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憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(28)

2010年7月26日

(「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。)
 (法学館憲法研究所事務局)

神田駅超高架化差止訴訟(7月26日)
東京・神田駅を中心とした 1.3Kmにわたる高さ約30メートルの二重高架の建築工事の差止め請求です。重層架が災害時に甚大な被害を周辺に及ぼす危険があること、騒音・振動・圧迫感などにより、神田の生活環境が悪化し、都市が破壊されることを主張しています。

普天間基地米軍爆音訴訟〜米軍機と墜落の恐怖よ、さらば!(7月29日・判決)
普天間飛行場の米軍機の騒音や墜落の危険により生活破壊と健康被害を訴える飛行場周辺の住民らが、早朝夜間における飛行の差し止め、損害賠償等を求めた訴訟です。

女性自衛官に対する上司のセクハラの責任を国に問う裁判(7月29日・判決)
女性自衛官に対する上司のセクハラ及び被害を訴えたことに対するイジメや退職強要の事実に対する国の損害賠償責任を追及しています。

強盗殺人被告事件(再審)(布川事件)(7月30日)
1967、茨城県利根町布川で一人暮らしの大工の屍体が発見された事件に関し、桜井さん・杉山さんが犯人だとされ有罪が確定しました。事件と2人を結び付ける直接証拠は取調段階の自白のみです。第二次再審です。
 
内閣官房報償費を明らかにさせよう!〜情報公開不開示決定取消訴訟(8月13日)
内閣官房機密費は、月1億円、年間12億円を勝手に使い、明細、徴収書も一切国民に開示されません。具体的に使途のわかる支出関係書類の開示を求めています。

薬害イレッサ訴訟(8月25日)
画期的な夢の新薬として販売された肺ガン治療薬イレッサで大勢の副作用死亡被害が起きました。報告されているだけでも734人にも上っています。国と販売会社に対し慰謝料を請求しています。

裁判権放棄密約文献閲覧禁止処分取消請求訴訟 〜真理がわれらを自由にする(9月3日)
日本政府が在日米軍関係者による犯罪の裁判権を放棄するとした検察官用資料について、国立国会図書館が閲覧禁止としたことについて、ジャーナリストの斎藤貴男さんが処分取消を求める訴訟です。

白バイに突っ込まれた通学バスの運転手が無実の罪を負わされたとして高知県などを訴えた訴訟(9月6日)
白バイに突っ込まれた通学バスの運転手が無実の罪を負わされたとして高知県などに国家賠償を求めている訴訟です。

「『健康で文化的な最低限度の生活』 (憲法25条)の保障を!」 生存権裁判(京都)(9月8日)
生活保護を受給している70歳以上の高齢者が、老齢加算の生活保護変更決定は生活保護法、憲法25条違反であると争っています。

新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)(9月22日)
生活に困窮し野宿生活を余儀なくされていた原告が法律家、支援者らの援助により新宿区福祉事務所にアパートでの生活を求めて 生活保護を申請したところ、2度にわたり「稼働能力不活用」 などを理由に却下されたことから、却下処分の取消しと保護開始決定の義務づけを求め提訴した事件です。

中津川市議会における発声障がいをもつ議員へのいじめ損害賠償請求事件(通称:小池事件)(9月22日・判決)
下咽頭ガン手術により声帯を失い、発声が著しく困難となった市議会議員が、文書やボード、代読による発言などによる議会での発言の機会の保障を求めている事件です。

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