3Kmにわたる高さ約30メートルの二重高架の建築工事の差止め請求です。重層架が災害時に甚大な被害を周辺に及ぼす危険があること、騒音・振動・圧迫感などにより、神田の生活環境が悪化し、都市が破壊されることを主張しています。

普天間基地米軍爆音訴訟〜米軍機と墜落の恐怖よ、さらば!(7月29日・判決)
普天間飛行場の米軍機の騒音や墜落の危険により生活破壊と健康被害を訴える飛行場周辺の住民らが、早朝夜間における飛行の差し止め、損害賠償等を求めた訴訟です。

内閣官房報償費を明らかにさせよう!〜情報公開不開示決定取消訴訟(8月13日)
内閣官房機密費は、月1億円、年間12億円を勝手に使い、明細、徴収書も一切国民に開示されません。具体的に使途のわかる支出関係書類の開示を求めています。

薬害イレッサ訴訟(8月25日)
画期的な夢の新薬として販売された肺ガン治療薬イレッサで大勢の副作用死亡被害が起きました。報告されているだけでも734人にも上っています。国と販売会社に対し慰謝料を請求しています。

新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)(9月22日)
生活に困窮し野宿生活を余儀なくされていた原告が法律家、支援者らの援助により新宿区福祉事務所にアパートでの生活を求めて 生活保護を申請したところ、2度にわたり「稼働能力不活用」 などを理由に却下されたことから、却下処分の取消しと保護開始決定の義務づけを求め提訴した事件です。

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