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憲法情報Now<憲法関連裁判情報>

 

NPJ「訟廷日誌」掲載情報から(33)

2011年2月21日

(「PEOPLE’S PRESS」が運営するWeb サイト「News for the People in Japan」の「NPJ弁護士の訟廷日誌」には憲法とその理念に関連する様々な裁判の動向が紹介されています。
 現在アップされている情報の中で、興味深いものをいくつか紹介いたします。)
 (法学館憲法研究所事務局)

靖国合祀取消(ノー! ハプサ)訴訟  〜今、暴(あば)かれる 『靖国の闇』(2月24日)
靖国神社に親族が合祀されていると知った遺族ら、また未だ生存しているにもかかわらず自分自身が合祀されていると知った本人らが、国と靖国神社を相手に、合祀の取消 (具体的には、国に対しては、遺族らや本人に関する戦死情報提供の撤回、靖国神社に対しては、霊璽簿等からの氏名の抹消)や謝罪、損害賠償などを求めています。

東京大空襲訴訟(2月28日)
1945年の東京大空襲被害者の救済を求める裁判です。被害者たちが裁判を起こすに至った経緯や背景、裁判の争点などを紹介しています。

強盗殺人被告事件(再審)(布川事件)(3月16日・判決)
1967に茨城県利根町布川で一人暮らしの大工の屍体が発見され、桜井昌司さんと杉山卓男さんが逮捕され、1978年に無期懲役が確定した事件の第2次再審です。事件と2人を結び付ける直接証拠は2人の 「自白」 のみであり、その任意性が問題になっています。

裁判権放棄密約文献閲覧禁止処分取消請求訴訟  〜真理がわれらを自由にする(3月16日)
日本政府が在日米軍関係者による犯罪の裁判権を放棄するとした検察官用資料について、国立国会図書館が閲覧禁止としたことについて、ジャーナリストの斎藤貴男さんが処分取消を求める訴訟です。

白バイに突っ込まれた通学バスの運転手が無実の罪を負わされたとして高知県などを訴えた訴訟(3月17日・判決)
白バイに突っ込まれた通学バスの運転手が無実の罪を負わされたとして高知県などに国家賠償を求めている訴訟です。

薬害イレッサ訴訟(3月23日・判決)
画期的な夢の新薬として販売された肺ガン治療薬イレッサで大勢の副作用死亡被害が起きました。報告されているだけでも734人にも上っています。国と販売会社に対し慰謝料を請求しています。

ストップ! ザ八ッ場(やんば)ダム 〜誰のための公共事業?(宇都宮地裁3月24日・判決)
群馬県長野原町に建設が予定されている八ッ場ダムは、利水上、治水上の利益がない無駄な事業だとして、治水、利水負担金の支出の差し止めと支出金の返済を請求しています。

渡邉恒雄氏の社論確立を問う(3月30日)
原告前澤猛氏(元読売新聞論説委員)が渡邉恒雄氏(株式会社讀賣新聞グループ本社会長・主筆)を被告とし、謝罪広告と損害賠償を求めて提起した訴訟。社論に反対する論説を執筆したとして執筆を禁止されたことを争っています。

日本一のアユを守る日本一の団結  〜「那珂川(なかがわ)アユ裁判」〜(4月15日)
霞ケ浦導水事業で漁業権が侵害されるとして、茨城・栃木両県の流域漁協が那珂川取水口の建設工事中止を求めた事件です。

外国人に対する偏見が原因か? 〜警察官違法発砲傷害致死国賠訴訟(4月28日)
職質をされて逃げただけで、結果的に射殺された中国人男性の妻らが、警官を任用している栃木県を相手にして損害賠償を請求した事案です。宇都宮地裁で2月10日、発砲警察官に対する刑事事件無罪判決がありました。

沖縄密約の存在は否定できない!  〜沖縄密約文書・情報公開不開示決定取消請求訴訟(5月17日)
沖縄が返還される際に、米国が負担するとされた土地の原状回復費用などを秘密裏に日本側で負担することを約束した合意書などの公開を求める訴訟です。

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