法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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賛助会員の方々の情報やとりくみなどを紹介しています。また、ご意見フォームに寄せられた声などもご紹介します。

(青森県・鳴井勝敏さん) NEW
2017.6.26

今こそ国民は人格的自律を

 日本国は溶解し始めた。安保法制、共謀罪に見る強引な立法作業。森友学園、加計学園問題に見られる適正手続きの崩壊。立憲的民主主義から多数決的民主主義へ大きく舵を切る安倍政権。それでも安倍内閣の支持率は高止まりである。とても不思議な現象だ。
 考えられることは、まず、戦後生まれの人達の価値観が大きく変わったのでは。つまり経済、雇用、そして、健康が最優先。平和、人権、適正手続などという言葉が国民に響かなくなったのでは。
 次に、そもそも人格的自律の弱い国民気質に通信機器の発達が拍車を掛けたのでは。新聞離れ、読書離れ、学習離れ、しっかり考える力」を奪い去ってしまった。
 
 憲法とは、国家権力を制限して人権を保障するもの。この定義が国民に届かなくなっているのだ。国が溶解しても不思議ではない。
 アベ政治によって、平和、公正、公平、平等、自由、適正手続きなどがが歪められてしまった。国の危機を救うキーワードは、国民一人一人の「人格的自律」である。



(東京都・長尾敏博さん)
2017.3.20

NHKBSプレミアム アナザーストーリーズ「誕生!日本国憲法〜焼け跡に秘められた3つのドラマ〜」を観て

○ ベアテさん———10年ほど前にベアテさんの講演を聴きに行ったことがあります。初めてお会いして日本語がとても上手でしっかりとしゃべるのでびっくりしました。それは日本で少女時代を過ごしたからと後でわかったのですが、彼女は語学の天才だったのですね。日本国憲法に対してベアテさんは「アメリカの憲法よりりっぱなものを作った」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

憲法の本を集めた東京中の図書館というのはどこの図書館だったのでしょうか?興味がありますね。ベアテさんに影響を与えた小柴美代さんにもお会いしたかったですね。番組では触れてなかったですが、彼女は年齢があまりに若すぎたのであとで問題になるといけないからと憲法の起草に関わったことを長い間口止めされていたのです。でも彼女のような人がいてくれたことは日本にとって本当に幸運だったと思います。

○ 憲法研究会———中心メンバーの鈴木安蔵さんは自由民権運動の研究者なのです。民権運動の最も民主的な部分を研究会草案に盛り込んでくれました。お孫さん初めて見ました。高野岩三郎さんはNHKの初代会長です。GHQ草案が「密室の9日間」と言われる短い間に作られたことに対して、短期間に泥縄式に作ったいい加減な憲法と改憲派の人達は批判しますが、憲法研究会案という下敷きあったからこそ短期間で起草することができたのです。それにちゃんと国会で審議されているのです。憲法研究会案がGHQ草案に影響を与えたことは、国の機関である国会図書館のサイト「日本国憲法の誕生」でも確認することができます。 → 3-6 ラウエル「私的グループによる憲法改正草案(憲法研究会案)に対する所見」 1946年1月11日

日本国憲法押し付け論ですが、押し付けられたのは当時日本国民を代表していない政府に対してであって、新聞の世論調査によれば7割を越える国民が日本国憲法を支持していました。

ベアテさんの女性の権利や森戸辰男さんの生存権にしろ、そんなことは法律で対処できると条文を削られそうになったけど、各々強い思いがあって何とか条文に載せることができました。そんな思いのこもったものを何で今更変えなければならないのでしょうか?

この憲法制定までの経緯は映画「日本の青空」によく描かれています。

○ 大島憲法———日本国憲法の公布に先行してこのようなものが作られていたとは驚きです。島民主権(国民主権)、萬邦和平(平和主義)これは普遍的な原理ですかね。そして権力が暴走しないような仕組みを作っています。敗戦という悲惨な体験から出発すると結局そこに行き着くのですね。自由民権期の五日市憲法草案は当時の民権家、知識人が集まって会合を重ねて作りました。ところが大島の場合、元村長は別としてもお茶屋の主人、船大工、元兵士など無名の人達が関わっています。平和な国を作りたいその情熱があれば誰でも、私もあなたも憲法草案を作ることが出来る?!

三つの物語、私は胸が熱くなりました。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3444/1453050/



(青森県・鳴井勝敏さん)
2017.1.16

ポピュリズムとメディア  

 打ち寄せる波のごとく、ポピュリズムの広がりを感じる。それを奨励するかの様なメディア。これでは民衆は社会の遠景を見失う。
 ポピュリズムは、政治に関して理性的に判断する知的な市民よりも、情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、その支持を求める手法である。
 確かに、一時、ポピュリズムは民衆の感情を充たすに違いない。しかし、国民の考える力を奪い、利己主義的、排他的傾向を強める。これは独裁政治、つまり暴力と不自由に支配された悲惨な未来を作る肥えた土壌である。民主主義で民主主義を破壊したヒトラーを持ち出すまでもあるまい。これは歴史の教訓である。
 ところが、民衆の憤りや不安へ乗じて登場するのが威勢の良い輩。勇ましい言葉を弄して民衆を扇動する。民衆は、熟議とは異なる「決める政治」や「強いリーダー」に憧れる。これは民主主義の成熟とは逆方向に位置するものだ。
不思議なのはメディアがポピュリズムを奨励しているかの様に映ることだ。それともメディアは民衆の感情に流されやすい体質なのか。小泉元首相以降、前大阪市長、現都知事の誕生はその典型例である。都知事選、「女ひとりで、自民と袂を割って、孤軍奮闘」等という報道するメィデア。これではメディアに対する国民の信頼は遠のくばかりだ。国がメディアによって滅ぶ。これは絶対にあってはならない。
 市民は穏やかな生活の営みを望む。キーワードは「自立した市民」である。皆が憲法を学び,自立した市民としてものを考えるようになったら、市民の穏やかな暮らしが蘇ってくる。憲法は輝きを取り戻し、生存権(25条)に灯りが灯ると考えられるからだ。三権分立崩壊を目の当たりにし、つくづくそう思う。
 「偉大な人達は、アイデアについて話し、凡庸な人達は出来事について話し、狭量な人達は人々について話す【エレノア・ルーズベルト(米国第32代大統領フランクリン・ルーズベルト夫人)名言集】。



(東京都・長尾敏博さん)
2016.10.10

政府は国民の生命を守る義務があるはず

政府は国民の生命を守る義務があるはずなのに、自衛隊をスーダンのような危険な地域に送り込み自衛隊員に犠牲者が出たらどうするのでしょうか(強制アンケートをとって言質をとっているようですが)。

政府がその政策を遂行するために国民の命を犠牲にしてよいものでしょうか?憲法の前文「平和のうちに生存する権利」や13条を侵害していると思いますが、「政府の行為によって国民は決して命を奪われることはない」と明記して欲しかったです。

また初めて人殺しをしてショックを受け精神的におかしくなる人もいるでしょう。既に自殺者がかなりいると聞いています。



(青森県・鳴井勝敏さん)
2016.10.3

無知、偏見、不安

 無知、偏見、不安。この構造は障害者に対する健常者の認識構造だとばかり思っていた。ところが、安倍政権の暴走はその構造にとてもよく当てはまる。そして、国民の集団主義化にも当てはまるのだ。安倍首相は「みっともない憲法」と好んで使うという。無知から来る偏見と映る。国民から一生懸命な評価を得たい首相。外国へ出かけては金をばらまく。不安解消のためと映る。一方、インテリ層の批判精神の衰えは目を覆う。無知からくる不安が個を埋没、集団主義化に拍車をかけ、ポピュリズムの土壌を肥やす。国民の「無知」が、安倍政権の「無知」を支える構造。とても怖い時代になった。



(東京都・浜地道雄さん)
2016.8.29

「世界の宝九条」とノーベル平和賞及びユネスコ記憶遺産

 かねてより世界の知識人の賛同を得て推進してきた「ノーベル平和賞に『日本被団協と九条の会』を」運動。オスロの平和研究所で候補に挙げられ、10月7日の発表が楽しみです。
 さて、安倍首相は改憲(9条)理由の一番に「GHQの押しつけ」を挙げてます。

 そこで、「九条成立の諸資料(幣原喜重郎当時首相の談話=平野三郎メモなど)」を発掘、検証、英語訳の上、ユネスコの記憶遺産に登録申請を致しました。(5月31日、受理。パリ)
東京新聞-こちら特報部-2016-6-12sun-で紹介されました

こちらもどうぞご支援(理解、拡散)をお願い申し上げます。

 浜地道雄(9条・ユネスコ登録ネットワーク 共同代表)070-6482-5415


(青森県・鳴井勝敏さん)
2016.6.27

「私は、政治の安定より憲法の安定を望む」

 私は、政治の安定より憲法の安定を望む。政治は人の世界。憲法は法の世界。人間はとかく間違いを起こすからだ。            
 歴史的選挙と言われる今夏の参院選。告示後の報道を見て思う。政治によって憲法が踏みにじられても怒れない国民の多さ。土壌改良をしなければどんな種を蒔いても育たないということだろうか。日本の未来の占う前兆の予感がする。「良きことはカタツムリの速度で動く」(ガンジー)。というが、そのカタツムリが不安からか、衰退からか、動かないのだ。憂慮すべきは安倍暴走ではない。国民の政治に対するスタンスである。EUから離脱するか、残留するか。英国の国民投票を見てその感を強くした。 


(青森県・鳴井勝敏さん)
2016.5.9

5月3日憲法記念日、青森市繁華街で

 5月3日憲法記念日、青森市繁華街で「時代の危機〜立憲主義が危ない〜」というノボリを立て、憲法のチラシを配りました。参加者は自分一人です。そこでしか学べないことがありました。それはチラシの受け取りを断る際の視線です。「俺には関係ない」という視線は現場でしか学べないものでした。これは、社会で生活する者の視線ではありません。このような体験の積み重ねが自分を鍛えるのでしょう。闘う人達の精神力に敬意を表します。その日はワインで癒しました。


(龍谷大学矯正・保護総合センター)
2016.1.25

<B級法教育フェスタ(2/11、品川)>

生きた法の学びの場を創ろうと考えている高校生、大学生、教員、弁護士、図書館職員などが集まって、さまざまなパフォーマンスを通じて法を表現し、学ぼうという試みです。憲法を学ぶ場にもなります。ご案内します。
詳しくは、下記のサイトをご参照ください。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8969




PDF

(青森県・鳴井勝敏さん)
2016.1.18

時代の危機、投票基準変わらず

 今夏の国政選挙、一般人の投票基準を考えて見た。安保法廃案でも、「人間は不完全な存在である」ことが前提に生まれた立憲主義の危機でも、憲法改正でもない。今までとは変わらない「消去法」と感じる。つまり、自民党政治が長かった。そこで、一度民主党にやらせた。しかし、上手くいかなかった。では自民党しかないだろう、という発想だ。そこには、今「戦後日本の歴史的転換点にある」という視点はない。
 自民党は憲法改正で何を目指そうとしているのか。一言でいえば、立憲主義の放棄、国家先導主義の登場だ。とにかく国家が個人の領域に介入し過ぎている。そして、安保法制をめぐり解釈改憲を断行。    
 でも、投票基準を変えようとしない。楽だからだ、しかし、そこに「全体主義」の萌芽を感じるのだ。これでは国の未来は暗い。でも全体主義を望む、ということだろうか。戦後は一体何であったのか。言論の自由を断ち切られた場合、民主政の過程で回復することは不可能。気づいてからでは遅い。


(青森県・鳴井勝敏さん)
2015.12.21

不思議な光景が普通の光景になったとき

 「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」。法廷闘争に持ち込んだことは知らなかった。これは民主主義の生命線である「表現の自由」の闘いである。つまり国の根幹に係わるテーマである。「世論を二分しているものは掲載すべきでない」という市教育長の見解。これは『民主主義」を否定する見解に立っている。民主主義は世論が二分三分することが前提に成り立つ制度だからだ。でも、教育長の座に居座れるのは自分が民主主義を否定しているという自覚がないからだろう。それともただの保身のためか。いずれにしても?思考停止状態」が露呈した。高学歴の国としてとても不思議な光景だ。しかし、これが普通の光景になったときは怖い。


(公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本)
2015.11.23

12時間♥ライティングマラソン〜世界最大の人権イベントに参加しよう〜

いっぱい手紙を書いて、世界とつながる。
いっぱい手紙を書いて、人権侵害にあっている人を助ける。

「ライティングマラソン」は、アムネスティが世界中で行う、今年最大の人権イベントです。マラソンといっても、辛くて苦しいものではありません。遠い国で苦しんでいる人に思いを馳せながら、自分のペースで、手紙を書いてください。

今年は、12月12日(土)、朝9:00〜12時間ぶっ通しで、手紙書きをはじめ、さまざまなイベントを開催!リサイクルサリーで「バングル作り」や、ス ペイン語で「手紙書き」、DJを迎えての食べて・飲んで・踊って楽しい「Let's Party!」など、楽しいイベントが盛りだくさんです♪

出入りは自由で、誰でもご参加いただけます。(※バングル作りのみ、事前申込が必要です)ご家族やお友達を誘って、ぜひ、ご参加ください!

日時:2015年12月12日(土)9:00〜21:00

場所:アムネスティ日本 東京事務所

参加費:ワークショップ、Let's Party!は1,000円、その他は無料

主催・お問い合わせ

公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14
TEL.03-3518-6777 FAX.03-3518-6778 email: camp@amnesty.or.jp

【プログラム】※手紙書きは常時行っています。

9:00 スタート
10:00 アムネスティの2015年活動紹介
10:30 リサイクルサリーでバングル作り♪
エシカルライフスタイルブランド"VEGANIE"より、設立者でクリエイティブ・ディレクターの竹迫千晶さんをお招きし、バングル作りのワークショップ を開催します。また、女性コミュニティの支援を通じて見えてくる、女性をとりまく環境についてもお話しいただきます。
※参加費1,000円(軽食込み)
※事前申込が必要です。下記のフォームよりお申し込み下さい。
12:00 軽食:アジア各国のカレー食べ比べ
13:00 手紙を書こう♪
12の国の12の人権侵害を受けた人たちのために手紙を書きます。
16:00 ¡Viva!スペイン語であなたの言葉をメキシコにプレゼント♪
メキシコなど、スペイン語圏の社会課題を長年追っているジャーナリスト・工 藤律子さんをお招きします。メキシコでまん延する警察や軍による暴力の実態とその背景についてお話しいただきます。さらに、スペイン語の暴力と励ましの言 葉を学び、人権侵害の被害者にエールの メッセージを書きます。
18:00 Let's Party!
DJを迎えて世界各地の音楽を聞きながら、食べて、飲んで、踊ろう♪ アムネスティの活動報告もアリマス。
※参加費1,000円

※会場には、えん罪で48年間の投獄生活を送った「袴田事件」の袴田巖さん宛てに、アムネスティのサポーターから送られた応援メッセージなどの手紙を展示します。

詳細ホームページ 


(青森県・鳴井勝敏さん)
2015.10.19

ラグビーW杯、エディー・ジョーンズヘッドコーチが残してくれたもの

 スポーツ観戦で最も好きなラグビー。2015ラグビーWはテレビの前に釘付けであった。勿論日本の活躍は嬉しかった。ところが、さらに嬉しかったことがあった。それは、エディー・ジョーンズヘッドコーチの記者会見である。メディアを通じて伝わってきたのは、マインドセット(思考回路)を変えなければならない、と強調していたことだ。そして、規律を守らせる為、従順にさせる為だけに練習をしている。それでは勝てない、という指摘だ。これは、後ろから頭を金槌で殴られた様な衝撃だ。同コーチは、民主主義の前提である自立心。人間活力の源である多様性を認める精神。人との違いを受け入れる精神。つまりは憲法の価値を強調していた、と私には映ったのだ。 圧巻は、子連れの心理トレーナーをロンドンに呼び寄せたことだ。個々の選手が最大限力が発揮できる環境を整える執念は見事としか言いようがない。これは日本人の発想ではない。特定の選手の為であったようだ。しかし、同コーチの行動が他の選手にどれだけの勇気を与えたことか。その勇気が、南アフリカ戦に表れたのだろう。最後の最後、同点を狙わず勝ちを選択したのだ。
 課題は、この勇気を日本の文化として継承、発展させることが出来るかだ。私はとても悲観的だ。そこへ同コーチと共通することを指摘していた古い記事が見つかった(出典不詳)。「日本人は勇気がない」。指摘していたのはウイリー・バンクス。米国カリフォルニア生まれの34才。三段跳び17メートル97の世界記録保持者だ。25年前の話だ。とすれば、エディー・ジョーンズヘッドコーチのコメントは現在まで何も変わっていないことを示唆している。これは、自立心を阻む社会風土の根深さを表す。
 和をもって美徳とする社会風土。幼少の頃から「従順」さを叩き込まれ、その度合はさらに強化されているのだ。つまり、伝統的に「パフォーマンス」を否定する方向を向いているのだ。「 皆さんがそうしています」「波風を立てない」。「出る杭は打たれる」。「過ぎ去ったことを語っても過去は戻る訳ではない」と過去の検証を極端に嫌う国民性。過去から学ばず未来を語る危うさ。諭す力の弱さを「素直」の言葉で覆い隠す風潮。加えて、現代版では空気を作るのではなく、空気を読む、というのだ。これらは日本人の精神的特徴を表し、全て自立心を阻む言葉だ。枚挙にいとまがない。その菌は、所、時期かまわず身の廻りに這いつくばっている。そして、個の弱い人間を狙い瞬時に「思考停止状態」に陥れるのだ。
 ジョーンズヘッドコーチはラグビーで勝つより難しい課題を提示した。そこで求められるのは主権者教育にも通ずる日本人の意識改革だ。自立心が芽生え、自信が醸成される構造だ。同調圧力から多様性を認める精神への移行が出来るかだ。 その為にはまず教育界が変わらなければならない。つまり、自立心を阻む社会風土を学校内から徹底して駆逐することだ。でなければ、2015ラグビーWで培った勇気を日本の文化として継承発展させるなど出来ない。 熱くなりやすく冷めやすい日本人の体質。勝敗のみに一喜一憂している様では意識改革は絵空事である。 


(青森県・鳴井勝敏さん)
2015.10.5

憲法価値を市民に浸透させるには

「2015年9月19日、一度死んだ憲法が、不死鳥のごとく、より強く、よりしたたかによみがえるかどうかは、今後の私達に掛かっている。」(「今週の一言」弁護士・金杉美和さん)。
 私が住んでいるところは東北地方、かつ北端に位置する。廻りの光景といえば。年々増加の一途を辿る、朝のウオーキング、犬つれての散歩。年に一回の敬老会も盛んな様だ。健康と孤独感にはとても敏感といえよう。一方、それ以外はどうか。子どもの教育に関する講演、憲法に関する講演を実施して感じるのは「沈黙する善良な市民」の繁殖である。つまり観客なのだ。
 そこで、憲法価値を市民に浸透させるには「土壌改良」が必要な気がしている。つまり、憲法の価値が芽生え易い土壌。民主主義が醸成し易い土壌だ。例えば、「自己愛」から「隣人愛」。「損得」から「善悪」へ。日々生活する上での「土壌改良」だ。その為には、その道の専門家の知識を借りる必要があるのではと考えている。


(千葉県・Y・Iさん)
2015.9.28

浦部顧問の「大人のための憲法理論入門」を読んで 

貴HP内の浦部顧問の「大人のための憲法理論入門」(2014年12月8日)を拝読いたしました。

憲法改正手続を経ずに閣議決定や違憲立法によって、憲法が踏みにじられています。
次は国民投票に誘導されるのだろうと言われています。
しかし、自民党改正草案では現憲法の基本原理さえも変更するものだと思います。
このような暴挙を国民が納得するとは思えませんが、安倍政権ならやりかねないでしょう。
とても恐ろしい国になってしまいます。

どうか、憲法改正の限界について、国民にわかりやすくアピールをしていただきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。


(萩が丘ピアノ同好会)
2015.9.21

日本国憲法全条文を歌にしました。聞いてください♪

コチラ

萩が丘ピアノ同好会

(お問い合わせ先: https://www.youtube.com/user/ulenanohico/about


(日本弁護士連合会)
2015.9.21

第56回「法の日」週間記念行事 法の日フェスタのお知らせ

今年他界された、今井雅之さんの原作・脚本・主演の映画「WINDS OF GOD」の上映とトークイベント「戦後70年 今こそ憲法・平和を考えよう」があります。トークイベントには伊藤真・憲法研究所所長が参加します。

■日時
2015年10月3日(土)12時30分〜15時30分(開場12時)

12時35分〜  映画上映「WINDS OF GOD」(上映時間97分)
14時25分〜  トークイベント「戦後70年 今こそ憲法・平和を考えよう」
       【森永卓郎さん×伊藤真弁護士×野元学二弁護士】

■場所
弁護士会館2階講堂クレオ(東京都千代田区霞が関)

■参加費・参加方法
 無料・事前申込優先(※先着300名)

詳細はこちら
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2015/151003.html


(第一次世界大戦100年展実行委員会)
2015.8.24

「ベアテの贈りもの」映画上映会および憲法学者小林節氏(慶應義塾大学名誉教授)による講演会のお知らせ

当団体では、日本国憲法第24条の生みの親である、ベアテ・シロタ=ゴードンおよび男女平等の実現に向け尽力した数々の日本女性の活躍を描く映画を上映会いたします。
また、同日同会場にて、憲法学者小林節氏による講演会も開催いたします。
是非、憲法のあり方を問い直す貴重な機会に、ふるってご参加ください。

■日時
1)映画上映会
2015年9月19日(土) 14:00〜 / 18:30〜
2)講演会
2015年9月19日(土) 16:00(17:45終了予定)

■場所
横浜市開港記念会館 講堂

■料金
1)映画上映会
大人 前売1,000円 当日1,300円
大学・高校生800円(当日同額)
小・中学生500円(当日同額)
2)講演会
大人700円 学生500円

■主催
第一次世界大戦100年展実行委員会

■チケット
イープラスにて
1)「ベアテ」または
2)「小林節」で検索し、購入手続き


(一般社団法人 国際平和映像祭)
2015.7.27

「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士来日イベントのお知らせ(8/19,21)

国連が定めたピースデー9月21日を前に、国際平和映像祭主催にて、 世界的に「平和学の父」として知られ、これまでに世界100以上の国や宗教間の紛争調停を行ってきた平和学の第一人者で積極的平和やトランセンド法という考えを提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらしたヨハン・ガルトゥング博士が8月19日に来日。東京と横浜で講演や対談イベントを開催します。
どうぞまたとないこの機会に、ご参加ください。

8月21日横浜でのイベントには、学生100名を抽選で招待します。
詳しくはイベント詳細ページの最下部のリンクにアクセスください。

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【イベント1】
ヨハン・ガルトゥング博士x田原総一朗スペシャル対談(8/19東京)
安保法制、憲法改正、積極的平和主義。日本はどう国際平和に貢献すべきか?


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■日時
2015年8月19日(水) 15:00- 17:00 (14:30 開場)

■場所
ハリウッドビューティ専門学校 イベントホール(5階)
東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドプラザ

■料金
一般5,000円 学生2,500円

■主催
国際平和映像祭

詳細・チケット

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【イベント2】
「平和研究の父」ヨハン・ガルトゥング博士講演ワークショップ(8/21横浜)
日本は今後どう世界の平和に貢献していくべきなのか?


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■日時
2015年8月21日(金)19時00分から21時30分 ※開場 18時00分

■会場
大さん橋ホール(横浜港大さん橋国際客船ターミナル内)
横浜市中区海岸通1-1-4

■参加費 一般4,000円 学生2,000円

■主催
国際平和映像祭

■後援
横浜市国際局
横浜NGO連絡会
トランセンド研究会(Transcend Japan)

■協力
横浜港大さん橋国際客船ターミナル指定管理者 相鉄企業株式会社
ユナイテッドピープル

詳細・チケット

※こちらのイベントには学生を100名抽選でご招待!
詳しくはこちら(8/4締め切り)



(京都府・立命館大学法学部・法務研究科教員有志)
2015.7.14

安保関連法案に対する法律専門家の違憲論を尊重し、法案の撤回を求める立命館大学法学部・法務研究科教員有志の意見

 現在、国会で審議されている「平和安全法整備法案」と「国際平和共同対処事態支援法案」(以下、あわせて安保関連法案)は、米国など他国の防衛および他国の軍事行動と一体化した後方支援=兵站を目指す点で、戦争準備法の性格を持つと指摘されています。また、憲法学者をはじめとする研究者・有識者や弁護士会、さらに歴代の内閣法制局長官経験者の多くが、日本国憲法9条に違反する内容であるとして、法案への反対を表明しています。立命館大学法学部・法務研究科に所属する私たちは、「教育・研究機関として世界と日本の平和的・民主的・持続的発展に貢献する」と規定する立命館憲章第5条の精神に基づき、戦争準備法として安保関連法案に反対します。また、政府・与党が法律専門家の違憲論に真摯に耳を傾け、安保関連法案を撤回することを求めます。

 1 安保関連法案は、日本国憲法の禁ずる集団的自衛権の行使を認め、歯止めのない自衛隊の軍事行動をもたらすものです。

 安保関連法案の何が問題なのでしょうか。仮に法案が成立した場合の、もっとも重大な3つの問題点を指摘します。

 (a)「我が国と密接な関係にある他国」への武力攻撃を日本の「存立危機事態」だとして、自衛隊の武力行使が可能となります。これは日本国憲法が禁止する集団的自衛権の行使に該当します。「存立危機」の要件は曖昧なため、歯止めのない軍事行動に日本が踏み込むおそれがあります。

 (b)「日本の平和と安全に重要な影響を与える事態」(重要影響事態)や、「国際社会の平和と安全を脅かす」事態(国際平和共同対処事態)という曖昧な概念の下、現に戦闘行為が行われている現場でなければ、世界のどこにおいてでも米国軍などの他国軍隊に対する「弾薬の提供」を含む後方支援=兵站が可能になります。兵站も武力行使と一体の活動として、やはり憲法の禁止する集団的自衛権の行使に該当します。自衛隊が兵站業務を行う「現に戦闘の行われていない現場」は、いつ戦闘が発生するかもわからない場所ですから、自衛官が攻撃を受ける危険は戦闘現場そのものと大差ありません。

 (c)国連平和活動(PKO)のみならず、軍事的性格の強い集団的措置(多国籍軍)や国連が統括しない「有志連合軍」等による活動(「国際連携平和安全活動」)への自衛隊の参加の道が開かれます。武器使用を伴う「駆け付け警護」などの戦闘性の高い業務も拡大します。

 (a)〜(c)いずれの場面でも、自衛官の戦闘死や精神的健康被害の危険性が確実に高まります。自衛官が海外の活動地域において民間人を誤射するようなケースも増えるでしょう。また、日本が米国等の軍事行動に参加することで、「抑止力」が高まるどころか、逆に海外で暮らす日本人が「テロ」の標的となる危険も増加します。「国際社会に開かれた学園」をめざす立命館では様ざまな国からの留学生が学んでおり、また日本人学生の多くも海外留学を経験しています。留学生の母国が戦争の惨禍を被る事態や、留学中の日本人学生が「テロ」事件に巻き込まれる事態は絶対にあってはなりません。教学理念「平和と民主主義」に基づき、学生の学びを応援してきた立命館大学の教員として、将来のある学生たちが戦争に巻き込まれるような未来にしてはいけないと強く感じます。

 安保関連法案提出の理由として、政府は、「我が国をとりまく安全環境は根本的に変容」した(2014年7月1日閣議決定、以下「7・1閣議決定」)と説明しています。しかし、冷戦期や2000年代前半と比べてアジアにおける緊張感が著しく高まったとする客観的な根拠を示せていません。米国の後方支援の強化が「抑止力」を持つという主張も観念的な域を出ず、むしろ東アジアの緊張関係を高めることにならないのか、中東地域で培ってきた日本の「平和ブランド」を損ねることにならないか、上述のような「テロ」の標的となるリスクが高まるのではないかといった多くの国民が抱いている懸念を払拭するような説明は、首相の会見の中でも国会答弁の中でもなされていません。

 2 集団的自衛権の行使は憲法上認められないというのが憲法学の通説であり、従来の政府の立場です。これを政権の都合で変更するのは、立憲政治という貴重なルールと、それへの信頼を破壊します。

 いずれにしても、日本が立憲主義国である以上、憲法が禁止する政策を推進できないことが大前提です。「集団的自衛権は憲法上認められない」というのが確立した憲法解釈であり、それゆえ憲法学者の多くが「安保関連法案に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」(6月16日時点の賛同者230名)に賛同しました。日本弁護士連合会(日弁連)も法案に反対の意見書を出しています(6月18日)。また、衆議院憲法審査会(6月4日)で参考人となった与党推薦も含む3名の憲法学者全員が「安保関連法案は違憲である」という見解を述べました。なによりも、「7・1閣議決定」以前の政府自身が「集団的自衛権は憲法上行使できない」という立場を公言していたはずです。

 たしかに、憲法の文言は一義的ではなく、複数の解釈を許す場合もあります。しかし、そうした解釈の余地は、条文の文言や他の憲法規定との論理的な関連によって、あるいは過去の裁判例や慣行によって「枠」をはめられており、これを越える「解釈」はもはや解釈たりえないというのが法律学の「基本了解」です。こうした「基本了解」を政府や国会議員が守らなければ、憲法を頂点とする法への信頼は崩れます。政権の都合で憲法解釈を変更できる国は、もはや法治国家ではなく、ときの権力者の独善的な意思が支配する「人治国家」です。長年積み上げてきた政府の憲法解釈を国会での審議もないまま都合よく変更するような政権が、「徴兵制を導入することは憲法上あり得ない」(2014年7月15日参議院予算委員会・安倍内閣総理大臣)などと力説しても、まったく説得力がありません。

 政府が「7・1閣議決定」の根拠とする、1972年の閣議決定は個別的自衛権を前提にしたものであることは、それ以降の政府答弁が一貫して「集団的自衛権は憲法上認められない」と述べてきたことからも明らかです。「7・1閣議決定」作成の中心となった高村正彦・自民党副総裁自身が、過去においては集団的自衛権の行使は憲法の限界を超えるという答弁を国会でしてきました(1999年2月9日衆議院安全保障委員会)。中谷元防衛大臣も、かつては、「憲法の解釈変更はすべきでない」という見解の持ち主でした(中谷元『右でも左でもない政治』幻冬舎2007年)。国会議員・大臣の資質と良心が疑われるほどの、「ご都合主義」的態度です。

 近時の違憲論の高まりに危機感を覚えた政府・与党は、砂川事件上告審判決を根拠として、「最高裁は集団的自衛権を排除していない」と強弁するに至りました。しかし、砂川判決では集団的自衛権行使などに言及しておらず、判例法理の明らかな歪曲です。与党公明党の幹部も、「7・1閣議決定」の際の与党協議においては、砂川判決では集団的自衛権は正当化できないという認識でした。ここにも政府・与党の「ご都合主義」の態度がみられます。安倍総理の「過去の憲法解釈に固執するのは政治家としての責任放棄」(2015年6月18日衆議院安保特別委員会)という発言に至っては、公務員の憲法尊重擁護義務をそれこそ放棄したものであり、総理大臣としての資質が問われる発言です。憲法学者や日弁連が批判しているのは、安保関連法案の内容自体の違憲性のみならず、こうした立憲主義の精神を無視した政治手法なのです。

 3 法の専門家たちの意見を無視・軽視した法案の進め方に抗議します。

 憲法学者の反対声明や日弁連意見書の他にも、「安全保障関連法案に反対する学者の会」(6月18日時点で賛同者約4600人)などが、それぞれの分野の学知を基盤として安保関連法案反対の声をあげています。法案を推進する政治家・官僚たちは、こうした専門家の意見にまずは耳を傾け、反論があるなら真摯に応答すべきです。ところが、政府・与党は、自分たちに都合の悪い専門家の意見を徹底的に無視・軽視しています。憲法学者たちの違憲論に対しても、政府閣僚や与党幹部たちは、「学者は法律の字面に拘泥しすぎ」、「憲法学者の言を聞いていたら平和は守れなかった」などと露骨に嫌悪感を示しています。前者は法令や判例の論理的な読解を核心とする法律学という知的営為の否定に等しい暴言であり、後者は実証的な論拠をもたない妄言です。このような非理性的な言葉を国政の担当者たちが簡単に口にする現状を、私たちは研究者として深く危惧します。

 私たちの間にも、日本の安全保障・外交の方向性についての立場は様々ですし、日本国憲法の下での自衛権のあり方に関する見方にも一定の幅はあります。そのような見解の幅の存在は自由な研究の場として、むしろ自然なことです。それでも、憲法学者の圧倒的多数が採用し、60年間にわたり歴代政府も維持してきた、「集団的自衛権の行使は憲法違反」という解釈は確立した法理だという認識では一致しています。それゆえ、私たちは専門知を軽視して違憲法案を推進する政府・与党の姿勢に強く抗議し、専門家の立場から安保関連法案に反対し、法案撤回を要求します。                  

2015年7月1日

呼びかけ人(50音順): 市川正人 植松健一 大久保史郎(名誉教授) 倉田玲 倉田原志 小松浩 多田一路 中島茂樹

賛同人(7月10日第1次集約現在): 赤澤史朗(名誉教授) 吾郷眞一(特別招聘教授) 浅田和茂 安達光治 安保寛尚 

生田勝義(名誉教授) 生熊長幸 石原浩澄 石橋秀起 上田寛(名誉教授) 大平祐一 加波眞一 嘉門優 小堀眞裕 坂田隆介 

佐藤敬二 佐藤渉 島津幸子 須藤陽子 徐勝 高橋直人 竹修 谷本圭子 遠山千佳 梵信治 平野哲郎 平野仁彦 

渕野貴生 堀雅晴 本田稔 中谷義和(名誉教授) 二宮周平 野口雅弘 松尾剛 松宮孝明 松本克美 宮井雅明 宮脇正晴 

村上弘 望月爾 森久智江 湯山智之 山口直也 山田希 山田泰弘 山本忠 吉岡公美子 吉村良一 和田真一 渡辺千原 

他匿名賛同5名 (以上、呼びかけ人を含む賛同人64名)



(東京都・近藤敬寿さん)
2015.6.15

映画「カサブランカ」のこと

6月1日の「憲法情報Now<シネマ・DE・憲法>」『カサブランカ』におきまして、
第二次大戦と戦後という時代の流れ、その中での他国、他人に対する不信感の克服というテーマを読ませていただきました。
6月6日の貴研究所での「2015憲法フォーラム『憲法の平和主義を突き詰めて考える』」では、伊藤先生のお話の中に「被害、加害を越える和解の例としてのエリゼ条約」(仏独協力条約、1963年1月22日)のご紹介があり、水島先生は、今後の国際情勢の中でのアフリカ方向への動きに言及されました。

『カサブランカ』の主題歌は「As Time Goes By」です。
標記の<シネマ・DE・憲法>では、映画を「時代に翻弄される愛が名台詞や素敵な音楽によって描かれた作品としても」紹介されています。
この「Time」(時代、世相)という視点から映画の背景を振り返り、関連する当時の世界の動きの中に位置づけてみます。
1.主人公RickがピアニストSamに主題歌の弾き語りを命じる場面で問いかけます:
 Sam, if it's December 1941 in Casablanca, what time is it in New York?
 このDecember 1941は、日米開戦を想起させます。
2.Sam の名前からは、Uncle Sam (アメリカ人或いはUS government)を連想することができます。
3.Casablanca は、Casa Blanca と読めば White House になります。
4.Rick の店の名も'Rick's Cafe Americain 'ですし、もう一人のヒーローの名は Victor です。
5.映画の製作は1942年、試写会(world premiere)が11月26日(New York City)ですが、
 一般公開(release封切)は1943年1月23日(米国)。Wikipediaによりますと、
 「 …had its world premiere on November 26, 1942 in New York City and was released on January 23, 1943…
  rushed into release to take advantage of the publicity from the Allied invasion of North Africa a few weeks earlier.」
 上記封切日1月23日は、カサブランカ会談(1943年1月14日−23日、ルーズヴェルト、チャーチル、ドゴールが枢軸国に対する無条件降伏要求を確認)と重なります。
 封切のタイミングは連合国の北アフリカ侵攻(枢軸国に対する)と軌(期)を一にしたものであり、米国の戦意高揚映画としての側面が見えてきます。
 
ファーストシーン近くで、裁判所ビルの'LIBERTE, EGALITE, FRATERNITE'(自由、平等、友愛)の標示がクローズアップされ、また、ラヴロマンスとしての名セリフや名曲が聞かれ、何度見ても感動する映画ですが、上記のような時代背景と近年の世の動きを突き合わせてみますと、この映画に単純に拍手喝采していた頃の自分が懐かしくなります。
ファーストとラストのシーンにおいて、出国ヴィザが得られずアフリカに取り残された者たちが、彼らをしり目にアメリカ目指して幸運にも逃げ延びるフライトを羨望の目で見上げる明暗の光景が複雑です。
映画冒頭のナレーションがその結びの節で、幸運な連中the fortunate onesとの対比で、待ちぼうけのその他大勢について But the others wait in Casablanca, and wait, and wait, and wait. と wait を重ねる響きが耳に残ります。



(東京弁護士会)
2015.6.8

沖縄問題シンポジウム「映画『標的の村』をみて〜辺野古・高江の現状を伝える〜」

東京弁護士会では、米軍基地移設のためのボーリング調査が再開されるなど、緊迫した状況が続く沖縄・辺野古の現状を伝えるため、ドキュメンタリー 映画『標的の村』の監督である三上智恵氏、沖縄弁護士会会員を招聘しトークセッションを行い、『標的の村』の上映を行います。

日時 2015年6月5日(金)午後6時〜午後8時30分(開場 午後5時40分)
場所 弁護士会館2階講堂クレオBC 

トークゲスト
三上智恵氏(映画監督 毎日放送・琉球朝日放送の元アナウンサー)
横田達氏(沖縄弁護士会副会長 辺野古埋立承認取消訴訟弁護団団員、高江住民側弁護団事務局長)

インタビュアー
滝沢香(東京弁護士会)

参加費無料(事前予約不要)

主催 東京弁護士会
共催 沖縄弁護士会

問合せ先 東京弁護士会人権課 TEL 03−3581−2205

http://www.toben.or.jp/know/iinkai/jinken/cat188/2015okinawa.html



(東京弁護士会)
2015.5.18

沖縄問題シンポジウム「映画『標的の村』をみて〜辺野古・高江の現状を伝える〜」

東京弁護士会では、米軍基地移設のためのボーリング調査が再開されるなど、緊迫した状況が続く沖縄・辺野古の現状を伝えるため、ドキュメンタリー 映画『標的の村』の監督である三上智恵氏、沖縄弁護士会会員を招聘しトークセッションを行い、『標的の村』の上映を行います。

日時 2015年6月5日(金)午後6時〜午後8時30分(開場 午後5時40分)
場所 弁護士会館2階講堂クレオBC 

トークゲスト
三上智恵氏(映画監督 毎日放送・琉球朝日放送の元アナウンサー)
横田達氏(沖縄弁護士会副会長 辺野古埋立承認取消訴訟弁護団団員、高江住民側弁護団事務局長)

インタビュアー
滝沢香(東京弁護士会)

参加費無料(事前予約不要)

主催 東京弁護士会
共催 沖縄弁護士会

問合せ先 東京弁護士会人権課 TEL 03−3581−2205

http://www.toben.or.jp/know/iinkai/jinken/cat188/2015okinawa.html



(辺野古埋立工事の即時中止を要請する 緊急署名事務局)
2015.4.6

<緊急声明>「辺野古米軍基地建設に向けた埋立工事の即時中止を要請する!」

 私たちは、沖縄での辺野古米軍基地建設をめぐる問題に、重大な関心を寄せてきました。沖縄県民の意思は、もはや明確です。昨年2014年1月の名護市長選挙では、同米軍基地建設反対を公約する稲嶺進氏が再選、11月の県知事選では、同じく建設反対を明言する翁長雄志氏が、10万票もの大差で、現職の仲井真弘多氏を破り、12月に行われた総選挙では、小選挙区すべてで建設反対候補が勝利しました。思想・信条を超え、また政治的・党派的違いを超えた「オール沖縄」で、辺野古米軍基地建設には、「NO」という県民の強い意思が示されたのです。
 にもかかわらず、安倍政権は、仲井真前知事が2013年暮れ、公約を翻して行った公有水面埋め立て承認を盾に、強引に埋め立て工事を進めています。こうした政府の行為は、沖縄県民の意思を侮辱し、日本の民主主義と地方自治の根幹を破壊する暴挙です。
 新知事は、「普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認手続に関する第三者委員会」(以下「第三者委員会」)を設置することを決め、仲井真弘多前知事が行った公有水面埋立承認手続に法律的な瑕疵がなかったかどうか、検証を始めました。つまり、埋立承認、あるいはその根拠となった環境アセスメントの正統性が崩れる可能性があるということにほかなりません。まともな民主主義国の政府であれば、少なくともこの検証期間中、埋立工事を中断するのが当然です。
 翁長県知事は3月23日、新たな決断を下しました。ボーリング調査を含むすべての作業を停止するよう、沖縄防衛局に指示したのです。この指示に従わない場合、辺野古沿岸の岩礁破砕許可を取り消すことを視野に入れたものです。
 このまま強引に工事を進めれば、沖縄県民との深刻な衝突や将来にわたる本土への不信の醸成が懸念されるだけでなく、日本という国に対する、内外からの信用が地に堕ちることになるでしょう。
 私たちは、翁長新知事の基地移設拒否の立場を支持し、今回の知事の作業中止指示と岩礁破砕許可取り消しについても、全面的な支持を表明するものです。私たちは、次の諸点について強く要請します。

1.日本政府は、海底ボーリング調査を含む、辺野古埋立にかかわるすべての行為をただちに中断すべきである。政府が埋立の根拠とする仲井真前知事の「埋立承認」は、す でに沖縄県民によって拒否されている。
2.この間、日本政府は、沖縄の総意を代表する翁長新知事との面会さえ拒絶しているが、これは、日本国憲法が保障している地方自治と民主主義の精神を否定するものであ る。民意の尊重が、民主主義の原点である。日本政府は、翁長新知事による面会要請を誠実に受け入れ、本件に関する真摯な協議に応じるべきだ。
3.日本政府には、自ら掲げる「地方創生」のスローガンを実践し、沖縄県に基地問題解決と自立経済建設についての実権を移譲するよう、要請する。
4.環境大臣には、今回の辺野古米軍基地建設に向けての埋立事業に関する環境影響評価書(辺野古アセス評価書)の内容に対して、環境保全上の見地から適切な意見を述べ るべき責任がある。とくに辺野古地域・沿岸地域は、沖縄島の環境保全指針で「自然環境の厳正なる保護を図る区域」(ランクT)とされ、ジュゴンをはじめ絶滅の恐れ がある多様な生物種が生息する貴重な海域である。今回の埋立工事等による自然形状の人為的な変更や破壊によって不可逆的で取り返しのつかない絶対的損失がもたらさ れる恐れがきわめて高い。環境大臣には、世界遺産の候補にもなっている誇るべき沖縄の美しい海域を保全する重大な責務を果たすよう、ここに強く要請する。
5.沖縄県民の辺野古新基地建設拒否の意思の背景には、日本全体の0・6%に過ぎない沖縄に、74%もの米軍基地が押し付けられている現状への不満、憤りがある。日本国民 には、この構造的差別ともいえる現状を直視し、日本の安全保障の問題は、その負担も含めて、日本全体で考えていくべきことを要請する。

2015年4月1日

浅岡美恵(弁護士)         
淡路剛久(立教大学名誉教授)
礒野弥生(東京経済大学教授)
内橋克人(評論家)
遠藤誠治(成蹊大学教授)
大江健三郎(作家) 
加茂利男(立命館大学教授)
川瀬光義(京都府立大学教授)
古関彰一(独協大学名誉教授)
小森陽一(東京大学教授)
斎藤純一(早稲田大学教授)
高橋哲哉(東京大学教授)
千葉 眞(国際基督教大学教授)
寺西俊一(一橋大学特任教授)
中野晃一(上智大学教授)
西川 潤(早稲田大学名誉教授)
西谷 修(立教大学教授)
原科幸彦(東京工業大学名誉教授・千葉商大教授)
前田哲男(評論家)
間宮陽介(京都大学名誉教授)
宮本憲一(大阪市大・滋賀大学名誉教授)             
和田春樹(東京大学名誉教授)

*声明へのご賛同をお願いします。拡散してください。
賛同フォーム
第1次〆切 2015年4月20日、第2次〆切同年5月20日



(沖縄意見広告運動)
2015.4.6

沖縄の痛みを、全ての人びとの痛みとして、みんなで受けとめよう!

「普天間即時閉鎖、辺野古(海・陸)やめろ、海兵隊いらない」
この想いのもと、沖縄意見広告運動は2010年3月に発起されました。
国内外の新聞各社への意見広告掲載を中心に様々な活動を行なっています。
意見広告には、公表可能な賛同者の方々のお名前を掲載しています。
私たちの発意」も是非ご一読ください。



(東京都・加納和平さん)
2014.12.22

憲法違反の安倍内閣に対する行動です
安倍内閣は市民の声を聞け!!  新内閣お出迎えアクション!12/25

12月25日 19:00〜21:00
首相官邸前

衆議院選の結果は自民の圧勝ではありません。

自民党は小選挙区のもとで議席を維持したにすぎません。史上最低の投票率だったとう結果から、棄権の多さと民主への不信感が、安倍への不支持がふえているにもかかわらず自民党の議席若干減で済むという結果をもたらしたにすぎないのです。

今回の選挙で沖縄選挙区の4人全員が自民党に勝ったことに闘いの展望はあります。辺野古新基地建設反対の原則的一致で統一候補を実現し、勝ったことは大きな成果です。たたかいが自民党を分裂させ、勝利をもたらしました。

辺野古新基地建設、集団的自衛権関連法の提出、川内原発再稼働、ふくしま棄民政策、派遣法改悪、残業代ゼロを進める安倍政権は、国会内で多数派を維持しようと安倍の政策にNO!という民意は揺るぎません。

官邸前直接行動でともに安倍政権打倒を実現しましょう。

日時 12月25日(木)、19時ー21時
場所 首相官邸前
主催:平和と民主主義をめざす全国交歓会(ZENKO)
〒120-0024.東京都足立区千住関屋町
Tel:03-5284-4970  Fax:03-5284‐4971
メール:zenkoweb@gmail.com



(第6回PeaceNight9!)
2014.12.15

12月19日(金)18時から早稲田大学早稲田キャンパス14号館201教室でやります!!
(対談)高畑勲さん×小森陽一さん
(ガザ報告)志葉玲さん
学生あつまれ!!

第6回PeaceNight9
—私たちが思う9条~自分らしく生きるために~

12月19日(金)開場18時 開会18時30分〜 
@早稲田大学—早稲田キャンパス14号館201教室 

(詳細はこちらPDF



(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.11.24

「『約束事』がぐらついたら、おしまい」。とても学習になりました。ありがとうございました。浦部先生の問いかけに考えてみました。           
マイナスとマイナスを掛けるとプラスになる。これが「反憲法」勢力の政権が安泰な構図である。
つまり、憲法理論的にぐらついている構造が、現実的にはぐらついていないのだ。権力者の側も国民の側も、双方とも憲法をただの紙切れだとは思っていないが、立憲主義的に思っているわけでもない。双方で「約束事」を軽視ないし無視することでバランスが保たれているのだ。
国民の側は、大きな声で憲法を主張しない。道具として使わない。約束事を明確に自覚しない。これを支えるのは「和をもって貴し」の精神構造である。農耕民族の宿命だろうか。文明が発達しようが、1000年に一度の大災害に遭遇しようが微動だもしない。この精神構造からの脱却は教育の力に待つところが大きい。ところが、学校を通じて主権者教育を徹底してやっているとは聞いたことがない。 
権力者の側は、国民に法令遵守を叫ぶ割には憲法に基づく政治、つまり立憲主義の発想がとても弱い。憲法解釈を法律で変えるというレベルだ。「数」を「正義」と勘違い、民主主義を多数決的民主主義と捉え立憲的民主主義とは捉えていないのだ。
そして、国民が仮に大きな声で憲法を主張し、道具として使ったとしよう。今度は違憲立法審査権を有する司法府が行政府の追認傾向を強め立ちはだかるのだ。



(東京都・近藤敬寿さん) NEW
2014.11.24

 「大人のための憲法理論入門」シリーズ@、Aを拝読して:

 来る2015年は敗戦の年1945年から70年です。翌1946年11月に日本再生を期して公布されました日本国憲法につき、この2014年11月に浦部先生の「大人のための憲法理論入門」シリーズのAを拝読し、そのタイトルの「約束事」というフレーズに込められているものを想像しています。

 この「約束事」とエコーして響き合うのが、憲法前文の次の文ではないでしょうか。
 即ち、
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」

 この「約束」は、力の行使に対する「拘束」であり、いわば車の運転パワーに対するブレーキに相当するものと思われます。
 拘束による抑制がなければブレーキが利かず暴走しかねません。特に世界に先がけて高齢化に向かう日本社会での安全運転のためにはパワーの制御装置であるブレーキの働きが益々求められますが、憲法はこのブレーキに相当するのではないでしょうか。
 その意味で、上記の「そもそも国政は」の「そもそも」を単なる飾り文句と読むのは忍び難い心地がします。
 抑えを利かせるための「抑々」と読んで、国民力による抑制を象徴するものと受けとめたいものです。

 また、日本国憲法前文の結びは、「この崇高な理想と目的を達成することを誓う」との言葉であり、これは、世界に向けての約束事、公約であると思われます。
 1946年公布の新憲法による日本再生に至る激動のプロセスに想いを致す11月におきまして、浦部先生の「大人のための憲法理論入門」を拝読させていただき感謝申し上げます。



(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.11.4

 イベント情報の体裁が変わりましたね。いろんな人たちがいろんな場所で闘争している姿を見て心強く感じます。そして、さらなる闘争心が沸いてきます。
  12月6日に上京する予定があります。12月7日開催の「憲法を地域に生かそう!みんなの集い」に参加しようと思っています。無党派層5割。無関心層5割。そういう人達に考える機会を提供することは日本の政治を変える膨大な力になると考えています。ありがとうございました。



(鹿児島県・小浜健児さん)
2014.11.4

中学校で自衛隊展中止 「戦士」表現 不適切と判断 鹿児島市教委」

自衛隊の活動を紹介するパネル展が鹿児島市のある中学校であり、写真説明に訓練で精強な「戦士」を育成すると明記されていたことが24日、分かった。市教育委員会は「戦士」という言葉は、自衛隊が戦場で戦っていると誤解させる行き過ぎた表現」として教育上不適切と判断、同校に展示すべてを中止させた。
市教委と同校によると、展示は陸上自衛隊国分駐屯地(霧島市)の要請を受け、学校判断で22日から2週間の予定で始めた。同駐屯地が用意した夏祭りや射撃訓練の様子をパネル36枚で紹介。このうちレンジャー訓練のパネルは「陸上自衛隊で最も精強な戦士を育成」と書かれていた。同駐屯地は「戦士」の表記について、「強い精神力と体力を備えた隊員という意味だった」と説明している。
鹿児島市教委は、残るパネルについては小銃や機関銃で射撃訓練する写真などが「子どもに不安を与えかねない」として展示中止を指示。「集団的自衛権行使などに関わる難しい面もある」として、今後は学校で展示する際は市教委にも連絡するよう同駐屯地に申し入れる。同校は取材に対し、「生徒に申し訳ない」と話した。
同駐屯地によると、パネル展示は本年度から始め、自衛隊活動について「若年層への浸透を図り、非常時における活動の容易化を図る」のが目的。災害派遣以外の活動を紹介する展示をこれまでに同校を含む鹿児島市内の5中学校で実施した。

<小浜コメント>
このパネル展そもそもが、集団的自衛権行使を容易にするように、意識つけする狙いがあると思う。鹿児島市教育委員会の姿勢はどう評価すべきか。展示させて事実を知ってもらう、あるいは、展示せずに事実を隠すのか。小泉内閣のときも、「少年写真新聞社」の内容に、「自衛隊機を紹介する内容があった」。そのとき、掲示係に話して、「授業で使うので、もらっていいか」という、撤去させた。もちろん、授業で説明はした。でも、生徒は「かっこいい」の連発だった。また、いまでも、少なくない中学校で、「職場体験」で、自衛隊に行っている。この問題にはどう向き合うのか。いまのところ、武器を使用させたとの情報はないが。
少年写真新聞社:http://www.schoolpress.co.jp/

村野瀬玲奈:「集団的自衛権」について政府見解とは異なる見方で学校現場で解説してはならないという、自民党政府の思想統制   

東京新聞:中2に陸自高勧誘DM 通達違反、滋賀で500通(10月24日夕刊)

 政府は二十四日、防衛事務次官通達に違反して自衛官募集の窓口である地方協力本部が三月下旬、中学二年生の男子生徒に陸上自衛官になるための陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)への入学を勧めるダイレクトメール(DM)を出していたことを明らかにした。阿部知子衆院議員の質問主意書に答えた。
 今月七日の政府答弁書は「中学生本人に対する直接の募集は直近五年間で行われていない」と答えたため、阿部氏が「DMが届いたとの声がある」と再質問していた。
 DMは滋賀地方協力本部が滋賀県内に出した五百一通で、どの中学校の生徒へ宛てたかは「不明」(防衛省人材育成課)。事務次官通達は、義務教育を受けている中学生への募集は本人ではなく、保護者か教師に行うよう定めている。
 また、七日の答弁書は「市町村の長に中学生の氏名、生年月日などの情報提出は求めていない」と回答していたが、阿部氏は「新潟地方協力本部で当該情報を求めた文書があり、虚偽答弁ではないか」と再質問。二十四日の答弁書は「依頼したことがあると判明した」と誤りを認めた。しかし、住民基本台帳の閲覧を通じて、中学生の個人情報の収集は続けるとした。
 政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した七月、全国の高校三年生にDMが一斉に届いて騒ぎになったが、中学生へDM送付が判明したのは初めて。 (編集委員・半田滋)



(千葉県・八木直樹さん)
2014.10.23

ドキュメンタリー映画『ファルージャ ―イラク戦争日本人人質事件・・・そして』自主上映会

日時:2014年11月29日(土)
   〈午前の部〉10:00〜11:35(託児あり、要予約)
   〈午後の部〉14:00〜16:00(上映後、伊藤めぐみ監督トークショー)
   〈夜の部〉 19:00〜21:00(上映後、伊藤めぐみ監督トークショー)
会場:とみうら元気倶楽部さざなみホール(千葉県南房総市富浦町原岡88−2)
入場料:前売り券 1,000円  当日券1,200円  (高校生以下無料)
主催 「ファルージャ」あわ上映委員会 
問合せ・チケット予約 ?0470−36−3059八木  awafllujah1129@yahoo.co.jp
ブログ 



(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.10.9

 憲法Voice 2014.10.2掲載の「アイヒマンのような人間が支配する日本の教育の現状」を読んで次つぎのようなことを感じた。
 まず私は、国民に「思考停止」状態に陥る光景を選択する体質が潜んでいると見ている。行動基準が「善悪」より「損得」。赤信号みんなで渡れば怖くない。皆さんがそうしています。波風を立てない。年甲斐もなく。枚挙にいとまが無い。これらは今に始まったことではない。しかも。最近では「空気」を吸うのではなく「読む」というようだ。全ては思考を不要とする光景だ。そして、その光景は一段と広がりを見せていると感じる。こうした状況は特に高学歴者に蔓延していないだろうか。衣食住足り、今度は名誉を求め?その維持を図る。自立心に欠かせない「やせ我慢」の胆力が失ってしまったようだ。
 次に、以下は「学校便り」に掲載された校長の寄稿文の抜粋である。そして、 地域社会(約2000世帯)の回覧に付された。
 「従来、子どもたちの教育については、家庭が最も基本的な部分に関しては責任を持って身に付けさせてきました。しかし、時代の推移と共に価値観の多様化や人間関係の希薄化が進み過ぎたところに問題が出てきたと思われます。この状況は決して好ましいことではありません」。
 これには驚いた。価値観の同質性を奨励しているからだ。同時に、公に晒すことが出来るのは?そのような認識を持っている教師が多数派を占めるているからだと想像出来る。さらに、学校で見かける教壇の後ろに掲げる「お互いの良さを認め合う」という標語。より大事なのは認め合うのは「良さ」ではなく「違い」なのだ。そのことをわざわざ憲法13条前段は「すべて国民は個人として尊重される」と規定している。
 以上より、「思考停止」状態の環境から、「思考停止」状態の支配者が出てきても何も不思議はない。しかし、これはとても危険なことだ。全体主義の予兆を感じるからだ。土肥裁判はそのことを教えてくれた。



(アムネスティ・インターナショナル日本)
2014.10.6

日本の憲法から、拷問の「絶対的」禁止がなくなるかもしれない・・・。自民党の憲法改正案で浮上したこの議論を、どれだけの人が深刻に受け止めているだろうか。

拷問なんて中世の話だと思う人もいるかもしれません。しかし、拷問は情報や自白を得るために、あるいは人を罰するために、あるいは単に相手が嫌いという理由で、いまでも行われています。しかも、同じアジア地域の身近な国々で。そして、拷問は、日本にもあります。拷問は人から尊厳を奪い、心と身体を踏みにじる、卑劣な犯罪です。いかなる状況下でも、絶対に許されません。

シンポジウムでは、フィリピン、台湾、日本で、拷問の被害者をサポートし、拷問を根絶するために、日々、奮闘する活動家3名をお招きします。ゲストの方の活動と経験を通して、拷問をなくすために私たちができること、そしてアジアにおける共通の課題と予坊の枠組みについて、一緒に考えませんか。

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11/15(土)国際シンポジウム:
アジアの拷問をなくすために〜フィリピン・日本・台湾から考える〜
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■日時:2014年11月15日(土)14:00 〜 17:00 (13:30受付・開場)
■会場:青山学院大学青山キャンパス 9号館930教室 
(〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
 
■最寄駅:「渋谷駅」より徒歩10分、東京メトロ「表参道駅」より徒歩5分
■資料代:800円(学生500円)

イベント詳細ページ

主催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

【お問い合わせ・事前申し込み】
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル7F

●お名前、フリガナ、連絡先を明記の上、下記の電話、ファックス、またはメールにて、アムネスティ日本までご連絡ください。
TEL:03-3518-6777 / FAX:03-3518-6778 / Email:camp@amnesty.or.jp
●上記、イベント詳細ページ、からもお申し込みできます。

*当日受付も可能ですが、できる限り事前にお申し込みください。



(東京都・浜地道雄さん)
2014.10.6

1月3日付け東京新聞「九条にノーベル平和賞を」は衝撃的でした。
ノーベル委員会の規定を読むと「推薦には資格がいる」「自推はダメ」とあり、締切は2月1日!
大慌てで、中東(パレスチナ・イスラエル)関係や米国の識者に推薦を要請。Nチョムスキー教授(現存で最高の知識人=NYタイムズ)はじめ多くの賛同を得、委員会に届けました。
また、5月には候補絞り込み(278候補から20〜30候補に)とも書いてあり。
そこで、偶然知り合った小西洋之参議院議員に要請、5月17日(ノールウエイ憲法200年記念日)付けで、超党派60人の国会議員の「嘆願書」をオスロの委員会に送りました。http://konishi-hiroyuki.jp/p2033/
その間、ガルトウング教授(平和学の一人者・ノルウエイ)やドゥンゲン教授(国際平和博物館・オランダ)など多くの「九条は世界の宝」という理解者が内外から賛同を寄せてくれ、10月10日のオスロでの発表を期待しております。
授賞であれば「今後の活動の具体化」。もし、駄目であれば、来年2015授賞に向けて。ということで、いずれの場合も、グローバルに一丸となっての「九条を中心とする平和構築活動」が不可欠です。皆々様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?m=20140602
   浜地道雄 03-3454-1644 070-6488-5415



(東京都・成瀬功さん)
2014.10.2

アイヒマンのような人間が支配する日本の教育の現状

「全体主義の起源」「人間の条件」などの著作のあるユダヤ人の政治哲学者アーレント(1906年〜1975年)は、ユダヤ人絶滅に最も重要な役割をしたナチスドイツの官僚アイヒマンの裁判を傍聴した。未曾有の破局の世紀を生き抜いた彼女は、全体主義と対決し、アイヒマンの「悪の陳腐さ」を問うた。
アーレントはドイツに生まれ、ナチスドイツの台頭する中で、幾重にも重なる困難の中アメリカに亡命した。
ナチスによる「ユダヤ人問題の最終的解決」(ホロコースト)に関わり数百万人の「ユダヤ人」を強制収容所に移送したのがアイヒマンだった。彼はそのことに何の痛痒も感じることなく、事務的仕事として処理をした。彼は亡命先の南米で逮捕された。イェルサレムで裁判にかけられた。その全て立ち会ったのがアーレントであり、「イェルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告」がその記録だった。
 (以下はこちらからPDF



(東京都・近藤敬寿さん)
2014.8.28

浦部先生の憲法時評(8月11日付)を拝読させていただきました。
今は亡き人々を含め8月に寄せる幾万の人々の思いを代弁していただき、目が覚めます。
格調高い憲法前文によって再生に向けて励まされる季節にありまして、憲法前文第2段落の「崇高な理想を深く自覚する」を忘れないようにしたいと思います。



(愛知県・木村康一さん)
2014.8.28

小生は自衛隊は違憲であると確信します。しかし少なくない政治家や学識経験者が自衛隊は合憲だと言う。なぜかと言えば専守防衛だからとか、自衛権があるとか、国民の命を守るからとか、災害の場合には大いに助かるからとか言います。誰がどこでそれを決めたのかさっぱりわからない。
日本国憲法のどこに専守防衛、自衛権があるから自衛隊は許されると、書いてあるのかはっきりしない。その根拠がありません。もしかして誰か偉い人が言ったからとか、アメリカとそういう約束をしたからとかが発端かもしれない。そういう間違いを毎日マスコミで流したり、国会で議論されたりして、いつの間にかそれが正しいと思わされているのではないか。
誠に滑稽である。憲法判断の基がないがしろにされて、いつの間にか正反対の憲法になりそうだ。これは正に漫画か漫才の世界である。憲法というのはその条文が大事にされなければならない。根拠のない能書きは全く必要ない。そうでなければ憲法などこの世に必要なくなる。
ちなみにご存じの憲法九条の全文は次のようになっている。
 1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



(兵庫県・とうふ連九条の会)
2014.7.3

暑い夏
家は(団扇うちわ)"護憲の風"で節電!
お宅は?

3D・けんぽう団扇(うちわ)

*表面に印刷されている書・「日本国憲法」下の図柄を見つめていると、とある「文字」が浮き出ます。

1本・200円(税込・送料別)
(海・山・花の3種類あり、浮き出る文字が異なります。総数で9本以上まとめてご活用のとき)1本・150円(税込・送料別)
*大量にご活用の場合、別途相談に応じます*

 2014年6月13日、改正・国民投票法が参議院でも可決・成立しました。憲法が普通の法律並みに、簡単に改正できます。いいことでしょうか?
 「集団的自衛権」が取り沙汰されています、自衛権というのは、集団であれ、個別であれ、「戦争」を前提としています。そもそも、日本国憲法は、「戦争そのものを"放棄"」しているのです。
 「究極の理想」と評する人もいる「日本国憲法」は、何故生れたのか?
 全世界で、5000万人もの人命が失われた、第二次世界大戦があったからです。とりわけ、広島・長崎へ原爆が投下され、核兵器の殺傷力の凄まじさを眼の当たりにし、その破壊力に驚愕したからです。
 これが、日本国憲法誕生の原点です。
 国民それぞれの思想・信条によって、歴史観は異なります。それを否定することはできません。安倍晋三首相自身の歴史観に基づく、「憲法改正し、戦争できる国」づくりへの意欲は異常です。
 解釈論に振り回されず、原点を見つめなおすことが大事です。
 茶の間で憲法を! 居酒屋で憲法を! 身近なところで憲法を!

とうふ連九条の会
<連絡先>
神戸市中央区八幡通1-1-14-401・きかんし協会気付(〒651-0085)
п@078-232-3715 Fax 078-232-3717
E-mail toufuren@kikansihyogo.com



(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.7.3

 テレビで見た記憶だが、「憲法はただの紙きれ」と述べた元防衛大教授がいた。安倍氏の「集団的自衛権」に関する政治手法はまさに「憲法はただの紙きれ」に映る。
 民主主義は人権保障に貢献するが、一方で「法の支配」を砕く力を潜めている。「両刃の剣」なのだ。
 また、教育の力の怖さだ。「従順な人間」を育成するのか、主体性を持って「思考する人間」を育成するのか。国民一人一人の幸福は後者であることは明白である。が、教育の力で前者の傾向を強めることは容易いことだ。そのことは戦前の教育に如実に表れていた。
 戦争するか、否か。人を殺すのか、殺されるか。戦争は最大の人権侵害である。
 最後の砦は「最高裁判所」である。ところが、「統治行為論」という武器を使い判断を避けてしまう。
 結局、問題なのは安倍氏の暴走ではなく、これを「暴走」と見るか「快走」と見るか世論が二分されていることだ。



(東京都・成瀬功さん)
2014.7.3

三鷹高校裁判の簡単な報告

 哲学者アーレントは「ナチスの暴虐の根拠を問う」思想を提起しました。大量虐殺の実行責任者アイヒマンが逮捕されたとき、アーレントはイスラエルでの裁判を傍聴しました。アイヒマンを「怪物的な悪の権化ではなく思考の欠如した凡庸な男」として描きました。
 問題はナチズムだけのものではない。無思考な体制順応の生き方をする物が誰もがアイヒマンになりうると論じました。今の日本がそうした状況です。今の日本の教育界は完全にアイヒマンのような人間に支配されています。
 独逸のユダヤ人であったアーレントは、ナチスが政権を把握したのち、フランスを経由してアメリカに亡命。ユダヤ人や「生きる価値のない存在」たちに対する暴虐の社会的根拠を問い続けることが、アーレントの課題だった。ユダヤ人の真の解放は、シオニズムとイスラエル国家樹立によっては実現できないと考え「隣人であるアラブ諸民族の重視、小国との連帯」を提唱していた。
 そのことは、ナチズムだけの問題だけではなく、無思考な大勢順応の生き方をすること、誰もがアイヒマンになりうると論じました。ファシズムはこのように進行していきます。
 東京都教育委員会は、職員会議で賛否を問うことすら禁じるよほど小心な人間たちです。それはおかしいと質問をし、疑問を呈した校長を処分しました。再任用拒否と、そして徒に馬鹿げた都教委による取り調べという嫌がらせをした。
  <つづく> →全文はこちら(PDF)をクリックしてください。



(愛知県・木村康一さん)
2014.6.9

浦部法穂・法学館憲法研究所顧問の「安倍晋三と14人の『無識者』たち」を読んで・・・

 この発言に100%賛同します。この文の中に、怒りが込められているのがはっきりと分かります。本来の有識者は、浦部さんの様に怒り狂わなければならないと存じます。
 それにしても一刻も早く自民党政権を終わらせないと、大変なことになると存じます。タイの様に、軍隊のクーデターが起こる可能性が潜めています。その上に、安倍晋三のようなファシズムが乗っかる可能性もあります。
 ただ怒っていても始まりません。今すぐ行動を起こさねば何も変わらない。本来の有識者の発奮をまず期待します。



(愛知県・酒井雅子さん)
2014.6.2

今日、新聞やネットで、国民安保法制懇の記事を見ました。
法学館憲法研究所には、最近の伊藤真先生の講演レジュメが載っていましたが
これに続く取り組みですね。

記者会見動画は、長くて全部をきちんと見たわけではないのですが
ネット記事を読むと、本当に、歯がゆい思いをしている
国民を代表してくれているのを頼もしく思いました。
私たち国民のものであるはずの憲法を、
何で国家に勝手に変えられなくてはいけないの!という思い。
安倍総理が勝手に手を加えるのを、持ち主である私たち国民が
黙って見ていることしかできないなんて、本当におかしな話です。
多くの国民には手も足もでないのですが(実際、手段がないんですよね!?)
憲法学者などが集まって、国民の力を結集して欲しいです。
各地で対談などもやる、という話もありましたが、
こういうとき、たいてい名古屋は飛ばされます(笑)
ぜひ、名古屋でも企画して欲しいと思いました。

ちなみに私は、先日家を訪問してきたエホバの証人の伝道者(?)に、
「日本の憲法の前文読んだことあります?
聖書と同じことが書いてありますよ。
聖書では神の言葉となってますけど
憲法は私たち自身の言葉なんですよ、ぜひ読んで下さい!」
と、逆宣伝しました。憲法は、自分たちの言葉であって、
いつでも変えられる、変えられるのにも関わらず
あえてそれを変えないことを選択している、
そういうところが聖書より価値ある点だと思います。

最近は、通販の「通販生活」が、集団的自衛権についての
投票をやっている、という記事が新聞に載っていました。
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/vote/?sid=top_yomimono_main1
小林節先生が登場してます。
今回のためだけに会員登録して、投票してみました。

私たち一般市民でも、できることをちょっとずつしながら
憲法を自分たちの手に取り戻したいな、と思います。
研究所さんのほうでも、どんどん新たな取り組みを
して下さいね!!!



(愛知県・木村康一さん) NEW
2014.6.2

 浦部法穂・法学館憲法研究所顧問の「安倍晋三と14人の『無識者』たち」を読んで・・・

 この発言に100%賛同します。この文の中に、怒りが込められているのがはっきりと分かります。本来の有識者は、浦部さんの様に怒り狂わなければならないと存じます。
 それにしても一刻も早く自民党政権を終わらせないと、大変なことになると存じます。タイの様に、軍隊のクーデターが起こる可能性が潜めています。その上に、安倍晋三のようなファシズムが乗っかる可能性もあります。
 ただ怒っていても始まりません。今すぐ行動を起こさねば何も変わらない。本来の有識者の発奮をまず期待します。



(東京・アムネスティインターナショナル日本)
2014.5.12

シンポジウム「紛争と女性〜戦時下の性暴力をなくすために〜」(6/14、アムネスティ・インターナショナル日本)

タイトル:「紛争と女性 〜戦時下の性暴力をなくすために」
日時:6月14日(土)14時〜17時(13時半 開場・受付開始)
会場:青山学院大学青山キャンパス(渋谷区渋谷4-4-25) 17号館5階17510教室 
最寄り駅:「渋谷駅」より徒歩10分/東京メトロ「表参道駅」より徒歩5分
資料代:800円(学生500円)
お問合せ:03-3518-6777(アムネスティ日本)
<内容>
紛争は多くの命を奪い、人びとに深い傷を負わせます。とりわけ女性や少女たちは組織的な強かん、性的虐待など、「性」という暴力の対象となっています。人としての尊厳を踏みにじられた女性たちの痛み は計り知れません。しかし多くの人が沈黙を強いられ、一人で苦しみに耐えています。そんな中、深い傷を負いながらも暴力と向き合う女性たちがいます。
シンポジウムでは、女性たちの苦難を知るとともに、過去と現在、国際法の前進、社会の無理解などの視点から、みなさんと一緒にどのような社会を目指すべきか、考えていきます。

* 詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/0614_4551.html



(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.5.5

 議論、討論を通じて最良の結論を得る、という文化がなぜこんなにも根付かないのか。確かに、戦前を教訓に民主主義の生命線である「表現の自由」を憲法で保障した。しかし、その文化を根付かせるには「教育の力」に負うところが大きかった。
 始めから「結論ありき」の「…委員会」「…懇談会」。その答申を待って云々。あたかも公正、中立的、かつ専門家の意見を拝聴する、という見せかけの民主主義。やらせの「タウンミーティング」しかりだ。
 最近では、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の存在だ。憲法施行後67年の間堅持してきた憲法9条の解釈を変えようというのだ。しかし、そのテーブルに憲法学者が座っていない不思議さ。法律で憲法解釈を変えることに疑問を感じない不思議さ。「早く仕事に戻りたい」等と公然と言ってのける座長代理。
 また、「戦後レジームからの脱却」を強調する安倍氏。裏腹にますますアメリカ追随外交を強める不思議さ。さらに憲法尊重擁護義務を負う地方議員、かつ、憲法改正発議権を要しない地方議会が改憲決議をする不思議さ。そして、このような状況をきちんと批判しないメィデアの存在。それらを支える「沈黙する善良な市民」。この国はしっかり羅針盤を失った。
 これは、とても後生に残していける代物ではない。同時に、「教育の力」に心血を注ぎ、より豊かな社会を渇望し、希求し続けた先人に申し訳が立たない。人生も最終コーナーへ差し掛かった。想像力を磨き、「思考停止」状態に陥いらないよう、より一層努力を続けるつもりだ。



(沖縄意見広告運動)
2014.4.14

人間の誇りと尊厳かけた「ノー!」の民意に日米政府は辺野古を断念すべきです。

昨年12月末、安倍政権はカネと恫喝による強権的手段で沖縄県知事に米軍新基地のために辺野古埋立てを承認させました。しかし名護市民は、その後の名護市長選で、「辺野古新基地ノー」を掲げた現職の稲嶺市長を再選させました。しかし安倍政権はこの民意を無視し選挙の2日後に、埋め立て業者の「辺野古入札」を公示し、新基地建設を強行しようとしています。
また安倍政権は、全国に広がる不安の声を無視し、昨年12月に特定秘密保護法を成立強行させました。この暴挙もまた沖縄への米軍の新基地強要と表裏一体のものです。なぜ、安倍政権は戦前の軍機保護法、治安維持法にも類似し、憲法の保障する国民主権や基本的人権を破壊する恐ろしい法律の施行を急ぐのでしょうか。それは民意を抑え込んでアメリカとともに「戦争のできる国家」にしていくためです。
ジュゴンやサンゴが生息する美しい辺野古の命の海を壊して米軍基地を作るという愚かな行為を止めるため、世界一危険な普天間基地を即時無条件に閉鎖・撤去するため、沖縄と結び市民の声を挙げていきましょう。
そして「欠陥機」オスプレイの普天間配備強行。安倍政権は「安全性は確認されている」と、各地で低空飛行訓練が行われ、自衛隊のオスプレイ配備計画も進行中で、「日米同盟深化」「防災訓練」の名の下に全国でも飛行訓練が予定されています。沖縄だけでなく、本土からも「NO!オスプレイ」の声を上げる時です。
私たちは、第4期に続き、5期でも「オスプレイNO!」全国キャラバンを実施します。
今こそ、沖縄と結び、声を挙げよう!第5期沖縄意見広告に賛同のこと、お願いします。



(鹿児島県・小浜健児さん)
2014.3.27

昨日(3月26日)、鹿児島県議会は、「憲法改正を求める」意見書を提出し、その日に可決した。

今日(3月27日)の南日本新聞の報道。
自民党が各都道府県連に、憲法改正の早期実現を求める意見書を県議会や市町村議会で採択するよう文書で要請。
文書は、竹下亘組織運動本部長と吉野正芳地方組織・議員総局長の連名で都道府県連の会長、幹事長宛てに13日付で送付。「党は『憲法改正案』の国会提出を目指し、憲法改正に積極的に取
り組んでいる」、「憲法改正運動には大規模な国民運動が不可欠だ」
現在、石川、富山、香川、愛媛、鹿児島県議会で意見書を可決。

産経新聞:4月12日に初の改憲集会 自民、宇都宮を皮切り


(青森県・鳴井勝敏さん)
2014.3.24

「浦部法穂の憲法時評」は、伊藤真塾長「雑感」同様読むたびに消えつつある青春に灯りが点る。とても爽快だ。憲法シリーズD「個人」を読んだ。排外主義、全体主義の風が強まる理由が分かってきた。「頼る文化」から「考える文化」への転換ができないのだ。その方が楽だからだ。頼るのは「集団」。その集団が、身分社会から、天皇制・家制度へ。戦後は会社へ。その会社が頼りにならないと見るや「国」へ。この流れは分かりやすい。「全体主義」の幕開けである。組織における隠蔽、虚偽、ねつ造、そして慣れ合い。「集団主義」が生み出す「思考停止」が原因だということも分かった。さらに、民主主義、立憲主義を破壊するエネルギーであることも分かった。その破壊力のすごさは歴史が教える。民主主義を民主主義で破壊、600万人もの人間を虐殺したナチス・ヒトラー。それを忠実に実行したどこにでもいる「平凡な人間」アイヒマン(映画「ハンナ・アーレント」)。


(兵庫県・畦布哲志さん)
2014.2.10

憲法を変え、戦争できる国にすることをめざして「秘密保護法」が作られたと思います。このまま、施行させてはいけません。廃止させなければ、歴史が逆戻りします。
きかんし協会が、非常にわかりやすい「共同デスクー秘密保護法版」をつくっています。
http://www.kikansihyogo.com
で、ダウンロードできます。
積極的にご活用ください。


(長崎県・井上圭章さん)
2014.1.27

 2014年が改悪憲法元年にならないことを祈るばかりです。

 確かに、法は社会規範として現実社会に合ったものとすべきというのも一理あります。しかし、本来、法は「べき」の世界の話であり、現実を原理原則(理念)にあわせる指針となるべきものだと思います。

 特に、9条や集団的自衛権の行使等についてはなおのことだと思います。
 近年の近隣国との関係悪化から、「武力による平和」を積極的平和主義という美名の下にすすめるべきだとの声も聞かれるようです。しかし、「国権の発動たる戦争」のみならず、「国際紛争を解決する手段」としての「武力による威嚇又は武力の行使」を「永久にこれを放棄する」とする9条をもつ日本国憲法の下、それでいいのでしょうか。むしろ、「戦争」「武力」に頼ることなく、外交・経済・国際交流といった民主的方法による解決を目指すべく全力を尽くすのが"積極的"平和主義であり、9条の目指すところなのではないでしょうか。このように言うと、「武力衝突が起きたらどうするんだ」や「国民の生命を守れない」といった反論がかえってきます。しかし、上記意味での積極的平和主義は決して無防備を意味するのではなく、あくまで「自衛」のための実力は主権国家として当然認められます。その上で、武力衝突が起きないよう外交等の努力を不断に続けていくことで平和を実現しようとするものです。
 確かに、理想論と言えば理想論であり、実現不可能とも思えます。しかし、人間の歴史は不可能を可能にすることで積み上がってきたものともいえます。まず、こうしたいという理想を実現する為の強い意思があり、そして、その実現に向けた方法を試行錯誤して発見していく。この積み重ねでこれまで不可能とも思えることを次々と実現してきたのが人間です。そうだとすれば、武力に頼らない平和の実現も決して出来なくはないと思います。
 そのためにも、出発点である理想を実現したいという強い意志を軸としてしっかりもってないといけません。この軸をどうするのか、それが今問われているのだと思います。現実に軸を合わせるのか、それとも現実を軸に合わせようとするのか。これまで以上に国民一人一人の意識が問われる年になりそうです。
 個人の実存・尊厳を中核的価値としている日本国憲法です。政治家や官僚に委ねるのではなく、まさに自分という人間の価値が問題になってるとの自覚をもって判断していく必要があるのではないでしょうか。

 そのためにも先ずしっかりと憲法の価値を理解して自分のものにしなければならないと思います。押し付け憲法とみるかみないかは個人の自由です。でも、仮に押し付けだとしても、その中身を知る必要があるのには変わりありません。また、日本国民総意としての憲法ととらえるのであれば、本当にそう言い切れるだけの理解があるのか再確認する必要があると思います。

 2014年、日本国民が真に憲法感覚を持つ意味での「憲法元年」となるよう国民一人一人が少しでも憲法の価値を理解できたらと願うと共に、自らもその努力を日々していきたいと思います。


(長崎県・井上圭章さん)
2013.12.9

"お・も・て・な・し"
一時期話題になった言葉。

初めてあのスピーチを聞いた時、いつから日本はおもてなしの押し売りをするようになったのだろうと感じてしまった。
確かにこれはかなり偏った感じ方なのだろう。
でも、本来、おもてなしの心・文化と言うのはそれを為す側が主張するのではなく、受ける側が感じ取るものなのではないだろうか。

確かにこの国際競争の中、主張せずに相手任せでは戦っていけないというのもあるのだろう。
しかし、言葉にしなくても行動し続けることで示せるものも多いと思う。おもてなしの心・文化はそのさいたるものではないだろうか。

このような歪みは、"美しい日本"という言葉にもあらわらてる気がする。
とある政治家を見ていると、"美しい日本"には軍事力の後ろ盾が必要だと捉えているように感じる。その為には政治的権力の濫用もやむなしといった感じだ。
ある特定の価値観だけで"美しい日本"を規定することは、価値の多様性(個の尊厳 憲法13条)を中核とする憲法の理念に真っ向から対立するものだと思う。

羅針盤を失った舟が遭難するように、憲法の基本理念を見失った政治は混迷の度を深めるだけだ。

今一度、憲法の意味、主権、民主主義の意味を主権者自身がしっかりと自覚するべきだと思う。


(愛知県・酒井雅子さん)
2013.11.25

昨年の衆院選の違憲裁判の判決について、新聞記事に「今回は当然と考えている。地域事情や面積などを加味せず、人口だけで区割りを決めるのは乱暴だ」とか「人口の多い少ないで議席を決めると、国に有権者の声が届きにくくなる。選挙無効にならずに良かった」といった声が載っていました。

日本は一人一人の国民によってではなく、市町村や地域、或いは土地の集合体によって成り立っている、という発想なのでしょう。一個人としての「私」ではなく、「私たちの住む地域」「私たちの世代」を主語にして権利の平等を語る声を多く見かけました。

「国民主権」とは言われます。当然、違憲性、有効性も厳密に論じられなくてはいけません。しかし、国民の意識が追い付いていないのもまた事実かと思います。上記のような声の背景には、「個人より集団を優先」、さらに「余計なことは考えず、女は男に、下の者は上の言うことに従え」といった古くからの考え方もあるように思われるためです。

なぜ一票の価値は平等でなくてはいけないのか、国民はいつどうやってその価値を感じられるのか、もし投票権を自ら放棄したり或いは国家に奪われたりするとどうなるのか、また過去はどうだったか?…そういったことを広く市民とともに考えていく。違憲裁判とは違った地道なアプローチですが、憲法の意義・価値を伝える近道かとも思います。

貴研究所には、そのような取り組みも期待しております。


(青森県・鳴井勝敏さん)
2013.10.7

 「人は皆違うのだから違っていて当たり前」、というこの単純な命題が学校、家庭から消え去ってしまったのか。「孤立感」を抱く子どもが激増している、と教育専門家は指摘する。「意見を言うとあとでどうなるか」という不安や失敗恐怖が渦巻いていることが多いというのだ
 この光景は民主主義崩壊の予兆を感じる。間接的に「沈黙する善良な人々」の予備軍を養成している様なものだからだ。
 私は、民主主義の具体化である「主権者」の育成は学校の使命だと考えている。ところが「多様性を認める精神」の涵養を学校に期待するのは難しい様だ。「いじめ」による自殺、「不登校」が後を絶たないのがその証だ。
 しかし、資源の乏しい我が国おいて人材の損失は致命的だ。学校でしっかり主権者を育てないと、この国はえらいことになる。


(東京都・島田順子さん)
2013.8.26

自民党の改憲案に強い危惧を持っております。
職場の同僚が大学時代、浦部先生の講義を受けていたということで、先生の存在を知りました。
現在、自民党の改憲案について、一般の人々はその危険性に対し、無自覚です。
マスコミの報道も、ほとんど内容を危険視するものがありません。これは、なんらかの報道統制を受けているとしか思えないのですが。
自民党よりでない(民主党の意見を擁護する)番組の放送後にTBSの取材を拒否する等、民主国家とも思えない行動に出ても、無批判に等しいと思われます。
このようなすでに違憲と思える行動を自民党がしていても、一般の人々の危惧感が少なすぎると思います。
また、安易な報道が多すぎると思います。
先日NHKの夜9時のニュースで、中国と日本で簡単なアンケートを行ったようで、「将来的に軍事的衝突があると思うか」に対し、「あると思うとの答え」日本で何パーセント、中国で何パーセントで、また、「それぞれ相手国に対して良い感情をもつか悪い感情をもつか」に対し、「悪い」が何パーセントで高いです。。等
戦争が起きる可能性について、安易に報道し、戦争の危険があると、認識させ、軍隊が必要、改憲が必要、、との安易な道筋が見えるようで、空恐ろしくなりました。
日本の知性は、こんなに安直なものだったのでしょうか。
どうぞ、先生から、日本の良心、日本の知性を発信してください。
批判勢力として、どのような発信ができるのか、
先生のように力がある方が、どんどん発信して頂けたら、と願っています。


(愛知県・木村康一さん)
2013.7.29

◆◇◆ 日本は、なぜ非武装中立を行おうとしないのか ◆◇◆

◇◆第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

◆◆◆東アジア非武装平和地帯の構築案

1◇ まず67年前の憲法公布の時期までさかのぼろう。憲法を一度しっかり守ろうではないか。憲法九条で非武装中立を決めたのですから、そのまま行うのが当たり前です。
2◇ アメリカには、相当のお金を払い軍隊を国外に出てもらいます。その原資はアメリカ国債の返還でよい。
3◇ 国連に非武装平和地帯の宣言を行う。これで他国の日本への侵略はできません。
4◇ 隣国などに話しかけてこの非武装平和地帯の連携を促す。
5◇ 東アジア非武装平和地帯を構築する。
6◇ 全世界にこの理念を呼びかける。
7◇ 同時に恵まれない国への無償の援助を励行する。見返りは一切求めない。
8◇ できる限り輸出入を控える。これは相手国の資源を奪う事と自国の文化を押し付ける事で相手国の幸せを奪うからです。これが戦争に結びつくという過去の反省からです。
9◇ 相手国から食料を奪う事はしない。その為に食料自給率を国内で100%以上とする。

◆ これは、非現実的という考えもあろうかと思いますが、現実に、非武装中立憲法九条があるのです。空論ではなく、まさしくこれが現実です。これができなくて何ができるというのでしょうか。やってみれば、これほど簡単でわかりやすい事はないはずです。

◆ さあ。皆さんご一緒にやりましょう。幸せは向こうからきます。


(平和への権利キャンペーン)
2013.7.22

" いま国連人権理事会で"平和"を"人権"にしようと話し合われています。日本国憲法の前文に書かれている平和的生存権を国際法にしようという取り組みのなか、日本やアメリカ政府は反対し続けています。
 「平和への権利」とはどのようなものなのか、国連ではどのような話し合いがされているのか、また日本の9条にどのような意味をもたらすのか、2013年6月に国連人権理事会の参加者から報告をします。

   ジュネーブ・国連人権理事会報告「私たちが変える世界の枠組み 平和への権利・9条の視点から」(PDF)
   8月2日(金)18:00〜20:30 
   青山学院大学 総研ビル9階16会議室


(愛知県・木村康一さん)
2013.7.22

今度の参院選は、自民党系がもくろんでいる参議院で三分の二には届かなかったということに、私は安堵しています。しかし、以後憲法九条を守れるという確信がもてません。そこで私の提案ですが、同志が結集して「日本国憲法九条の党」を立ち上げる事を提案します。このままでは80年前の過ちを繰り返す可能性が大いにあるのです。今度戦争があれば80年前とは比べようのない悲惨なものになります。核戦争で人類の破滅、地球の破滅が待っているのです。自分のメンツを考えている場合では有りません。今、立ち上がらなくては悔いを万年に残すことになります。人間として犯罪といっても良いと痛感します。


(東京都・中田朗さん)
2013.7.15

 都内に住む中田朗と申します。今度の参院選では憲法改正が一つの焦点です。自民党が議席の過半数を取ったならば、改憲も一気に進むかもしれません。そんな中で、一庶民である私にも何かできないかと考え、Change orgというネット署名サイトで自民党改憲草案の撤回を求める署名を始めました。署名をしていただくと共に、多くの皆様にシェアしていただければ感謝です。どうぞよろしくお願いいたします。
以下参照↓
http://www.change.org/ja/キャンペーン/安倍晋三首相-自由民主党-憲法9条を骨抜きにし-自衛隊を国防軍に位置づける日本国憲法改正草案の撤回を


(千葉県・田近正樹さん)
2013.7.8

いつも法学館憲法研究所のサイトを拝見しています。
特に、浦部先生の「憲法時評」が常に目からウロコの連続で、楽しみにしています。
伊藤先生の「一人ひとりを大切にする「個人の尊重」という考えが広まれば、世の中はもっと平和になる、枠にとらわれた人々の争いがなくなり、子供たちが笑って暮らせる世の中になる 」とのお考えに感銘を受けています。


(長崎県・井上圭章さん)
2013.7.8

"自由の敵にも自由を"
その真価が問われる政治状態になってきたみたいです。

私が憲法を学習してた時、憲法改正の所なんて現実問題になんてならないだろうと思ってました。
それが今や現実のものになろうとしてます。
しかも、先ず96条の発議要件の改正だなんて。

時の政権(多数派の民意)によって、少数者の権利、自由が侵害されることを防ぐ96条の要件。
それを先ず改正するなんて…
やはり、権力を持ったものは暴走するんですね。

日本経済だけでなく日本国民、そして日本そのものまでをもどん底に落とし込む政治家たち。
やはり違憲状態で選ばれた人達のやる事は違いますね。
そう思わずにはいられません。

真に民主主義を理解し実行したことのない日本人にとってこれほどの試練はないことでしょう。
"名は体を表す"ではないですけど、世界にも誇れる憲法をもった国民だからこそ、それを実行という形で具体化することが期待されてるのかもしれません。
まさしく"不断の努力"が求められています。

日本国憲法の掲げる理念、理想に少しでも近づけるように私達は憲法の趣旨を理解し、そして実践する時なのでしょう。

自由、平等、民主、平和。
これらの言葉の真の意味を実感できるなんて、憲法を学んだものとしてこれほど嬉しいことはありません。

日本において立憲民主主義を実質的なものにする為にも今回の憲法改正の盛り上がりは貴重な契機となるのかもしれません。

憲法を学んだ者の一人として、より多くの人に憲法を理解して貰えるように更なる精進をしていきたいと思います。


(司法修習生7月集会(7/14-15)(司法修習生・白神優理子さん))
2013.7.4

はじめまして。いま、沖縄で司法修習をしている、白神優理子です。
今月の連休14日と15日に、司法修習生が毎年主催している学習交流イベント「7月集会」というものが行われます。
全て司法修習生の手作りです!
様々な社会問題・人権課題について、当事者や弁護士、専門家をお呼びしてお話を聞くので視野も広がるし、人との繋がりも広がります。
しかも、司法修習生・ロー修了生・大学院生・ロー生、大学生には交通費や宿泊費の補助もあります!

この機会にぜひ、いらしてください。
以下に、案内文を記載させていただきます。

お会いできるのを楽しみにしています。

(転送大歓迎)
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
      66期司法修習生 7月集会
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

 こんにちは。
 7月集会という、毎年司法修習生が主催しているイベントについてのご案内です。
 日にちも迫っている中,現在100名以上の方から参加申し込みをいただいており,非常に盛り上がっております。
 お早目にお申込ください!
 参加申し込みはこちら

■参加のメリット
 ・京都で祇園祭が楽しめる!
 ・しかも,交通費約8割・宿泊費3500円の補助あり!
  ※学部生,大学院生,LS修了生,修習生に限ります。
 ・懇親会もあるので、修習生や実務家の先生との繋がりが広がります!
 ・日頃のメディア情報だけでは触れることができない、当事者の方の生の声が聞ける、背景にある事情、問題の根本原因を追究できる

■7月集会とは
 7月集会とは、社会に存在する人権問題について,その実態と問題点を探求し,背景から理解を深め、共感することを目指して,当事者や弁護士・専門家を講師に迎えて学習する,修習生の手で作るイベントです。
65期の先輩たちが開催した昨年は修習生や弁護士が約300名参加した大規模な企画となりました!

■メインテーマは原発
 今年は原発問題をメインテーマにして、被災者の方や弁護士、エネルギー学者のお話を聞いたり、意見交換したりする予定です。

■ホームページ
http://www.7gatsusyukai.com/

■日時
7月14日(日)12時開場
13時〜18時30分
19時30分〜懇親会
7月15日(祝・月)10時〜13時

■場所
京都教育文化センター
※遠方からお越しの方には、交通費を一部補助します!
http://www.7gatsusyukai.com/#!kotsuhi/cpfx

■内容
※詳しい企画の内容は添付のチラシ又はホームページをご覧ください。
または,「66期7月集会」で検索!

■申込み方法
 ホームページから申込みができます!
 または、地域の実行委員に声をかけてください。

 修習の期間は短くなってしまったけれど、その分、今しかできない体験・学習・交流をみなさんとしたいです!
 参加をお待ちしています。
 読んでいただき、ありがとうございました。


(青森県・鳴井勝敏さん)
2013.5.7

 理想を語らない話を聞くことはとても疲れる。NHK総合特別番組「憲法記念日特集」。改憲、護憲を通じて目指す理念、理想をほとんど聞くことがなかった。そればかりか政治家の薄っぺらさをさらけ出す羽目になった。「そんなことは言うべきでない」。言論を仕事とする人にとっては自殺行為であることを臆面もなく、かつ語気を強めて言う姿。「友人が攻撃されている時に助けに行くのは当たり前でしょう」。喧嘩にはどちらにも言い分があるものだ。喧嘩に加担するのではなく止めに入るものだ、とは小学生レベルの話。政治家の劣化には目を覆いたくなる。
 私は街頭インタビユーを見て国民投票の一票を行使する判断基準は何か。その意識を徹底分析する必要性を痛感した。そして、その結果を踏まえ対応を急がねばならいとも感じた。
 表紙には「時代がかわったから」「押ししつけられたから」憲法を改正しようと書くが、頁をめくればその理由が一行も書かれていないのだ。情緒的判断には理由はいらないからだ。しかし、そのフレーズは自我の弱い国民性にはとても自然に入りこむのだ。


(青森県・鳴井勝敏さん)
2013.5.2

 伊藤真著「憲法入門」及び法学館憲法研究所資料をもとに、地元で今年2回目の憲法講演を実施しました。
 自民党憲法改正草案は『一言で言えば「立憲主義と決別」している点が最も注目すべき特徴である』と指摘する伊藤所長。ところが、講演会では参加者に、その「立憲主義」が伝わらないのです。「民主主義によって国民が権力を監視し、批判し、改善を要求することが出来るから社会は進歩するのであろう」という発想を多くの人は体質的に受けつけないのです。いわゆる「観客民主主義」が骨の髄まで染みわたっているのでしょう。「個人の為の国家であり、国家の為の個人ではない」という下りになると拒絶反応が頂点に達するようです。
 自分でできることは自分で、という発想で続けている講演会です。立憲主義をどう人々に伝えるのか、工夫していかねばならないと思っています。


(東京・燐光群)
2013.2.25

燐光群 創立30周年記念 第一弾
『カウラの班長会議』 作・演出○坂手洋二

3月8日(金)〜24日(日)
下北沢ザ・スズナリ

「生きて虜囚の辱めを受けず」
大日本帝国の兵士に、捕虜は一人もいない。
つまりこれは亡霊の夢だ。
じゃないと説明がつかない。
今までこんなに穏やかで、
楽しかった日々はないんだから。

歴史から、いまを見る。
『天皇と接吻』に続いておくる、「戦争の時代」と「映画」が交錯する青春群像。

John Oglevee Benjamin Beardsley  
鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 水津聡 
杉山英之 鈴木陽介 武山尚史 小林尭志
円城寺あや 中山マリ 松岡洋子 樋尾麻衣子 横山展子 
田中結佳 福田陽子 永井里左子
東谷英人 今井淑未 小寺悠介 櫻井麻樹 城田将志 
鈴木穣 松田光宏 三宅克幸 山村秀勝
石川久美子 大内慶子 勝田智子 佐次えりな 清水さと 
長谷川千紗 布施千賀子 真鍋碧 水野伽奈子 渡邊真衣

1944年、8月5日。
第二次世界大戦中のオーストラリア。
ニューサウスウェールズ州・カウラの連合軍捕虜収容所。
捕虜になった日本兵545名による、史上最大の脱走計画。
日本兵たちは、選挙によって選ばれた代表による「班長会議」で、
計画を実行するか否かの多数決投票を行った。
戦時下、極限の選択を迫られる兵士たちの真実に、現代を生きる女性たちが迫る。

全席指定
一般3,600円 ペア6,600円 当日4,000円
大学・専門学校生・シニア(65歳以上)2,500円 
高校生以下1,500円
※学割・シニア割については劇団予約のみ扱い(当日受付で要証明書提示)

★チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 426-556)
燐光群オンラインチケット(一般・ペア前売のみ) 
★ご予約・お問合せ
燐光群/(有)グッドフェローズ
03-3426-6294
ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp

憲法の平和主義の意味をあらためて考える機会になると思います。
ぜひご覧くださいますようお願い申し上げます。

燐光群


(愛知県 N・Eさん)
2013.2.11

論憲の裾野を拡大し、改悪を阻止する姿勢を応援しています。


(神奈川県・越沼恵介さん)
2013.1.11

総選挙の結果を受けて、状況は切迫してきたと思います。
「改憲」を止める具体的な手段を考え、行動しないと、この国は70年前に戻ってしまいます。戦争の大きな犠牲を無駄にしてはなりません。次の世代のために平和憲法を守ることは、現代に生きる我々の大きな使命です。

総選挙の結果を見る限り、放っておけば今の空気のまま参議院の選挙を迎えることになり、悪夢は現実に近付きます。

「70年前に戻してはいけない」という啓発活動も、草の根運動やコミュニティづくりも、人権・平和のカリスマの出現も、世界のリベラル勢力との連携も、全て必要だと思います。
今この国を覆う右傾化の空気を変えるのは、簡単なことではないと思います。悠長に構えている時間はありません。

実際に効果のある改憲阻止策を考え、動きませんか。
私も、できるだけのことをしたいと思っています。

まともな考えを持つ人もまだ多いはずなので、それを結集することが大切だと思うのですが、なかなか良い方策が浮かばす、動けずにいます。

皆で知恵を出し合って、行動しましょう。


(公演『普天間』のご案内  東京都・青年劇場)
2012.11.12

昨年の上演で大反響を呼んだ作品がいよいよ全国巡演へ!
今こそ観ていただきたい舞台です。

青年劇場公演『普天間』 作=坂手洋二/演出=藤井ごう

【公演スケジュール】
<東京再演>
12/5 14:00/18:30  12/6 14:00   六本木/俳優座劇場
<全国公演>
〔11月〕
11/15福生(東京都)、16所沢(埼玉県)、19甲府(山梨県)、21名古屋、24泉佐野(大阪府)、26堺(大阪府)、27八尾(大阪府)、28高槻(大阪府)、29・30大阪
〔12月〕
12/8大津(滋賀県)、9奈良、10松山(愛媛県)、11高知、13岩国(山口県)、16読谷(沖縄県)、17名護(沖縄県)、19うるま(沖縄県)、20宜野湾(沖縄県)、21那覇
【お申込み・お問合せ】
青年劇場 TEL03-3352-6922
kawada@seinengekijo.co.jp
【詳細】http://www.seinengekijo.co.jp


(「被爆2世 108人の肖像」写真展のご案内 東京都・吉田敬三さん(写真家))
2012.7.23

広島平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」という先人の決意が刻まれています。社会の右傾化が危惧される現在、多くの犠牲を払って獲得した平和憲法の精神を守り、ふたたび被爆者をつくらないために親の被爆体験と向き合おうとする被爆2世の姿を見ていただきたく、今夏、写真展を開催いたします。ぜひ皆様のご高覧、ご高評をお待ち申し上げます。

日時 2012年8月8日(水)〜8月20日(月) 10:30〜18:30(最終日は16:00終了) 火曜日休館
会場 ペンタックスフォーラム ギャラリーT&U
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

非常に内容が濃く、有意義な内容だったと思います。
特に消費税の問題点、いま政策がどのような方向に向いているのか、今後どうしていかなければならないのか、明確な方向性を与えられたように思います。
「すべての税金が福祉・社会保障目的税なのである」という言葉にはっとしました。
租税の根底は、そもそも私たちがどのような社会を望んでいるのかということにつながっていなければならないと思います。


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

消費税が導入されて23年。消費税のない時代を知らない世代も多くなっている中で、今回の消費税増税問題をどう考えるか。憲法の立場から考えるという、タイムリーな企画だったと思います。
税金と言うのは身近なものであるにもかかわらず、"わかりにくい"ものだと国民は思いがち−−−権力がそうしていると思います。国民的議論が求められているにもかかわらず、議論するには情報(知識)が不足、もしくは偏っている。けれどもそこに憲法という"ものさし"をあてることで、その本質というものが明らかになる。憲法が求める税制について語ることの大切さを学びました。


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

私たちがどう悪税をやめさせていくのか、その運動のヒントをいただきました。どういう国・社会がいい?と憲法も示して多くの人と社会作りをしていきたいと思います。有益な学習、ありがとうございます。


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

浦野さんの講演は消費税だけでなく、税制全体についてわやりやすく、勉強になりました。


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

税金の問題について、憲法をベースに、歴史的かつ多面的・具体的に学ぶことができました。


公開研究会「消費税と憲法」参加者の感想)
2012.4.2

浦部先生の「憲法時評」は興味深く読ませていただいています。


(民藝「静かな落日」を観て 埼玉県 Tさん)
2012.2.9

 先日の「今週の一言」(女優の樫山文枝さん執筆)で紹介されている「静かな落日」を鑑賞してきました。1949年、福島県松川町で起きた列車転覆事故で機関車乗務員3名が死亡した「松川事件」にまつわる演劇です。占領軍、警察、検察がからんだ戦後の一連の謀略事件の1つとして有名です。この事件では国鉄・東芝の労働者20人が逮捕・起訴され、1、2審では多数の死刑や無期懲役者を出しました。
劇は、2審の公判中に出版された「真実は壁を透して」を読んで、獄中にある人たちの無実を確信した作家広津和郎さんを描いたものです。広津さんの執筆活動などがきっかけになって「無実の者を殺すな」という草の根の「松川事件救援運動」が大きな力となり最高裁で差し戻され、結局全員無罪になりました。
私にとって広津さんは遠い存在であり、広津さんの活動が裁判所などから素人の「雑音」として非難されていたのを知っていたくらいでしたが、刑事訴訟法を懸命に勉強して司法内在的に批判し「政治闘争」となることを避けた思慮深い人だったことに感銘を受けました。
 劇では、娘の桃子さんなど家族や作家仲間との人間味溢れる細やかな息づかいが伝わってきて、とても身近に感じられました。広津さん役の伊藤孝雄さん、桃子さん役の樫山文枝さんらの熱のこもった演技に圧倒されました。親子の物語としても学ぶところがとても多かったです。

 「冤罪」の中でも、高揚しつつあった民主主義の運動をつぶすために権力が仕組んだ国家犯罪です。樫山さんは交流会で、「現在にも通じる物語だ」と話されました。そのとおりだと思います。デモの参加者を挑発して強引に公務執行妨害罪で逮捕したり、政府に都合の悪いビラを配布した市民を有罪にするなど、国家というものが持つ暴力性を見失ってはならないと、改めて感じました。
 
 東京では新宿の紀伊國屋サザンシアターで14日まで公演しています。その後も全国各地を回るとのことです。


(「土肥元校長の裁判を支援する会」から)
2011.12.22

土肥元校長の裁判の判決が2012年1月30日に出されます(当初2011年12月22日に出される予定でしたが延期になりました)。案内チラシはこちら
土肥元校長の意見陳述書もご覧下さい。こちら


(とうふ連九条の会代表・畦布哲志さん)
2011.10.24

 野田内閣が誕生したとき、憲法審査会を一気に動かしかねない気配を感じ、ここのところ、やや停滞気味(と私は感じています)の九条の会等護憲運動の、ネジを巻きなおす必要がると考えました。
 昨年の秋、爪に透明のマニキュアをしている、取引先の男性に出会い、「男もすなる化粧」がずっと気になっていました。そこで。思いついたのが、戦時中の「贅沢は敵、欲しがりません、勝つまでは!」というスローガンから「平和だから、化粧ができ、綺麗になれる」ということでした。これと、憲法9条をくっつけようとして、当初、マニキュアで考えたのですが、ネールアートとして幅が広く、素人の手には負えませんでした。しかも、入手困難でした。レイラ化粧品さんにご協力いただける、口紅に切り替え、企画を考えました。
 化粧品の口紅は、高価で色数も多く、好みもあり、絞り込むことは困難です。そこで、男女使える「リップクリーム」にし、口紅のカタログを同封することにしました。一行詩・3部作は、憲法全文を掲載しています。是非、憲法を読んでいただきたい。普通の人なら「直接、憲法を読んだら、そのよさを認める。憲法の真意を読みとる」と、私は日本国民の心を信じています。
 外出のとき、持ち歩きたくなるように、少し高級感のあるオリジナル「手提げ袋」(オレンジ・レッド・ブルー・チョコレートの4色)に入れ、「9ちべに」と名づけました。
 このグッズ「9ちべに」を契機に、一人でも多くの人に、憲法に直接ふれていただき、「改正の必要ない」という人の輪を広げたい。思いはそれだけです。

2011.10.21


(小野田正美さん・兵庫県)
2011.9.19

8月に成立した「放射能汚染がれき処理法」という特別法ですが、汚染レベルが高い放射性物質を全国にばら撒くというものです。議員立法で成立し、内容をほとんど公開されていませんが、憲法で言うところの生存権の侵害と指摘するのは突飛でしょうか? 環境省令で法律の実行をするとなっていますが、原子力安全委員会の意見で省令が決まるのもおかしいです。原子力安全委員会は、多くの市民の財産権と健康に生きる権利を侵害したのに、どこからも訴えられず、環境省令を決める権力をもっているのも理解できません。憲法で守られる基本的人権は、今の日本ではないがしろにされていると感じます。


(新64期司法修習生、7月集会実行委員)
2011.7.7

こんにちは。
私たちは、新64期司法修習生、7月集会実行委員です。

世の中には、様々な人権課題、社会問題が数多く存在しています。
そのような人権課題、社会問題に焦点を当て、修習生が主体となって、現場の第一線で活躍されている方々を講師としてお招きして、参加者のみなさんと情報を共有し、みんなで学び、一緒に考えていくイベント、それが7月集会です。これから法曹になろうとする修習生・法科大学院生など多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
今日から、皆さんに、7月集会についての情報をお伝えしていきたいと思います。
また、興味のある方は、ぜひ、ホームページをご覧ください。

まず、今日は全体会についてお知らせします。
全体会とは、7月集会の参加者が全員で、ある1つの人権問題について共に学び考えるシンポジウムです。
全体会のテーマは、その年の7月集会の「顔」となる統一テーマです。
例年、著名なゲストスピーカーをお招きしパネルディスカッション形式でいろいろなご意見を伺ったり、寸劇を交えたり、司法修習性が実行委員として創意工夫を凝らして、テーマとなる人権問題について勉強しています。
これまで、人権問題について勉強したことのある方はもちろん、全く勉強したことのない方も、ぜひこの機会にお気軽に参加してみてください。

本年度のテーマは"自殺社会を見つめる〜今法律家にできること"を予定しておりましたが、
3月11日の地震を経験し、急遽,震災問題を全体会のテーマとして取り上げることにしました。
「未曾有の災害に対して、法律家として何ができるのか。何をすべきなのか。」という問いを、多くの仲間が抱いたからです。

そこで本年度の全体会は

「東日本大震災 - いま、法律家にもとめられること」

となりました。
震災に対し、どのように法律家が関わっていくのかを、私たち自身が考えていきたいと思っています。
皆さんも、私たちと一緒に学び、考えていきませんか?

7月集会実行委員一同


(北海道 Iさん) NEW
2011.7.4

「東電原発事故被災者の苦悩と怒り(中里範忠さん(20キロ圏内の被災者))」を読んで

 私は阪神淡路大震災の被災者である。当時、大学卒業後に入社した海運会社も破壊され、友人知人の不幸にも数多く遭遇した。そして今年3月の未曾有の災害。未だに遅々として進まない福島原発事故処理、震災復興の状況を見ていても、規模は確かに阪神以上であり、ましてや原発事故までもが複合的に発生したことなどによるのかもしれないが、あまりにも遅すぎるし、そこに住む人の命の危機、不自由から救い出して差し上げようという懸命の姿勢がいまひとつ伝わってこない。それよりも、原発のこの先をどう方向付けるかということばかりに躍起となっている感がする。人、国民があっての国ではないのか、人があっての成長、利便性の追及ではないのか? 国会議員にしても一言目には「国のため、国益のため」と発言するが、所詮は国も国家も枠組みでしかないはずだ。まず一言目には「国民のため、一人ひとりの命のため」というべきではないのか。人権を口にすると冷ややかな目線を注がれる国、日本。一日も早く被災地の命が最優先されるように願ってやまない。

「浦部法穂の憲法時評 − 民主主義と独裁」を読んで

 国旗・国歌については国民なのだから当たり前に掲揚し、歌うことが当然だと考えてきた。憲法を遅蒔きながら学習し、思いをはせ、この度浦部教授のお話を読ませていただいて、改めてその幼少からの考えが偏ったものであったことに気付かされた。権力が立法によりこんなことまで強要してはならない。歌いたければ歌えばよい、敬いたければ敬えばよいのだ。でも小中高の行事において、先生が歌わなければ、示しがつかないという問題もあろう。難しい。いや、考えてみると行事に国旗や国歌をという風習そのものを見直してもいいのかもしれない。自由であってよいという教育を優先し(他者への迷惑を基礎とする自由は論外)、ひとつにまとめよう、統制させようという意識を我々が変化させることも重要なのかもしれないと感じた。

●法学館憲法研究所HPについて

 憲法や人権などに興味を持ち、勉強させていただいております。特に浦部先生のお話をいつも興味深く拝見させていただいております。私の周りでもつくづく感じることですが、ほとんどの国民は憲法というものは何か、まったくわかっていないといっても過言ではありません。事実、私も20歳後半までそういう状況でした。なんとなく、わけもわからずに「憲法はかえたほうがいいんやないの」といった空気の議論が大勢を占めていることに危うさを感じています。もちろん、絶対に変えてはいけないとは思っていません。国民一人ひとりが、憲法というものを十分に理解したうえで、議論されつくし、改正するのであれば、その可能性は否定しません。憲法といえば9条の話題に終始する国民、なんとなくアメリカに押し付けられたという漠然とした感覚で改憲を選択する国民、そんなことだけで憲法改正議論に突入するのはおかしい。しっかりと学習してからでないと判断など出来るわけはない。義務教育ではなぜもっと真剣に憲法を教えないのかだろうか、公民という教科はなぜ授業数が少ないのか? 権力の求める国民像が透けて見えてくるようだ。一人でも多くの人が憲法というものを正しく理解するうえでも、このようなHPの存在は重要だと思う。伊藤塾長をはじめ、憲法行脚など精力的にご努力されている方もおられるが、国民に憲法について耳を傾けてもらう機会をどんどん増やしていってほしい。


(東京都 Sさん) NEW
2011.7.4

「『きみはサンダーバードを知っているか』を知っているか?」愛敬浩二さん(名古屋大学大学院法学研究科教授)を読んで

 東日本大震災での自衛隊の活躍は誰にも否定することが出来ません。
 日本のあり方を変えてしまおう、という勢力は虎視眈々と機会をうかがっており今回の東日本大震災という「有事」を一つの足がかりとして自衛隊や防衛力などを積極的に認めようとする動きは大変懸念すべき事柄です。
 ところが、マスメディアではそうした観点から論じることは無くいたずらに放射能の安全性と国会のドタバタを伝えるばかり。
 久しぶりに筋の通った文章を読んだ気がしました。

「浦部法穂の憲法時評 −民主主義と独裁」を読んで

 私の知人にも大阪府知事らの動きへの懸念を指摘する声があります。
 ところが、浦部さん指摘の通り、これは「民主主義の結果」だということを私たちはいまいちど、冷静に、客観的に向き合う必要があると考えさせられました。
 「民主主義」というシステムが常に正しく機能するわけではなく私たち一人ひとりの政治への向き合い方、はては生き方が問われています。


(岐阜県・桜井邦彦さん)
2011.6.27

湖東京至さんの【今週の一言】「最大の不公平税制、消費税を震災復興財源にあててはならない」は、おおいに参考になりました。
経団連などの財界が消費税増税を後押ししている理由も理解できます。
「輸出還付金制度」について、マスコミなどがもっと取り上げないのが不思議です。

「トヨタ、ホンダ、日産、パナソニック、キャノンなどの巨大輸出企業は、下請に払ってもいない消費税を払ったものとして」という記述は、下請けが大企業に納入する物・サービスの価格に消費税分を完全転嫁できないということを言っているのでしょうか? そうだとすると、ここのところが日本の「消費税」の巧妙なところのような気がします。


(福島県・水野秀治郎さん)
2011.4.25

浦部先生の「復興に向けての原理原則」を読み進めるうちに涙が溢れてきました。
恐縮ですが、学者の表現は無機質であり脳に伝わっても心には届かずが多い中、浦部先生の「憲法時評」は今までの先生の穏やかさ、温かさに加え更に心に響きました。
憲法13条 −個人の尊重− 。憲法の解説はできても「一人ひとりを大事にする」この意味を伝えることが
できるのは、心を痛めた本人でなければできないと思うのです。
最高指揮官をはじめ政府関係者・東電トップ・役員総ての皆さんに、心静かにお読みいただきたいと願います。


(東京都・成瀬功さん))
2011.3.14

土肥信雄著「それは、密告からはじまった」(「七つ森書館」)に思う          

1、「土肥裁判」と日本の司法の問題点

 日本の司法が、日本の民主主義の柱である三権分立の一翼を担う独立機関として機能しているのかと疑問を持つことが多い。日本の裁判官の実態はほとんど明らかになっていない。
 憲法は国民が時の政府に向って発する命令である。法律は時の政府が国民に向かってする命令である。憲法は、法律に優先する。政府の法律が憲法に合致しているかどうかを最高裁判所は国民に代わってチェックするのが本来の仕事である。
 最高裁判所の裁判官たちは、政府が作る法律が、それは憲法の下位概念ですから、国民に代わって憲法に合致しているかどうかを国民に代わって審査するのが本来の仕事である。
ドイツと比較すると、違憲判決の数 日本・8件 ドイツ・500件以上。 裁判官数 日本・2,850人 ドイツ・22,100人。行政訴訟の数(年)日本・1250件 ドイツ約22万件 行政訴訟上原告(市民)勝訴率日本・2〜3% ドイツ10%以上である。 
 ドイツでは、違憲判決は500件以上出されている。しかし、違憲審査を日本はなきに等しい。8件しかない。行政府、立法府の暴走を審査しチェックする気概は裁判官に少ない。本来なすべき仕事をしていない。

続きはこちら(PDF)

 


(東京都・阿部敏勝さん)
2011.2.28

新防衛大綱が昨年12月の閣議で決定され、日本の防衛の基本的な考え方を、国土防衛のための「基盤的防衛力」から自衛隊の海外派兵をも含む「動的防衛力の構築へ」と大転換する方針が打ち出されました。政府の閣議決定にあたっては、国会を含む公開の場での議論は殆んどありませんでした。そこで思い出されるのが伊藤真先生の本『憲法の力』です。
伊藤真先生が書かれた『憲法の力』によりますと「みんなが話し合う、みんなで議論する、何が正しいかを考える、これが法の世界の基本であり、民主主義の基本」とうことです。ところが日米安保条約並びにこれに附随する「地位協定」「共同声明」「ガイドライン」「ロードマップ」等はいずれも日本国民に対して権利の制限、義務の発生を伴うものであるにも拘わらず、前記の通りこのことについても国会で十分な検討がおこなわれていません。
それは近代的民主主義国家の一員である私達にとっては屈辱的なことです。憲法と日米安保条約の内容上の整合は勿論、形式的要件に就いても、法治国家らしいやり方を政府に対して求めてゆかなければなりません。

参考資料
『憲法の力』(伊藤真著、集英社新書)
『日米安保条約QアンドA』(岩波書店)


(福島県・水野秀治郎さん)
2011.2.7

小沢一郎氏を擁護するわけではないが、起訴イコール犯罪者とも受け取られる報道・論評、更には、離党・議員辞職・出所進退を求めた政治家等この風潮はいくら公人だから議員だからとは言っても、公正・平等・中立から考えて見ても行き過ぎではないか、人権侵害に抵触しまいかと考えます。最高裁において最終判決が確定しない限りは、推定無罪であるとしている憲法理念はどこかに吹き飛んでしまっているこの現実を、ただ憂います、などと安易に言葉にしたくありません。報道関係も政治家も評論家たちもこぞって小沢バッシングが正論のごとく国民を煽り立てるこの現実は異常ではないでしょうか? まずやることは、今回の小沢氏の件を最後にして、長年ぐだぐだと時間と税金を浪費していた「政治と金」に決別する明確な罰則を規定した強烈な政治資金規正法を1年程度で法制化することです。その後押しは国民が強く行動することと思います。チェニジア・エジプト・中国のような暴徒化は望みませんが、残念ながらそのエネルギーが今の国民にはありません。2〜3年後に日本経済が崩壊するとした警告が現実化を呈したそのときには、すでに遅いのです。もっと政治家がやるべきをやってくれないと新たな経済戦後になります。どうして日本人は喉下過ぎればなんとやらで、お気楽国民なのでしょう。だから政治2流とも揶揄されるのですね。やはり中学・高校から憲法と向き合う教育は大切であり、そして意欲ある社会人・政治家・役人等になっていってもらいたい。物つくりも大事ですがやはり国には人づくりもお願いしたいものです。その意味で貴研究所の若人への取り組み理念を評価し尊敬致します。


(東京都・近藤敬寿さん)
2011.1.17

ご紹介いただきました「武士の家計簿」の感想です。
下級武士の親子が「算用もの」として、ソロバン力(算盤力)で生き延びる姿が今の時代にヒントをくれるようです。
加賀藩の財政においても猪山家の家計においても、武力やドンパチではなく、ソロバンをはじくパチパチの経済力ヒトスジで行く。
いわば「剣力」でなく「倹約力(economy)」で生き抜く姿が、すがすがしくもあり涙も誘います。
絵に画いた鯛ーーエダイーーで、息子の4才の祝宴を盛り上げるーー「鯛じゃ、鯛じゃ、絵で鯛、メデタイ、メデタイ」。
この場面では、泣き笑いです。
この息子が、開国を迎える明治政府にあってソロバンのバリキ(馬力)を発揮する。
いわば、ソロバンバカ(馬鹿)が育てた息子が、ソロバン馬力を発揮する時代が開く。
それにしましても、質素な気品をたたえる屋敷のたたずまいに懐旧の念を禁じえませんでした。
座敷や縁側の姿かたち。かまどや水瓶が生き生きと蘇る画面。
忘れそうになりながらも脳裏にこびりついている原風景、原点を見せてもらい、感動しました。
この質素な画面の背景に流れるのは、華々しい武力を捨てて地道な経済力で道を開く思想と思われます。
これは、日本国憲法の源流を成すものと言えるのではないでしょうか。
なお、憲法の源流と申せば、上映中の別の映画「Robin Hood」では 「liberty」 の語が飛び交っていました。
強者の不正からの自由(liberty)を求める思想は、「武士の家計簿」の背景にも感じられましたが、
「Robin Hood」で 「liberty」を求める人々の声を聞いたときには、
これがはるばると時空を超えて、日本国憲法までたどり着いたのか、思いを新たにしました。
さすがに「Magna Carta」(1215年)を生んだ12−13世紀の物語だと感心しながら、
憲法97条の「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって...」
を思い出しました。




 

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