法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法Voice(2004年5月17日〜8月30日)



(東京都 男性)
2004.8.30

 現行憲法はアメリカの押し付けだとか言われているが、私はすばらしいものだと思う。
 ただ、今更9条に反するとして自衛隊を廃止するというのが現実的ではないのも事実だ。
 憲法が立法権に対する歯止めとしての機能を果たすためには、憲法を改正して明文で自衛隊についての規定を置くことも必要なのではないかと思う。
 憲法の改正というと、どうしても戦争肯定の方向に考えられがちだが、憲法本来の役目を考えれば、その逆として憲法改正を行うことも可能なのではないか。



(愛知県 男性)
2004.8.23

 差別主義者石原慎太郎が、終戦記念日の今日靖国を参拝し、「来年は天皇に参拝してほしい」と言ったそうです。あきれてものが言えません。石原の憲法無視もここまで来たかと言う感じです。
 私は、ここの客員研究員の方に比べればかなり右寄りで、たとえば、憲法9条の前に目障りなものが8条ほどついているから、それらを削除しようとは思いません。象徴天皇制も含めて護憲です。
 しかし、象徴天皇制を支持するのは、天皇があくまでも象徴に納まるという前提があってこそです。今天皇をしている明仁さんは、私の認識では平和主義者ですので、石原の妄言など相手にしないでしょう。しかし、明仁さんを政治的に利用しようとする石原のような右翼がいることも事実です。もっとも、石原は単なる低俗な「差別主義者」「侵略主義者」「嘘つき」であって、「右翼」というような立派な思想は持っていないという反論もあるかもしれませんが。
 靖国神社のHP、もしご覧になったことがなければ一度ご覧ください。特に「今月の遺書」というサイトは異様です。http://www.yasukuni.or.jp/siryou/isyo.html こんなものを大真面目に作っている、石原はこの神社に参拝し、明仁さんにも参拝しろというのです。石原は正気ではありません。



(東京都 男性)
2004.8.23

 "蟻の街”に、ごく近いところで、少年時代をすごしました。
当時、あのあたりは、通称"バタヤブラク”と呼ばれていて、川辺に沿って、たくさんの人が"野営”をしていたところです。私が、小学校に入ったとき、同級生に"こうたつね"君という子がおり、出席順で私の前でしたので、よく覚えております。多分、あの部落の子だったと思います。でも、半年もたたずに、いつの間にか、学校からいなくなってしまいました。今でも、彼のクリクリっとした眼と、厳しい視線は忘れられません。憲法の"け"の字も知らないうちに、自分を含めて、"差別"の実態を知りました。
 今、憲法条文を読むとき、必ず彼のことを思い出します。差別というには、決して客観的・相対的なものではありません。一人の人間が、心に、感性に、そして現実に強く圧迫を受ける実体です。あってはならないことです。
 憲法概念を実感した経験を持つ一人の人間として、忘れることはできません。



(北海道 男性)
2004.8.16

毎日暑いですね。こちらは北海道帯広ですが、32度くらいあります。そちらはもっと暑いと思います。ご苦労様です。
さて、憲法について、あの民主党が憲法改正の反対勢力を作りました。これは今の時期を考えると貴重な出来事だと思います。ただ民主党の一部なので、これが全体の方針になってもらうことを祈るのみです。
それから、映画についてですが「ショーシャンクの空に」は見ました。良かったですね。感動しました。日本の刑務所ではありえないことですが・・・定期的に転房(・・・住んでいる房を定期的に変更すること)があるので。まだ暑さが続きますが健康には留意されて頑張ってください。(死刑レバーを引くのが嫌で辞めた元刑務官より)



(広島県 女性)
2004.8.12

こんにちは。
もうすぐ終戦記念日を迎えようとしており、戦争や平和について関心が高くなる時期だと思います。

そこで、ここに一冊の本を紹介したいと思います。
アーネスト・ゴードン著『クワイ河収容所』(ちくま学芸文庫)です。
すでにお読みになってご存知の方もいらっしゃることでしょう。
この本の内容と直接には関係ありませんが、私が日本国憲法について考えたことを少し書いておこうと思います。

日本国憲法前文については、ただの理想で時代に合わない、などの巷の声も聞こえてきます。私自身も、素晴らしいとは思っても、実現は九分九厘無理だ、と考えていました。
しかし、この本(小説ではなく、ご本人の実話)を読んで、これほどに人間は崇高になれるのだろうか、と感激しつつ、前文に掲げられた理想も、「たわ言に近い理想」ではなく、「叶えられる理想」ではないだろうか、と考えるようになりました。
ただ、日本人である私がこの本を読むにあたっては、恥ずかしさと罪悪感で何度も自分の首を絞めたくなるのを抑えなければなりませんでしたので、一読だけでは見過ごしてしまった重要な部分も多かったのではないか、とも思っています。
また、信仰について、日本の戦争責任について、人の尊厳について、それらにまつわる諸問題など、考えたり悩まなくてはならない種が多く詰まっています。私もここに書きたいことは山ほどありますが、それは私の周辺の人と話し合うことにします。
ここをご覧になった方が、本を読み、人と話し、多くの方の頭に意識を拡げていって下さる事を期待します。もっとも枝振りの良い松のそばではお読みにならぬようお願い申し上げます。

暑い折です。皆様もどうぞご自愛くださいませ。



(北海道 男性)
2004.8.9

 最近のわが国では経済の構造改革や各種の制度改革が議論されていますが、いずれも痛みを伴う改革ということで、結末や弱者に対する手当の視点が欠落しているようにしか思えません。
 例えば法科大学院構想の帰結として2006年以降には毎年4千人近い博士(法務)浪人が出現することになります。
 それにもかかわらず、わざわざ時間と金のかかる制度を作り出した側からは、彼・彼女らに対する別の選択肢の呈示すらありません。
 流行の自己責任のフレーズで切り捨てる気かもしれませんが、多摩川の河川敷に放り出されて100m走をやらされた身にはとてもたまらないでしょう。国立競技場のような整備されたフィールドでこそ安心して競技ができ、実力が発揮できるから結果に対して責任を負えるのです。
 この制度の早急な補完を願って止みません。



(東京都 女性)
2004.8.2

憲法9条を改正し、多国籍軍に入ることが国連の常任理事国入りの条件のようにアメリカのアーミーテージ国務長官から言われたと報道がありました。「信じられない!!」この発言。私は政府がイラクへ派兵した時からこれを既成事実として憲法を拡大解釈して今後国際貢献の名の下に軍隊を派遣するのではないかと恐れていました。日本政府が国連常任理事国入りを切望しているので憲法を改正したいのではないかと思っていました。それなら常任理事国になんか入らなければいいじゃない?って思います。この先、アメリカの手先として兵力の不足分を日本の若い人たちで埋めようと考えているアメリカの人殺しの手先になる必要なんて何も無いと思います。アメリカは、スーダンなどの介入にも目をつぶっているのはイラクとアフガンだけでお金も兵隊もかかってしまってこれ以上やるとするとアメリカで徴兵制を復活させなければならなくなる。そうすると大統領は落選するので、日本や他の国の軍隊をあてにしているのでしょう。今だって勝手に侵略しておいて日本にお金を出せとか復興に協力しろ!!といっているわけですから。私たちは憲法9条を守っていかなくてはならないと思います。未来の子どもたちのためにも。



(埼玉県 男性)
2004.7.26

「蟻の町のマリア」

 私は法学部を出ましたが法律は身につきませんでした。勉強というものには、よく身につくものと、そうでないものがあることを知った今では、よく身につくものに関心を向けるようにしています。最近、「蟻の町のマリア」に関心を持ちました。或る日、古書店で「蟻の町のマリア」を購入して読んでみました。

 内容を簡単にまとめますと、浅草花川戸に住んでいた、大学教授の娘さんであった北原怜子(さとこ)さんが、昭和25年の暮から、蟻の街とかかわりを持つようになりました。蟻の街というのは、現在の言問橋のすぐ近くにあったバタヤと言われた人たちが住んでいた場所をいいます。バタヤはいわば屑を拾って生計を立てていたのです。私は、蟻の街の近くで子供の頃に野球をやっていた人から話を聞いたことがあります。その方は、「蟻の街にボールが入ってしまったら、怖くてボール取りに行けなかった。中に入ったら殺されると思った」と言っていました。そんな中に北原怜子さんが入っていったのです。北原さんは、忍耐強く、そこに住む子供の教育や生活の世話をします。やがて蟻の街の住人ともなり、大人たちの理解も得ていきます。彼女自身もリアカーを引っ張って屑拾いをしました。しかし、結核を患い、また過労による腎臓病のために、昭和33年1月、28歳で亡くなりました。

 蟻の街にはブレインとなる人物がいました。その人はこう書いています。「東京都4000の浮浪者を、打って一丸とした強力な連合体を作りたい。会の名は、25条会はいかがでしょう」(「蟻の街の奇蹟」より)。手元の本で憲法25条を探すと、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とありました。「蟻の街」と憲法25条。私には法律=裁判という思い込みがある。法律と聞くと、何か「もめごと」や事件を連想します。しかし、もっといろんな角度から学習すれば、法律の勉強というものが意外にも身近に感じられるのではないかと思います。

 「蟻の町のマリア」はいい話でした。私はまだ見ていませんが、かつて映画化されたようです。また、北原怜子さんの名前で出版された「蟻の街の子供たち」(1953年)の序文は田中耕太郎(当時の最高裁長官)が書いています。



(東京都 女性)
2004.7.19

私は、伊藤塾の塾生として現行司法試験を体験して、現在は法科大学院の1年生です。
かつて、私は、法曹になるという明確な夢を持って伊藤塾に入塾したのではありませんでした。むしろ、どう生きていったらいいのか分からない中で、何かを見つけようと入塾しました。
そして、明日の法律家講座、韓国旅行、サマースクール等に参加させていただきました。個人の尊厳、平等、平和…という当たり前の幸福が、どれだけ困難なのか、肌で学ぶことができました。特に忘れられないことが、韓国で、元従軍慰安婦の方たちと会ったことです。人間として生まれながら、人間として傷つけられながら、痛みを痛みとして分かってもらえないまま死んでいく。そして、日本の9条改正の議論。憲法問題は、憲法問題ではなく、まさに一人の人間が、人間として個として尊重され、平和に、平等に生きるためのテーマだと思います。振り返るに、伊藤塾で、「人間が人間として生きる困難さ」を学びました。
これから、自分に何ができるか分かりませんが、私自身の生き方として、まずは人間として傷つく心、人間として共感する心を忘れない、法曹になろうと思います。



(東京都 男性)
2004.7.19

無法独裁国家となりつつある日本。 
今この時に政治に無関心ですむはずがありません。
憲法は権力に歯止めをかけるもの、ということをもっともっと喧伝し、憲法改悪を食い止めなくてはなりません。
子供たちに、自由な日本を引き継ぐために。



(東京都 男性)
2004.7.12

  テレビで、政治評論家が憲法前文に国際貢献の記述があるのだから自衛隊派遣協力は合憲であると言っているのを観たことがあります。しかし、これは憲法の精神に反する見解であると考えます。憲法は上から国民を見下ろすような「きまり」ではなく、どのような場合も意見が割れた場合議論しようというのが憲法の精神であるはずです。言葉のみに偏重した読み方をするのでなく、その精神を汲んでこそ憲法は理解できるものとその政治評論家に言ってやりたかったです。



(神奈川県 女性)
2004.7.5

  最近、資格試験の勉強のために数年ぶりに憲法の教科書を開き、過去問を解いてみましたが、私が本文をそのまま読んでイメージしていた「人権」と、最高裁判例で確立されている人権のあまりの違いに驚きました。同時に、いったいどれほどの日本国民がこの憲法の現状を知って、改正が必要と訴えているのか不安になりました。
 改正で新しい人権が規定されたとしても、それが憲法25条のように「国家の理想の宣言」に留まるのでは何の意味もない。大切なことは現行憲法の理念を知り、それを達成するための目標を持ち、目標を具体化する制度を確立していくことなのではないでしょうか。



(東京都 男性)
2004.7.5

【講演と音楽の夕べ】

 いま,憲法が戦後最大の危機をむかえています。自衛隊のイラク派兵,有事法制の制定,そして多国籍軍の参加と解釈改憲でどんどん憲法が踏みつぶされてきています。一夕,あらためて世界に誇るべき日本国憲法の価値を考えてみたいと思います。

 【集会名】 第13回千代田平和集会「日本国憲法とわたしたち」
 【日 時】 2004年7月16日(金)18:30〜21:00
 【場 所】 エデュカス東京7階大会議場 TEL03-5210-3511
 地下鉄 有楽町線「麹町駅」徒歩2分, JR 「四ツ谷駅」,「市ケ谷駅」徒歩7分
 【講 師】 奥平康弘先生(東京大学名誉教授)
        「憲法を守ることの価値」
 【コーラス】合唱団ソレイユ(4曲)
 【主 催】 千代田区春闘共闘委員会
 【連絡先】 千代田区労協(TEL 03-3264-2905)



(東京都 男性)
2004.6.28

  もうすぐ参院選。選挙といえば、1票の格差や投票率の低さが問題とされる。また、8月になると、首相や閣僚の靖国神社への参拝の当否が論じられる。今、最もホットな話題は自衛隊の多国籍軍への参加の是非か。しばらく前には週刊誌の出版差止めが話題になった。日々起こる憲法上の問題について、憲法研究所には、国民1人ひとりが自らの問題として考えるように、そして憲法が暮らしの中に根づくように、わかりやすく伝えることを活動の一環としてもらいたい。



(東京都 男性)
2004.6.21

  憲法改正の必要性は低いと思います。
 改正されたとしても、新しい人権が守られるかは別問題だからです。市民の権利
が守られる制度を充実させるのが先ではないでしょうか。
 ただ、憲法をめぐる意見の対立の先鋭化も心配です。
 法学館憲法研究所には、いろんな意見を取り持つような役割を期待しています。



(東京都 女性)
2004.6.14

  2004年6月8日・9日、横浜市の青葉公会堂にて、フリースクール「のむぎ」の生徒たちを中心とする太鼓チームによる「平和太鼓」コンサートを見てきました。「平和太鼓」は始まって10年になります。今回の目玉は、新曲の創作太鼓「憲法第9条」でしたが、自由民権運動の際に使われた「オッペケペー」節も入れて踊り、憲法9条の条文をラップ・太鼓で唱和するものです。若者が自主的に、しかも楽しんで憲法を学習している雰囲気がうかがえて、とても感動的でした。

詳しくは「のむぎ」のホームページへhttp://www.nomugi.com



(東京都 男性)
2004.6.14

  朝日新聞朝刊(6月4日)に自民党のプロジェクトチームによる論点整理案が記載されてしましたが、それによると、9条改正だけでなく、前文も全面的に書きかえるということです。健全な愛国心という点がキーワードのようですが、それをわざわざ憲法に規定する必要があるのでしょうか。愛国心は国民自ら持つものではないのですか。国家から強制的に押し付けるものなのでしょうか。 
 今の日本の政治状況からすると、愛国心をもつことには無理を感じます。自分自身、愛国心はありません。今の国会を見ていると、立法府としての機能を果たしているとはいえず、情けない限りです。(たとえば、年金問題など)
 国会議員には憲法論議するまえに、国民から信頼される政治を行い、憲法に対する見識をきちんと持っていただきたいと思います。



(東京都 男性)
2004.6.14

 憲法理念の衰退に危機感を抱いています。拝金思想の行き着く先を考えると、身震いがします。日本人の”横並び感覚”の発症と発展形態について、ご研究ください。



(東京都 男性)
2004.6.7

 日本の憲法は、改正されていないとはいえ解釈論によって大きな変化を遂げてきたと思いますが、やはり実態に近い形に改正してほしいと思います。新しい権利はすべて「13条で保障されている」、などというのでは他の権利を定めた趣旨が没却される気がしてなりません。また、憲法改正には、政治的キャリアを気にして守りに入るような政府では不可能なので、小泉首相に期待したいと思います。どんなにわずかな改正でも、憲法は改正できるものだ、国民と時代とともに成長していくものだということを国民に知らせる先例を作れればと思います。



(東京都 男性)
2004.6.7

 お便りさせていただきます。
 まず第一に、(1)憲法は、国家権力の暴走を押さえるハドメである。との命題につき、その認知率が、如何程であるか検証されるべきと考えます。その認知率により、以降の行為選択肢は特定されます。
(2-1)認知率が十分(概ね45%以上)な場合
 国民各位の自由討議により、正しい結論に帰着すると考えられます。よって、゛憲法議論の活性化"が選択肢となります。
(2-2)認知率が、20%を超えている場合
 "無視できない少数"に達しているのですから、"多数派に対するプロバカンダ活動"が選択肢になります。
(2-3)認知率が10-20%の場合
 "無視されうる少数"であることにかんがみ、20%を超えるまでは、"地道な啓蒙活動"に努力傾注すべきです。
(2-4)認知率が10%未満の場合
 憲法の基本が認知されていない以上、"憲法改正"に対する積極的意見表明は無効果と考えられます。かえって、民族主義、国家主義を標榜する過激な集団の標的となり、結果としてこの国特有の"感情的集団心理"により、憲法改悪の引き金にされかねません。
 私自身の認識として、実質的には現状はギリギリ(2-3)の最後尾から、(2-4)に入りつつあるのではないか、と感じています。
 塾長、失礼、所長のおっしゃられていたとおり、"日本国憲法第九条"は、間違いなく世界の非常識です。その非常識を貫き通すためには、常識に組する人々の、"感性"に訴えるのではなく、"歴史的認識に立った理性"に訴えざるを得ないと考えます。特に若い方々は、現状に対する拒否の姿勢だけではなく、日本国憲法の設立時の事情、さらにはそれを踏まえて行われた、例えば芦部先生のご研究について、十分なご理解を得られることを熱望いたします。
 老婆心ながら、お便りいたしました。
 失礼しました。



(東京都 女性)
2004.5.31
  私は常々、疑問に思うことがあります。国会議員の皆さんは、本当に憲法を知っているのだろうかと。憲法が成立した経緯を知っているのだろうかと。日本は、唯一の被爆国です。そしてまた、第二次世界大戦に対して重い責任を負っている国でもあります。その責任を負い、また、その悲劇を知る国だからこそ、果たせる役割があるのではないでしょうか。戦争は、悲劇しか生みません。今回のイラク戦争においても、前回の湾岸戦争においても、救われた人々はいたでしょうか。もし、いたとして、その人たちを救うために、戦争は不可欠だったでしょうか。今現在、地球より重いと言われる人間一人の命が、いくつ奪われたことでしょう。

 そういう現代だからこそ、日本が果たす役割は、憲法9条を改正することではないはずです。国民を代表する国会議員の皆さんが、そして、彼らを選出する我々が、今こそ平和の尊さを声を大にして叫ぶべきです。きっとその役割を果たすために、先人たちはこの尊き憲法を制定したはずなのです。議員は、憲法尊重義務に基づいて毎日、憲法前文を心をこめて読み返すべきです。心に刻むべきです。自国の憲法の意味と、意義を忘れた、或いは知らない人は国会議員になるべきではないのではないでしょうか。もう一度、国民が誇りを持って自国の憲法を学ぶべきときが来ているのではないでしょうか



(熊本市 男性)
2004.5.31
 近年、憲法改正の議論が国会等においてもよくされておりますが、現行憲法をどこまで理解して議論がされているのか疑問があります。憲法の精神を知らない国会議員も数多くいるのではないでしょうか。私は学生時代に伊藤真先生の憲法の講義で憲法を学びました。そして、憲法にはすばらしい精神が宿っていると感じました。しかし、現在改憲を主張している人のどれほどが、その精神を理解しているのでしょうか。
 義務教育でもさほど教えられていないこと自体、問題があると思います。今後、私もこの研究会で勉強させていただきたいと思っております。


(岐阜県 T・Kさん)
2004.5.24
 私は、日本の現行憲法をこよなく愛していますし、これを守ることも次代への使命だと考えています。
 しかし、今、日本国憲法は大変な危機に瀕していると思います。
 実は9条改正のための、「環境権」「新しい権利」を併せて盛り込む憲法改正案は一見して耳あたりがよいですが、きわめて危険です。また、96条改正案にも反対です。


(東京都 男性)
2004.5.24
 「憲法改正の是非」の議論ばかりが盛り上がっていますが、おかしいと思います。
 憲法改正が可能なのは当たり前のことですし、具体的な条文を想定せずに「憲法改正の是非」を論じることはナンセンスだと思います。
 例えば、憲法9条の改正の議論であれば、改正して自衛隊を日本の「軍隊」として位置付けることにより、具体的に何がどのように変わるのかを詳しく検証してみるなどすれば、もっとイメージしやすく分かりやすい議論になると思いますし、そう安易に改正すればよいというものではないことが多くの人に理解されるのではないでしょうか。
 冷静で具体的な議論を憲法研究所がリードしていってくれたらなと期待しています。


(所沢市 男性)
2004.5.17
 「企業」と「市場」という21世紀の法律学にとって要となる概念に正面から取り組んでいただきたいと思います。
 樋口陽一教授が正当にも指摘されたように、法人に対する警戒感の欠如しているばかりか、法人に敬称(「貴社」「御社」)を用いるわが国において、真に個人の人権を保護するために必要な道具立てを探求する活動を期待しています。


(札幌市 男性)
2004.5.17
 最近,「憲法改正」といわれますが、憲法の制限規範性を無視して「国民の権利を制限し、国民の義務を強化しょう」という意見等を目にしたり耳にしたりするたびにこの国の将来に不安を感じます。
 「権利、自由の行使には、責任と義務を伴うものである」という自覚もなしに権利、自由を行使して来たツケなのでしょうね。


 

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